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ラッセル、F1パドックの健康問題に警鐘「1年で24戦に参加することが持続可能だとは思わない」

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ラッセル、F1パドックの健康問題に警鐘「1年で24戦に参加することが持続可能だとは思わない」

 ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、2023年シーズンが終幕に近づくにつれ、F1チームのメンバーたちが疲労と体調不良に悩まされていたことに触れ、2024年に予定されている全24戦のF1カレンダーは持続可能なものではないと語った。

 2023年シーズンのF1を転戦し続けたスタッフたちの過酷さは、初開催のラスベガスGPでピークを迎えており、その翌週にはアブダビでのシーズン最終戦が控えていた。ラスベガスのF1パドックは、3日間にわたりきつい12時間シフトが組まれており、翌週のヤス・マリーナのパドックでは疲労による体調不良が蔓延していた。

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 2024年、F1のスケジュールは全24戦に拡大し、第22戦ラスベガスGP、第23戦カタールGP、第24戦アブダビGPへと至る、過酷なトリプルヘッダーでシーズンを終える予定だ。

 しかしパドックでは、2023年シーズン終盤にひどい疲労と、体調不良が蔓延したことを考慮し、第22戦ラスベガスGPと第24戦アブダビGPの間に休息を設けるべきだと、F1に対するプレッシャーが高まっている。

 メルセデスのラッセルは、2024年に全24戦が開催される現在のスケジュールは持続不可能であり、スタッフがすべてのレースに参加するものだと期待すべきではないと考え、レースに携わるスタッフがグランプリの現場に入ることができる回数を規制することは、彼らの健康とウェルビーイングを確保するためにはプラスになると語った。

 しかし、各チームではF1の予算制限に伴う人員削減が行われているため、そのようなプロセスを導入するのは困難だと思われる。「ドライバーたちはこのパドックのひとりひとりから最高のものを受け取っている」とラッセルは語った。

「僕たちは移動方法ではとても幸運な立場にいる。でもパドックにいるみんなについては、病気のメカニックがたくさんいるし、エンジニアのオフィスの人たちも絶え間なくタイムゾーンが変わることに本当に苦労している。身体は自分がどの場所にいるのかわかっていないし、食事の時間はバラバラになる。異なるホテル、環境、気候のなかに滞在することになる」

「身体は混乱してくるよ。来年に向けた話し合いが行われている。スタッフがすべてのレースに参加できないように規制することについてだ。これはいいことだと思う」

「4千人の人々が1年で24レースに参加することが持続可能だとは僕は思わない。地理的なことを考えると、まったく妥当ではないしね」

 このラッセルのコメントは、“ひどい”体調で臨んだアブダビGPの後に語られたものだ。ラッセルはアブダビGPを3位でフィニッシュするまで、“ひどい咳”に悩まされていたという。

「あの時はおそらく1周に4回は咳をしていた。ひどい状態だったね」とラッセルは説明した。

「この2週間はとても体調が悪かった。まずラスベガスでは高熱が出て眠れず、ただ気分が悪かった。そしてマシンのなかでもひどい咳が1週間ずっと続いた。毎周咳をしていたけど、マシンに縛り付けられているから息ができなくなる。咳を止めるために深呼吸ができないんだ。だから僕は常に咳をしていたんだよ」

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