エコカーの代表格でもあるミライースが本格マシンに大変身!! そうダイハツ自らがターボ化、そして5速MTに変更し、K4GPなる耐久レースに出場したのだ。発売も視野に入れているそうだが、その実力を富士スピードウェイでガチテスト!! 国沢光宏さん曰く「乗った感想はロードスターレベル」というが一体どんなデキなのよ!!!!
文:国沢光宏/写真:森山良雄
5MTの[ミライースターボ]爆誕!? 市販化間近!? な本気のマシンが激ヤバ
【画像ギャラリー】ヴィヴィオオープン爆誕!? それよりもミライースターボの涙モノレベルの全貌を見てよ!!!!(15枚)
■ボディ剛性ハンパなし!! 車重740kgで80馬力って絶対楽しいじゃん!!!!
見た目はまんまノーマルのミライースだが、足まわりやエンジンなどコペンから移植!! 軽を得意とするダイハツならではの技!!!!
結論から書くと「予想を大きく超える楽しさでした」になる。実は試乗するまで「アルトワークス+αくらいでしょう」と思っていた次第。このクルマを開発している相原さん(コペンでWRCジャパンに出場)によれば、改良すべき点をたくさん残しているという話を聞いていたからだ。
まぁ試乗と行きましょう。フルバケットシートに座りエンジン始動。ナンバー付きとあり、拍子抜けするくらい静か。1速に送り込み、ストライクゾーンが狭い強化クラッチをミートしコースイン。
かっこよさよりも実用性を重視しているタワーバー。ブレースなどはホームセンターで調達できるほど手軽なパーツを使っている
1コーナーをインベタでクリアしてアクセル踏むと、ノーマルエンジンの圧縮比(9・5)のまんま後付けしたターボのわりにはトルクがあり、充分楽しめるパワーだったりする。スペックは80ps、12・0kgmほどという。圧縮比を落とし、もう少し低い回転域からトルクを出してやれば、使いやすいエンジンになりそう。伸び代があると思う。
1ラップ走って驚いたのがボディ剛性。相原さんに「タワーバーと剛性確保のためのブレースを何本か入れてます」と聞いていたけれど、これほど効果あると予想しておらず。ノーマルより圧倒的にグリップ性能が高いタイヤ(ダンロップのディレッツァ)を履いているのに、軽自動車と思えないくらいガッシリしているブレーキもチェックしてみたが、効き&コントロール性ともいい!!!
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■クルマ好きでも唸るデキ!! パーツの市販化間近ってマジ!?!?!?
車重740kgで80馬力はかなりの速さであることは間違いない!! このまんま市販化を……切望
じゃ踏んでみましょう。ストレートから全開でコントロールタワーの手前で6600回転で140km/h。さらに加速し、ストレートエンドは8000回転。170km/h前後出ていると思う。対向6ポッドのブレーキにモノを言わせ、思いきり奥まで突っ込んでブレーキ!! 車重740kgというだけにバッチリ利く。やはり軽さって大きな武器になる。ブレーキの前後バランスも良好だ。
1コーナーはちょんブレーキで姿勢を作りクリップを攻める。当然ながらイン側の縁石に乗らなければならないが、1ラップ目に高い縁石を踏んでみたら問題なし。このあたり、ラリーに出て鍛えてきたからだと思う。徐々に軽自動車だということを忘れてしまう。サスペンションの取り付け部の剛性があるんだろう。タイヤの限界まで横方向のGをかけてもアライメントが変わらない。
結果的に狙ったラインを正確にトレースできる。ホンの少し誇張して書くと乗った感じは昨年スーパー耐久で乗ったロードスター(ポールを取ったこともある車両)と比べられるレベル。
もちろんタイヤサイズなど違うので絶対的な速さは違いますが……。これなら相当のクルマ通でも納得できるだろう。何より楽しい!!
10時間耐久レースに出場するも途中でタイヤ交換の必要はなしというのもリーズナブルでお見事!!!!!
ちなみに車体剛性を作るブレースや対向ピストン6ポッドのブレーキなどはディーラー扱い(D-SPORTS)だし、新たにサスペンションも販売されるそうな。軽自動車用のパーツとあって普通車よりリーズナブル。ニーズあればミライースのターボ+マニュアルミッション車が復活する可能性だって充分ある。軽自動車でここまで楽しめるモデルがあれば、とってもうれしい!!
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みんなのコメント
出ないですね
そもそもダイハツはミッション作りたかったのにダメ出ししたトヨタですからね