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フォード 小型の商用EVバン「Eトランジット・クーリエ」 欧州発売へ

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フォード 小型の商用EVバン「Eトランジット・クーリエ」 欧州発売へ

ベースは乗用車 欧州向け小型バン

フォードは、小型の商用バン「Eトランジット・クーリエ」を発表した。中型のEトランジット・カスタムと大型のEトランジットに並ぶ商用バンである。

【画像】フォード、商用EVの販売強化【Eトランジットシリーズを写真で見る】 全32枚

欧州で販売されるクロスオーバー車のプーマとプラットフォームを共有しており、ルーマニアの工場で生産される予定だ。

まずはエンジン車の「トランジット・クーリエ」が2023年第3四半期に投入され、プーマと共通の1.0Lガソリンと1.5Lディーゼルを使用する。その約1年後にEVが投入される予定だ。

また、乗用車タイプの「トルネオ」も登場し、欧州における低価格帯のEV専用車となる。

パワートレインなどの仕様詳細はまだ公表されていないが、EVはフロントアクスルに最高出力136ps、最大トルク29.5kg-mの電気モーターを搭載し、最高速度は145km/hとされる。100kWの急速充電で35分以内に10~80%の充電が可能だという。

デザイン責任者のアムコ・リーナーツ氏によれば、従来型に比べて「あらゆる面で大きく」なっているとのことだ。荷室は2900L(25%増)の容量を持ち、積載量はEVの場合で700kg(従来のディーゼル車より118kg増)、牽引力は750kgとされる。また、充電ケーブルやその他の小物を収納できる44Lのフランクや、オプションのロードスルーバルクヘッドにより、最長1.8mの長尺物を積載できる。

ダッシュボードは、フォードの最新乗用車ラインナップと同様のデザインを採用し、12.0インチのデジタルメータークラスターと、同じく12.0インチのセンタータッチスクリーンを備える。また、最新バージョンのインフォテインメント・システム「Sync」を搭載する。

その他、フォードは「タブレットやパッド、書類、そしてもちろん大切なコーヒーカップを入れるスペースなど、最適化された数多くの収納があります」と述べている。

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みんなのコメント

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  • フォードは無理でも、カングー / PSA以外にも選択肢増えてほしい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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