10月28日~11月5日に開催している東京モーターショー日産ブースに、セレナe-POWERが出品されました。e-POWERといえば2016年11月にノートへ設定されて以来大ヒットとなり、日産販売店の救世主となったモデル。それが元々ヒット車であったセレナに設定されるとなれば、2018年の台風の目となることは間違いなし。
会場では「2018年春に発売」とアナウンスされ、詳細については公表されませんでした。このモデルについて、販売店ではどのように伝えられているのでしょうか? お客さんからの問い合わせは? 全国のディーラーにパイプを持つ遠藤徹氏に調査を依頼しました。
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文:遠藤徹
■価格は300万~350万円で調整中
日産はセレナe-POWERを、2018年3月発表・発売を目指してスケジュール調整を進めている。
日産は2017年9月に完成検査の不備問題が2度にわたって明らかになり、10月下旬から2週間程度の出荷停止を行っている。この問題は新型車の投入時期にも影響を及ぼしており、国土交通省による処分の行方次第では、セレナe-POWERの発表発売をさらに先送りして、2018年度の4月以降にずれ込む可能性もある。
ただ発表時期が遅れるにしても2018年前半までに発売されるのは間違いない。
同パワーユニットは人気モデルのノートe-POWERに搭載されているユニットと基本的に同じだが、車重の嵩むセレナはモーターの大型化でよりトルクフルな走行フィールを備えた仕立てとしている。運転がラクなワンペダル走行や自動運転アシストのプロパイロットも標準装備する。
上級のハイウェイスターを中心に標準タイプのXにも設定される見込み。消費税込車両本体価格はベースモデルに対して40万~50万円のアップで車両本体価格300万~350万円程度に設定すると思われる。
日産販売店各社は(ノートe-POWERの大ヒットでも明らかなように)セレナe-POWERも引っ張りだこの人気になると期待する向きが強い。首都圏日産系列店各社によると「すでに発売時期、パワーユニットの内容、設定価格、事前予約の開始時期などについての問い合わせが殺到している」という。
ヴォクシー/ノア/エスクァイア、ステップワゴン・スパーダの各ハイブリッドモデルがライバルとなるが、モデル別販売台数では再びトップセラー獲得を目指すことになりそうだ。
■証言1「ライバルよりもトルクフル」郊外ディーラー営業マン
セレナの既納ユーザーが中心だが、ライバルのヴォクシー/ノア/エスクワイア、ステップワゴンなどライバル車のオーナーからも問い合わせが相次いでいます。セレナe-POWERの存在がネットで紹介され、10月28日から東京モーターショーに参考出品されてから、急に「セレナ目当て」の来店者の数が増えています。
ライバルのハイブリッド車のオーナーは加速性に物足りなさを感じている声が多いようですが、そのいっぽうでセレナe-POWERはトルクフル。なので、その点は満足して貰えるはずだからウリになると思います。
セレナシリーズの販売の半分以上をe-POWERで占められ、トータル前年比20%あまりの上乗せ販売を目指したいです。
■証言2「立ち上がりは受注が殺到」首都圏ディーラー店長
歴代セレナのオーナーからの問い合わせが最も目につく。発売になればすぐにでも買いたいと持ち望んでいるお客さんは多い。
東京モーターショーに参考出品しているので現物は分かっている。それにメカニズムや乗り味などの内容はノートe-POWERやリーフで理解できているので、事前の予約段階でかなりのバックオーダーが集中するのではないかと予想している。
来年早々にネットでおおよその商品内容が紹介され、ティザーキャンペーンをスタート、2月に入り車両本体やオプションの価格を決め、事前予約の受付を開始することになるだろう。
ノートe-POWERは「加速時のエンジン音がうるさい」といった課題があったが、セレナではコストアップがそれほどシビアではないので、静粛性にはかなり配慮していると思う。
立ち上がりは相当受注が集中すると思うので、供給態勢がスムーズになることを願っている。
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