目玉は運転席のデジタル化、マイルドHV、運転支援技術
2021年、8代目となった新型「フォルクスワーゲン ゴルフ」が日本にも上陸します。ローンチを前にした先行予約は予約受注開始1か月で1000台を突破したとのこと。
「N-BOX」や「ヤリス」あたりの販売台数からすると1000台の受注台数はささやかなものですが、VWの日本での販売台数はブランド全体で2000~4000台/月というレベルで、その規模感からすると注目に値する台数ではないでしょうか。しかも、新型ゴルフは正式には上陸前なので、多くの人は試乗することなくオーダーを入れたことになります。
新型ゴルフのキーワードは「デジタル化」「電動化」、「運転支援」。
デジタル化の象徴は10.25 インチの液晶ディスプレイを採用したデジタルメータークラスター「デジタル コックピット プロ」を全車に標準していることです。
「電動化」については、VW初となる 48V マイルドハイブリッドシステム「eTSI」を採用したこと。このモーターアシスト式ハイブリッドは全グレードに標準装備されます。
「運転支援システム」はアウトバーンのある国生まれのモデルらしく210km/hまでステアリング・アクセル・ブレーキ操作をカバーするもの。日本ではオーバークオリティかもしれませんが、だからこそ、ゴルフを選ぶ価値につながる要素のひとつといえます。
また、ドライバーが運転中に意識を失うなど、万が一の事態が発生しても安全に車両を停止させる緊急時停車支援システム“エマジェンシー アシスト”が備わっているのも、Cセグメントのベンチマークらしいポイントです。
1.0Lグレード1種と1.5Lグレード2種、計3グレードを設定
日本に導入される新型ゴルフは、排気量 1.0L のマイルドハイブリッドを採用した「eTSI アクディブ」、排気量 1.5L のマイルドハイブリッドを採用した「eTSI スタイル」と「eTSI Rライン」の 3 グレード展開と発表されています。
ボディカラーは新色のライムイエローメタリックを含む全 8 色。インテリアのアンビエントライトはアクティブで10色、Rラインとスタイルは30色から選択できるといった要素も初期受注好調につながっているのかもしれません。
なお、2021年3 月 31 日までに新型ゴルフを予約するとオプション費用のサポートとして 5 万円が提供されるキャンペーンや、いま乗っている愛車が4 月末までに車検を迎えるという場合には、買い替えを前提として、オプション費用のサポートとは別に車検費用のサポートとして 10 万円が提供されるキャンペーンも展開中です。
文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
※写真はすべて欧州仕様
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みんなのコメント
以前は英国メディアに出てくると、
少し待てば日本でも買えたのに、数年前からVWジャパンがおかしくなった。
散々海外メディアを見ながら楽しみにに待っていたユーザーも離れるレベル。
今やプジョーシトロエンや、
ルノーの方が日本導入時期が早い。