3月13日に行われた2020年WRC世界ラリー選手権第3戦メキシコの競技2日目を終え、各ドライバーたちからコメントが発表されている。
■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2デイリタイア
「出走順を考えれば、スタートはよかった。オープニングステージ(SS3)では非常にいい走行ができたと感じた。ハードにプッシュしてマシンからパフォーマンスを引き出すことができたよ」
「もう少しリヤグリップが欲しいと感じていたが、ランチタイムサービス中に行った変更のおかげで改善された。『エル・ショコラテ』の2度目の走行(SS7)後までは、僕たちは表彰台を争っていたんだ」
「続くステージ(SS8)はキャンセルされたけれど、僕たちは集中力を保っていた。残念ながら、『ラス・ミナス』の2度目の走行時(SS9)にマシンに何かが起きた。スタートして5kmほど進んだところでリタイアしなければならなかったんだ」
「チームにとっても、大きな不満の残る厳しい1日の終わり方だった。土曜日に復帰できることを願っているが、まずチームがマシンを調べる必要がある」
●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合4番手
「チームとして今日は本当についていない日だった。セカンドステージ(SS4)では多くのタイムを失って後退してしまった」
「ライン取りがワイドになってしまい、巨大な石にぶつかってリヤサスペンションが壊れてしまった。修理のためのスペアパーツは持っていたけれど、それでも完全に修復できたわけではなかったから、最後までなんとかたどり着いたという感じだ」
「幸運にも、そこまで多くのタイムを失ったわけではなかったけれど、難しい金曜日になった。明日は出走順が重要になる。順位をいくつか挽回できそうだから楽しみだよ」
●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2リタイア
「ラリー・メキシコがこのような展開になるとは予想していなかった。高い期待とともにスタートしたが、すでに『エル・ショコラテ』のステージ(SS3)でラジエーターパイプが緩むというトラブルが起きてしまった」
「僕は普通に走行していたけれど、十分に固定されていなかったんだ。修理して次のステージでハードにプッシュしようとしたが、残念なことにエンジンへのダメージがあって午後の走行でリタイアせざるを得なかった」
「こういうことは起こり得るんだ。WRCトップチームとは言え、僕たちは人間だし、チームとしても、ここから立ち直らなければならない。もちろん大きな期待を背負ってイベントに臨んだから、この結果を受け入れるのは難しいけれど、時にラリーというのはこういうものなんだよ」
■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合首位
「首位で1日を終え、本当にうれしく思う。とてもいい1日だった。今朝は、タイムは悪くなかったが、自信は十分にあるとはいえない状況だった」
「より快適に走れるようにといろいろなトライをするなかで、クルマのセットップを少し変更し、グラベル路面での走行距離を重ねていったことで、午後のステージではフィーリングがかなりよくなったよ」
「明日も長い1日だが、ベストな出走順を得られたから、そのアドバンテージを最大限に活かしたいと思う」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合3番手
「予想はしていたが、1番手でステージを走るのは本当に大変だった。それでも、全体的には悪くない1日だったと思う。クルマは非常に快調だった」
「エル・ショコラテのステージ(SS3/7)では、いいフィーリングを見つけることが難しかったが、それは非常に滑りやすい路面に原因があったのではないかと思う」
「そして、それ以外のステージについては、予想していた以上にいい走りができた。明日以降もできる限り攻め続け、自分に何ができるのかを見たいと思う」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合5番手
「1日を通して着実な進化が感じられ、自信を持つことができた。クルマをとても早く理解することができて、うれしく思う。やるべきことはまだ多くあるが、それでもいい1日だった」
「今朝最初のステージでは、どこでスローパンクチャーをしたのか分からなかったが、そんなこともある。しかし、スペアタイヤが1本しかなかったから、その後は少し慎重にならざるを得なかった」
「午後のループステージではよりクリーンに、速く走ろうと試みたところ、うまくいったよ」
■Mスポーツ・フォードWRT
●エサペッカ・ラッピ(フォード・フィエスタWRC)/デイ2リタイア
「(SS7の)フィニッシュにたどり着いて、マシンのリヤから火が出ていることが分かった。でもその時はどれだけ酷い状態か気づいていなかったんだ」
「とにかく、その場を離れてより安全な場所へ向かおうとしたんだ。でもブレーキが利かなくなったときにまだ燃え続けていると気がついた。できる限り素早くマシンを飛び降りたよ」
「原因は分からない。ステージでは何の問題もなかったし、実際いいタイムを出していたからね。順調に表彰台圏内を目指していたから、僕たちもチーム全体もひどく落胆している。でも全員無事だった。今はそのことが一番大切なことだ」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合2番手
「僕たちにとってトラブルなしのとてもいい1日だった。コーナーに飛び込み限界までプッシュし続けた。このレベルでバトルをするには、こういった戦いをする必要がある」
「明日は表彰台の座を守れるよう努めるよ。でも同時にマシンを確実にフィニッシュまで持ち帰りたいから集中して、今日発揮したいいリズムを引き続き刻んでいきたい」
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合6番手
「今日は自分のリズムを掴むことができなかった。それに自分が望む順位とはだいぶ離れてしまった。期待していたスピードを出すことができなかったんだ」
「でもテーム(スニネン)はマシンに速さがあることを証明したから、悪いのは僕のなんだよね。今の目標は改善に集中して、多くのポイントを獲得してマシンをフィニッシュまで持ち帰ることだよ」
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