2023年12月13日、スズキは新型スイフトを発売しました。また追って2024年1月17日には5速MTモデルも発売予定という、スズキの主力コンパクトカーを実際に見て感じた「スイフトを選びたくなる」装備を紹介します。また、これに連動したYouTube動画もアップしておりますので、そちらも併せてご覧ください。
開発に7年の歳月をかけたこだわりのボディカラーを新設定
新型スイフトは、グローバル展開を開始したスイフト(2004年登場)から数えると4代目となります。ここまで長い間、世界中で愛されている理由のひとつにスタイリッシュなデザインが挙げられます。ですが新型ではその雰囲気に加えて、より先進的なイメージを持たせる洗練したデザインに生まれ変わりました。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
この先進的なイメージと調和する鮮やかなボディカラーのひとつとして採用されたのが新色の「フロンティアブルーパールメタリック」という外装色です。これは、高度な塗装技術を駆使して鮮明な「青」を表現したボディカラーですが、なんとこれを市販モデルに採用するための品質基準に満たすために、7年もの歳月がかかったといいます。
それだけこだわりぬいた新色は、この新型スイフトのもつイメージと合致します。つまり「新世代」を感じさせるまったく新しいデザインと、ボディカラーの融合です。実際にその色を目の当たりにすると、たしかにどこから見てもはっきりと鮮やかな、特有の色を放ちます。それはたとえ日陰や雨といった暗い環境下であっても、その色味は存在感を損なうことはありません。
これだけこだわりの強いボディカラーをもつスイフトは、それだけで選択する価値があるかもしれない。そう思うほどに魅力的な色でした。
トップクラスの先進安全装備を満載したスマートコンパクトカー
スイフトはスタイリッシュなデザインに負けない「走りの良さ」も人気の秘訣ですが、先代スイフトのモデルライフは7年と長く、その間に先進安全技術は目ざましい進歩を遂げました。そのため、この部分において他の追随を許してしまった状態でもありました。
そこで、新型スイフトでは先進安全装備の大幅なアップデートが行いました。最上級グレード「MZ」には電動パーキングブレーキが採用され、全車速追従クルーズコントロール(停止保持機能付き)が搭載されました。またレーンキープアシストやアダプティブハイビームシステム、右左折時の交差点衝突回避支援ブレーキなど、スズキが現在持つ最新技術がてんこ盛りになっているのです。
さらに純正のナビゲーションシステムを選択すると、ドライバーモニタリングシステムが付帯します。これは眠気や居眠り、脇見運転に至るまでドライバーを監視して必要に応じて警報を行うもので、これによって予防安全が強化されています。
「スイフトは見た目カッコ良いし走りも好きだけど、安全技術が寂しいな・・・」と思っていた方には、ぜひこの点に注目してほしい。そう思える安全装備の進歩も新型スイフトの特徴です。
大きさは変わらず小さいのに、荷室も後席も余裕十分
スイフトのボディサイズは全長3860×全幅1695×全高1500mmと、他のコンパクトカーたちを見てもかなり小ぶりです。特に全長は4mを大きく下回っています。スポーティな装いのために、室内空間は犠牲にされてしまっていると心配になる方も少なくないでしょう。
ですが新型スイフトは、先代からほとんど変わらないボディサイズでありながら、ラゲッジスペースの使い勝手を大きく向上しています。例えばトランク開口高が+25mm、開口地上高は−15mm、ラゲッジルームの幅は15mm拡大するなど、若干ですが大きくなっています。そしてこの「若干」が実は大きな変化をもたらしているのです。
実際に機内持ち込みサイズのスーツケースを入れてみましたが、開口部の広さによって積み込みはとても楽なものでラゲッジルーム幅の拡大によって余裕でスーツケースが2個積むことができる大きさであると実感できました。
そして、さらに驚いたのは後席の居住性です。先代と広さは大きく変わっていないのですが「あれ、こんなにスイフトって後ろの席広かったんだ」と再認識したほど必要十分以上の空間が確保されていました。特に良いと思ったのは、足のつま先を運転席シートの下にすっぽり入れることができるという点です。これで実際のニールーム以上の広さを感じることができました。
ただしマイルドハイブリッド搭載車では、助手席シート下に小型バッテリーが収納されており、助手席側後席に座る人のつま先がそれにあたってしまう点はちょっと残念です。
いずれにしても、新型スイフトはボディサイズから想像する以上に「使える」荷室と後席空間を持ち合わせていました。そして、スタイリッシュなエクステリアデザインが車内にもたらすネガポイントはほとんどないと感じました。
自分の体格にピタッとはまる運転姿勢を取れるドライブポジション
運転席に座ってみて良いと思った点がドライブポジションの取りやすさです。まず足元の空間が広いので、左足を置くフットレストもたっぷりしています。またシートは欧州コンパクトカーのように大柄で体を包み込んでくれます。
そしてハンドル調整の豊かさです。チルト(上下)はもちろん、テレスコピック(前後)の調整幅が大きく確保されています。実はコンパクトカーセグメントは、今でこそチルト&テレスコピックのハンドルを採用するモデルは増えましたが、それでもなお調整幅が狭くセンターメーターがハンドルに被ってしまって見づらい、なんてこともしばしばあります。
けれどスイフトのドライブポジションの調整幅は広めです。したがって最低な運転姿勢を確保することができるのもスイフトの大きな特徴と言えます。
新型はあえてスイフトを選んでみたいと思わせる仕上がりだった
スイフトの内外装を見てきましたが、小柄なボディサイズと凝縮感、スポーティなデザインの融合はは新型になってより洗練されたものになり、使い勝手の良さは向上し、室内の広さは拡大しています。さらに運転に適した運転姿勢をより確保しやすくすることで、スイフトが持つ魅力を最大限引き出すことができる運転環境も備わっています。
数多くあるコンパクトカーから「あえてスイフトを選びたい」と思わせる魅力に富んだ新型スイフトは、2024年以降も要注目のモデルであることは間違いなさそうです。
より細かい新型スイフトの内外装チェックはYouTubeで観よう!
今回、ここではお伝えしきれなかった細かなポイントも含めた新型スイフトの注目点や魅力を紹介する動画をYouTubeで公開しています。また動画内では、ドライブのお供に紙カップのコーヒーやラテなどを飲む方たちへ向けたドリンクホルダーチェックも必見です。
スズキ スイフト ハイブリッドMZ 主要諸元
●全長×全幅×全高:3860×1695×1500mm
●ホイールベース:2450mm
●車両重量:950kg(2WD)/1020kg(4WD)
●エンジン種類・排気量:直3DOHC+モーター・1197cc
●エンジン最高出力:60kW(82ps)/5700rpm
●エンジン最大トルク:108Nm(11.0kgm)/4500rpm
●モーター最高出力:2.3kW(3.1ps)/1100rpm
●モーター最大トルク:60Nm(6.1kgm)/100rpm
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:FF/4WD
●WLTCモード燃費:24.5km/L(2WD)/22.7km/L(4WD)
●タイヤサイズ:185/55R16
●車両価格:216万7000円(2WD)/233万2000円(4WD)
[ アルバム : スズキ スイフト はオリジナルサイトでご覧ください ]
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みんなのコメント
「最適」の間違いか、それとも運転席のシートをすごく低く出来るって事かな?
パワーは違うけど、GRヤリスの半額近くで買えるんだからコスパ高いよね!
今、ヴィッツGs’乗ってるけど、スイスポの新型出たら欲しい‼︎