トヨタ自動車は11月2日、「クラウン」に一部改良を施し、同日販売を開始した。今回の改良では、内外装の質感向上を図ると共に、安全機能を充実させ、商品力を高めている。
内外装の変更点としては、本革シートの採用車種を拡大し、従来の「G-エグゼクティブ」と「G-エグゼクティブ Four」に加え、「RSアドバンス」「RSアドバンス Four」「G」「G Four」にも本革シートを採用。また「RSアドバンス」「RSアドバンス Four」にスパッタリング塗装を施した専用の18インチアルミホイールを採用するなど、ホイールバリエーションを拡大した。
さらにボディカラーにプレシャスホワイトパール、プレシャスメタル、エモーショナルレッドIIの3色を新たに設定したのも新しい。
装備については、予防安全技術「トヨタ セーフティ センス」の機能を充実させた。具体的には、ドライバーの無操作状態が続いた場合に体調急変の可能性を踏まえて徐々に車両を減速させ、自車線内に停車する「ドライバー異常時対応システム」をトヨタ車として初めて採用。また、レーダークルーズコントロールに、AI技術によりカーブの大きさを推定し、ステアリングの切り始めで速度抑制を開始する「カーブ速度抑制機能」を採用した。こちらもトヨタ初採用となる。さらに歩行者や自転車の検知範囲も拡大した。
クラウンの価格は、489万9000円から739万3000円。
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みんなのコメント
外観ももうちょっとテコ入れして欲しかった。
とにかく、仮にも日本を代表する高級車なのだから、デザインと質感を高めてほしい。
会社と会社の駐車場の関係でクラウンをひたすら買い替えるしかない人間のぼやきです。