■Cピラーのデザインも特徴的な日産「ラニア」
日産は2020年6月現在、「スカイライン」や「フーガ」などのセダンを国内市場でラインナップしていますが、海外ではほかにも魅力的なセダンを多数ラインナップしています。
【画像】日産「ラニア」はサイドビューもイケてる! 内外装を画像で見る(20枚)
なかでも、中国で販売する日産「ラニア」は若者にも受けのよいスタイリッシュなデザインのモデルだといいますが、いったいどんなセダンなのでしょうか。
ラニアの中国表記は「藍鳥」となります。これは、かつて日産が販売していたロングセラーセダン「ブルーバード」を意味する中国語(藍鳥・Lan Niao)で、かつての名車との繋がりを感じさせる車名です。
開発にあたり、オリジナルとなるデザインは北京のデザイン拠点「日産デザインチャイナ」の若手デザイナーたちによって生み出されました。また、そのほかの多くのプロセスにおいても、中国人が舵取り役となって開発を進めたという経緯があります。
ボディサイズは全長4683mm×全幅1780mm×全高1465mm、ホイールベースは2700mm。
外観デザインは、日産の共通フロントフェイス「Vモーショングリル」が採用されたほか、サイドビューのアクセントとなるCピラー部のデザイン、そして各ピラーのデザイン処理によりルーフが浮いて見えるフローティングルーフの採用など、洗練された印象です。
見た目からはトランク部分が目立たないデザインで、従来のセダンとはひと味違うスタイリッシュさが感じられます。
個性的なルックスとなったラニアのデザインについて、日産は「自身が注目を集めて他人とは異なる存在であると認識されたいと考える中国の若者世代に訴えかける狙いがある」と説明します。
内装は、ドライバー中心にデザインされたコクピットや、シートやトリム部分に使用した高品質でスポーティな素材の採用による、モダンな雰囲気が特徴です。
搭載されるパワートレインは、最高出力126馬力(96kw)を発揮する1.6リッターガソリンエンジンで、組み合わされるトランスミッションはCVTと5速MTの2種類です。
ラニアの価格は、9万5900元から13万3900万元(約148万円から約206万円)となっています。
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みんなのコメント
そんなに小さくもないんだな