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日産エクストレイル 新型が欧州デビュー 日本未導入ハイブリッドも

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日産エクストレイル 新型が欧州デビュー 日本未導入ハイブリッドも

マイルドハイブリッドからeパワーまで

日産は、新型エクストレイル(X-TRAIL)の英国仕様を発表した。価格は3万2030ポンド(約530万円)からとなっている。

【画像】SUV激戦区の欧州でトップ狙える?【日産エクストレイルを欧州市場のライバルと写真で比較】 全89枚

英国向けには5人乗りと7人乗りを用意し、パワートレインは3種類のハイブリッドを設定。5つのグレードを揃え、来月発売される。

ベースモデルのエンジンはターボチャージャー付きの1.5Lガソリンで、マイルドハイブリッド・システムを搭載している。トランスミッションはCVTで、最高出力163ps、最大トルク30kg-mを発生する。可変圧縮ターボにより、最大17.0km/lの燃費を実現するという。

また、1.5Lガソリンエンジンを発電機とし、電気モーターで駆動するeパワー搭載車は3万4465ポンド(約570万円)から。エンジンは1600~4800rpmの回転を保ち、最高出力は204ps。ワンペダルドライブが可能な「eペダル」も搭載する。日産によると、燃費は最大20.6km/lに達するという。

ラインナップの最上位は四輪駆動の「e-4ORCE」システム搭載車で、価格は3万6665ポンド(約610万円)から。リアアクスルに電気モーターを追加したフルタイム四輪駆動で、0-100km/h加速7.0秒、燃費19.0km/lを達成する。

日産によると、e-4ORCEシステムは、フロントとリアのパワー配分を0.0001秒で変化させることができ、グリップを向上させるという。また、リアモーターの追加により、高度なブレーキ回生およびブレーキベクタリング・システムが加わり、より安定した走りを実現するとしている。

ファミリーに優しい中型SUV

スタイリングの大部分は、北米市場向けのローグ(Rogue)と共有している。ルノー・日産アライアンスのCMF-Cクロスオーバー・プラットフォームを大幅に改良したモデルとなっている。

ダッシュボードには12.3インチのスクリーンが2つ配置され、標準装備のアマゾン・アレクサ(音声コントロール)や10.8インチのヘッドアップディスプレイと連動。ドライバーが道路から目を離す必要性を最小限に抑える。

7人乗り仕様では、最後列の3列目シートは身長160cmまでの乗員に対応する。リアエアコンやUSBポート、リアドア内蔵のサンブラインドなど、子育て世代に優しい装備も充実している。

実用性に関しては、3列目シートをフラットに畳んだ状態で585Lのトランク容量を確保。2列目は60:40の分割可倒式で、中央のスキーハッチには長尺物の積み込みが可能だ。

ライバル多き激戦区

英国向けのエクストレイルは、3万2030ポンドの「ビジア」から4万2520ポンド(約700万円)の「テクナ+」まで、5つのグレードを用意している。最上位グレードにe-4ORCEや3列目シートなどを加えていくと、最も高価なもので4万8155ポンド(約800万円)となる。

新型エクストレイルのライバルとして挙げられるのは、スコダ・コディアック(3万3100ポンド~)やメルセデス・ベンツGLB(3万9765ポンド~)、ヒョンデ・サンタフェ(4万1445ポンド~)など、実にさまざまな車種がある。

エクストレイルの購入者の多くは、二輪駆動のeパワーを搭載した3万6530ポンド(約600万円)の中級グレード「N-コネクタ」を選択すると予想される。

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みんなのコメント

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  • せっかくのVCターボエンジンも、国内ではe-POWERに集中するために発電専用に特化されてしまっているのも、もったいないような。
  • 最近のニッサン、デザインが良くなってる
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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