フォルクスワーゲンが新型コンパクトSUV「T-Cross」のカタログモデルを日本で発売。グレードはTSIスタイルとTSIアクティブの2種類を設定。TSIスタイルにはデザインパッケージを用意
フォルクワーゲン・グループ・ジャパンは2021年3月2日、コンパクトSUVの新型「T-Cross(ティークロス)」のカタログモデルを発売した。車種展開はTSIスタイル(303万円)とTSIアクティブ(278万円)の2グレードで構成している。
第8世代の新型フォルクスワーゲン・ゴルフが日本での先行受注を開始
新型T-Crossの特徴を、改めて紹介しよう。フォルクスワーゲンのSUVファミリーのなかで最小クラスのモデルで、キャッチコピーに“TさいSUV”を掲げるT-Crossは、フォルクスワーゲンの生産モジュール方式「MQB(Modularer Querbaukasten)」を採用し、このクラスで最小レベルのコンパクトなボディでありながら、広々とした居住空間と荷物を豊富に積載できるラゲッジスペースを両立した、実用性の高いパッケージングを実現したことが訴求点である。
エクステリアについては、最新のVW流デザインを具現化したうえで、SUVらしいスクエアで力強いルックスを創出。具体的には、存在感のあるボンネットにヘッドライトと一体化したワイドなラジエターグリル、ボディサイドを水平に走るキャラクターライン、力強くパワフルな造形に仕立てたショルダー部、横幅一杯に広がるブラックトリムフレームを備えたリフレクターバンドを組み込む個性的なリアセクションなどを特徴とする。ボディサイズは全長4115×全幅1760×全高1580mm、ホイールベース2550mmに設定した。
インテリアに関しては、最大5名の乗員がリラックスできる広々としたキャビン空間に、高い着座位置により良好な前方視界を確保したフロントシート、最大14cmの前後スライドと6対4分割可倒機構を備えたリアシートなどを組み込む。また、ラゲッジスペースはクラストップレベルの455リットル(後席使用時)~1281リットル(後席フル可倒時)を実現した。一方、機能面ではVolkswagen純正インフォテイメントシステム“Ready 2 Discover”やモバイルオンラインサービス“We Connect”および“We Connect Plus”などを標準装備。また、デジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro”とスマートフォンワイヤレスチャージングがセットとなったテクノロジーパッケージ(7万1500円)、Volkswagen純正インフォテイメントシステム“Discover Media”とETC2.0対応車載器がセットとなった“Discover Media”パッケージ(14万3000円)をオプションで用意した。
これら新進の内外装デザインに加え、TSIスタイルではより個性を際立たせるデザインパッケージ(12万1000円)を設定する。基本カラーにブラック、オレンジ、グリーンの3色をラインアップし、このカラーでドアミラーやアルミホイール、ダッシュパッド、シートファブリックなどを彩った。足もとには7J×18アルミホイール(5ダブルスポーク)+215/45R18タイヤを組み込んでいる。
パワーユニットには1.0TSIの999cc直列3気筒DOHC12V直噴インタークーラー付ターボエンジン(116ps/5000~5500rpm、200Nm/2000rpm~3500rpm)を搭載。トランスミッションには7速DSGを組み合わせ、前輪を駆動する。また、自動的にアイドリングをストップする“Start/Stopシステム”やバッテリーへの充電を効率よく行う“ブレーキエネルギー回生システム”などで構成する“BLUE MOTION TECHNOLOGY”を組み込み、燃費性能はWLTCモードで16.9km/リットルを達成した。一方、懸架機構には専用セッティングの前マクファーソンストラット/後トレーリングアームを採用し、シューズにはTSIスタイルが6.5J×17アルミホイール(5スポーク)+205/55R17タイヤを、TSIアクティブが6J×16アルミホイール(5ダブルスポーク)+205/60R16タイヤを装着している。
安全運転支援システムの充実化もT-Crossのトピックだ。全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール“ACC”(TSIスタイルに標準、TSIアクティブにオプション)、スタティックコーナリングライト、ドライバー疲労検知システム“Fatigue Detection System”、プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”(歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能付)、プロアクティブ・オキュパント・プロテクションなどを採用。また、レーンキープアシストシステム“Lane Assist”やハイビームアシスト、駐車支援システム“Park Assist”、ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)、パークディスタンスコントロール(フロント/リア、前進/後退時衝突軽減ブレーキ機能付)、オプティカルパーキングシステム、リアトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ)で構成するセーフティパッケージ(TSIスタイルは14万3000円、全車速追従機能付ACCを加えるTSIアクティブは16万5000円)をオプションで用意している。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
電気自動車に積む「リチウムイオン電池」には2種類がある! レアメタル不足問題を解決する「LFP」ってどんなバッテリー?
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
“車”についてる「謎の板」意味ある? ド迫力な「羽」は日常でも“効果アリ”ってマジ? 賛否分かれる「リアスポイラー」の効果を試してみた
「左足ブレーキ」の是非を問う!…AT車普及率98%の日本なら、なおさら「踏み間違い」による事故を減らすことができます【Key’s note】
中韓企業が上位[独占]? 車載電池世界シェアトップが納得すぎた件
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント