現行モデルなのに200万円で手に入るレクサス！ 中古車界の穴場的存在「CT200h」はどんなクルマ？

ユーズドカーで、コンパクトで上質感のあるクルマが欲しい。さて、あなたなら何を選ぶだろうか。コンパクトカーというと、今だとヤリスやアクア、フィット、ノートあたりが真っ先に思い浮かぶが、それらは多くの人が乗っているし、もう少しランクアップしたい、という人も多いのではないだろうか。そうなると途端に車種選択が難しくなる。クラスが上がるとボディも大きくなってしまうし、そうでないなら輸入車にいくという選択肢になりがちだが、ただ輸入車はちょっと不安という人も多いだろう。そんな人に注目なのが「レクサス CT200h」だ。

オススメできる理由 その1　内容のわりにリーズナブル

レクサスCT200hは、レクサスが2011年に発売したコンパクトな高級車。全長4355mm×全幅1765mm×全高1460mm（最新型）のハッチバックで、ヤリスより大きいが、カローラのハッチバックより少し小さい。そんなサイズ感だ。取り回しがよく、しかし大人がしっかり4人乗れるクルマで、運転に自信がない人や狭い道を走る人にはもってこいだ。パワートレインはハイブリッドで燃費がいい。新車価格は約390万円から490万円と高額だが、これが中古車で走行5万キロ以下で探すと、乗り出し180万円台の個体がかなり存在する。

どんなクルマかもう少し詳しく解説

レクサス CT200hに興味を持った方にもう少し詳しく解説しよう。CT200hは先述のように2011年デビューだが、その後、何度かマイナーチェンジはしているものの、フルモデルチェンジは一度も経験しておらず、既に11年以上のモデルライフを誇るご長寿モデルとなっている。それゆえ、現在中古車で売られているCT200hは言ってみればすべて現行型ということになり、いわゆる「型落ち感」に凹むことはないのだ。

また、実用上大きな関心事となる燃費も、ハイブリッド（HV）だけにリッター20km台後半と良好。CT200hのベースとなっているのは先代「トヨタ プリウス」で、排気量も1,800ccにとどまるのでプレミアムモデルの割に税金や維持費は安価で済むことが期待できる。

オススメの理由 その2 　程度がいいモデルが見つかる

さらに、最高出力130PS少々と走行性能的にはおとなしいモデルのため、輸入車に対抗できる上質感がありながら、荒っぽく乗られた個体や改造車が少ないことも美点。実際のところ、このクルマが街でブン回している姿を見るだろうか。むしろ大人しいイメージだろう。もちろん、信頼のトヨタクオリティは貫かれているから故障についてもリスクは少ないだろう。

中古車で探すときのポイント

実際に中古車サイトで検索してみると、タマ数はかなり豊富。その中でできればオススメしたいのは、2014年以降の個体だ。なぜなら2014年1月のマイナーチェンジで顔が変わっており、このときにレクサスのアイコンであるスピンドルグリルを手に入れている。2014年以降で探しても200万円を切るモデルや、200万チョイあたりから見つけられる。

コンパクトカーでも上質感、安心感が欲しい人、そして輸入車は少し不安な人、安全でコスパの高い車種はないかと頭を抱えている人にとって、レクサスCT200hは狙い目だ。

Comments

中古の話だから「とりあえずレクサスが欲しい」人にはいいが、いまだにＦＭＣせずに新車で売る理由がわからない。

以前所有しておりましたが、とてもよい車でした。
ラゲッジも広く、1,2人乗りがメインなら十分なサイズ感です。5年で20万キロ乗りましたが、故障は1度もなく、燃費も20km/Lあたりはキープできて、維持費は本当にかからなかったです。
プリウスとプラットフォームは同じですが、インテリアのクオリティやリアサスがマルチリンクだったりと随所にレクサスクオリティを感じることができました。
否定的な声もみられますが、個人的には大変おススメです。