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“もう手放せない!?” トヨタ「ノアヴォク」ホンダ「ステップワゴン」など新車に備わる「便利機能」 “ボタンひとつで駐車” 時代に合わせ進化

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“もう手放せない!?” トヨタ「ノアヴォク」ホンダ「ステップワゴン」など新車に備わる「便利機能」 “ボタンひとつで駐車” 時代に合わせ進化

■もう手放せない!? 便利すぎる「クルマの機能」とは

 2022年は各自動車メーカーからさまざまな新型車が登場。
 
 例えばトヨタ「ノア/ヴォクシー」、ホンダ「ステップワゴン」、日産「エクストレイル」マツダ「CX-60」などが多種多様なモデルが発売されています。
 
 新型モデルは従来に比べてより機能面やあらゆる性能が充実しており、便利な機能が多く搭載されています。
 
 またメーカーを問わず、各モデルの機能には、ドライバーの安全性や利便性を高めてくれるという共通性もみられます。
 
 ではどういった便利機能が搭載しているのでしょうか。今回はふたつの機能について紹介します。

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●利便性に焦点があてられた「自動駐車および視覚サポート機能」

「駐車させるのが難しい」とクルマを運転する多くの人が一度は感じたことがあるかもしれません。

 クルマを運転する以上、駐車は必ずおこなわなければなりませんが、家の駐車スペースにせよ、屋外の駐車場にせよ、建物内の立体駐車場にせよ、駐車というゴールは同じです。

 それをドライバーがより安全に操作しやすくなる手助けをするのが「駐車サポート機能」です。

 ノア・ヴォクシーには「アドバンストパーク」、ステップワゴンには「Hondaパーキングパイロット」、エクストレイルには「プロパイロットパーキング」という自動駐車機能が備わっています。

 この3車種に共通するのは、駐車時に車両の周囲の状況を視認でき、駐車を支援するというものです。

 従来は、バックモニターで車両後部の映像を確認できるものがほとんどでした。

 一方でノア・ヴォクシーに搭載するアドバンストパークを例に挙げると、まず駐車したいスペースの横に停車後アドバンストパークスイッチを押して駐車位置を確認。

 その後開始スイッチを押すと周囲を監視しながら、ステアリング・アクセル・ブレーキ操作をアシストして駐車を完了させるというものです。

 このほか区画線のないスペースでの駐車のアシストや、ハイブリッド車ではスマホ操作で遠隔に操作することも可能にしています。

 運転においてドライバーの死角になる場所はどうしても存在するものですが、この機能は後進や駐車が苦手なドライバーでもより円滑に操作することをサポートしてくれる機能といえます。

 なお、唯一CX-60にはその機能はありませんが、マツダもまた自動駐車機能の開発を進めていることが2021年の技術発表で明らかになっています。

●事故予防に焦点があてられた「踏み間違い防止機能」

 近年、アクセルとブレーキの踏み間違いによる建物の損壊や通行人・ドライバーの死傷事故の報道が人々の関心を集めるようになってきています。

 踏み間違いの原因が、不注意や操作ミスといった人為的な過失に求められることが多いことから、それをハードウェアからのアプローチで解決すべく、各社が新型車両に搭載している機能が、「踏み間違い防止機能」です。

 ノア・ヴォクシーであれば「低速時加速抑制機能」、ステップワゴンであれば「誤発進抑制機能」、エクストレイルであれば「踏み間違い衝突防止アシスト」、CX-60であれば「AT誤発進抑制制御」などが主な機能として挙げられます。

 それぞれ車種によって細かくは異なるものの、いずれも車両に搭載されたセンサーが障害物を検知し、衝突の回避あるいは被害軽減を図る機能です。

 例えばコンビニでクルマを駐車する際、コンビニ敷地内の駐車場が小さい場合や、ほとんどの駐車スペースにすでにほかのクルマが駐車されており間の走行スペースがかなり狭い場合もあるでしょう。

 また駐車するために何度も前進と後進の切り返しが必要な状態だと、普段から安全運転を心がけていたとしても、踏み間違いのリスクをゼロにすることは不可能といえます。

 クルマを運転する誰もが事故を起こす可能性=危険性を抱えていますが、この機能により、事故が発生する可能性が低くなるといえます。

※ ※ ※

 これら新型車両に搭載されている踏み間違い防止機能、駐車サポート機能ともにドライバー含め交通空間にいるすべての人々の安全性や利便性を向上させる機能となっています。

 ただ、各メーカーが必ず注意喚起をしていることがあります。

 前述の踏み間違い防止機能、駐車サポート機能とそれぞれの機能はあくまでドライバーの運転操作を支援するものであり、それを絶対安全=事故が起きない、と誤解してはいけないということです。

 どれだけ車両の安全性能が高まってもそれだけで完全に事故を防止できるわけではなく、ドライバーがいつも安全を心がけて運転することが厳守すべき基本です。

 このため、運転時は過信せず、安全運転を心がけるようにすることが大切です。

 このほか新型車には、上記の内容以外にも便利で安全な設備・機能が充実しているため、新車購入を検討している人は、各メーカーおよび車両のカタログを詳細にチェックするのが良いでしょう。

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