かつては「危険」とまで称されるほどの軽自動車も存在した
最近の軽自動車は、乗用車並みの装備を備えたモデルも多く、もはや下手なコンパクトカーよりも装備の面でも価格の面でも上まわっている車種も少なくない。
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一方でスポーティーなモデルと言えば、ホンダのS660、スズキ・アルトワークス、ダイハツ・コペンくらいのラインアップに留まっており、どれも扱いやすさはあるものの、ノーマル状態ではやや刺激が足りないというのが正直なところ。
そこで今回は、過去にリリースされた軽自動車ながら危ういほどのスポーティーさを持ち合わせていたモデルをピックアップしてご紹介したい。
1)三菱ミニカダンガン
当時の三菱のボトムラインを担っていた今は亡きミニカ。1989年に登場した6代目モデルに設定されたホットモデルが「ダンガン」である。軽自動車の規格が660ccになる直前に登場したモデルということもあり、排気量こそ550ccだったが、自主規制値一杯の64馬力を発生するエンジンを搭載していた。
このエンジンがなんと国産量産車としては初となる5バルブのターボエンジンとなっており、その後のマイナーチェンジで660ccとなった際も5バルブエンジンが採用された。2代目ダンガンにも引き続き5バルブエンジンが採用されており、ミニカダンガンは全世代に渡って豪華な5バルブエンジンが搭載されたモデルだったのである。
2)マツダAZ-1
平成ABCトリオのAとしても知られるAZ-1は、現在に至るまで軽自動車としては唯一の採用例となるガルウイングドアと、FRPを多用した軽量なボディパネルが特徴的。エンジンはスズキから供給を受けたアルトワークス用のF6A型ターボエンジンをミッドシップに搭載していた。
当時の新車価格は約150万円と、少しプラスすればユーノスロードスター(170万円)が買えるほどで、実用性もほとんどなかったことから販売台数はそこまでではなかったが、“危険”とまで称されるほどのシャープなハンドリングとスーパーカー然としたルックスに憧れた(当時の)若者も多かった。
軽では異例のニュルブルクリンクでの走り込みを行ったモデルも!
3)ホンダ・ビート
先に紹介したAZ-1とともに平成ABCトリオのBを担ったのがホンダ・ビートだ。こちらもAZ-1と同じくミッドシップにエンジンをマウントするモデルであるが、ガルウイングドアを備えたAZ-1に対してビートはオープンモデルとなっていた。趣味性の高いモデルということを逆手にとって、センターコンソールを助手席側におよそ2cmオフセットさせており、ドライバー優先の室内空間となっている。
そして、ビート最大の特徴もまたエンジンだ。当時の自主規制値である64馬力を発生していた他社のスポーティモデルが軒並みターボエンジンだったのに対し、ビートは唯一NAエンジンで64馬力を達成している。NAエンジンで自主規制値に達したのは現在に至るまでビートのみであり、最大トルクこそターボ車に劣るものの、パワーバンドをキープして走る楽しさは数段上のレベルにあったのだ。
4)スバル・ヴィヴィオRX-R
アルトワークスやミラTR-XXといったライバルがひしめく軽ホットハッチカテゴリに飛び込んだヴィヴィオ。エンジンはターボを備えるライバル車とは異なり、実質的な先代モデルであるレックスから引き継いだスーパーチャージャーを搭載したものを採用していた。また、3気筒が主力だった軽自動車であったが、ヴィヴィオは4気筒エンジンを搭載していたという点も見逃せない。
開発においては軽自動車としては異例のニュルブルクリンクでの走り込みも行ったと言われており、高いシャシー性能も相まって高い戦闘力を持ち合わせていた。実際、サファリラリーにも参戦しており、一時はトヨタワークスのセリカをも上まわる総合4位を走行したほど。残念ながらその車両はリタイアとなったが、別のヴィヴィオがクラス優勝を果たしており、その実力は折り紙付きであった。
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