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カツカツ卒業宣言! まったりゆったり乗りたい人へオススメ!! ゆるゆるカー5選

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カツカツ卒業宣言! まったりゆったり乗りたい人へオススメ!! ゆるゆるカー5選

 クルマにスピードやパワーを追い求めていた過去の自分。しかし、年齢を重ねた今、そんなことはどうだっていい……何かと忙しい日々の生活から解放され、リラックスした時間を過ごすスローライフという言葉が叫ばれて久しい昨今だが、クルマをドライブするときもまったり・ゆったりでイイ……というそこのアナタは注目! 

 イマドキのクルマはたとえスポーツカーであってもまったり・ゆったりできるのはもちろん、そうじゃなくたって快適なクルマは数知れず。

カツカツ卒業宣言! まったりゆったり乗りたい人へオススメ!! ゆるゆるカー5選

 アナタだったらどのクルマでまったり・ゆったりしたい?

文/FK、写真/ダイハツ、トヨタ、日産、マツダ、三菱

何かと話題の三菱・デリカミニは可愛いふりしてタフな軽スーパーハイトワゴン

三菱車の象徴であるダイナミックシールドが存在感を強調。半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトとの組み合わせも親しみやすさを醸し出している

 2023年1月に開催された東京オートサロン2023で実車が初公開されたデリカミニは“頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン”をコンセプトに広々とした室内空間と力強い走りを融合した、デリカの名を冠した軽スーパーハイトワゴン。

 その特徴は枚挙にいとまがなく、デリカの名にふさわしいSUVならではのスタイリングをはじめ、アウトドアから日常使いまでをカバーする利便性に優れた機能的なインテリア、運転支援機能のマイパイロットや三菱 e-Assistなど日常からレジャーシーンまで家族や仲間と楽しく過ごせる時間を提供してくれる。

 また、グリップコントロールとヒルディセントコントロールアウトドアの装備もうれしいところ。

 グリップコントロールは雪道やぬかるんだ路面で片側の駆動輪が空転した場合でもスリップした駆動輪をブレーキ制御することで駆動輪の駆動力を確保して発進をサポートするもの。

 いっぽうのヒルディセントコントロールは急な下り坂や滑りやすい路面を下る際、電子制御によって低車速に抑えることで安全な走りを実現。

 両者はともにいざというときに威力を発揮してくれる頼れる機能だが、これらの機能があるだけでも安心感は一気に高まるというものだ。

 加えて後席のロングスライドや多彩なシートアレンジをはじめ、乗降性に優れる後席スライドドア、汚れに強いラゲッジルーム、快適装備を採用した後席空間など広くて便利な室内空間も特筆すべきポイントだ。

マツダのロードスターはカツカツを卒業したオトナにこそ似合うスポーツカー

1989年の初代デビュー以来、4代にわたって2人乗り小型オープンスポーツカーとしては異例の110万台以上を販売したロードスター。写真は2022年1月に登場した特別仕様車の990S

 ロードスターはスポーツカーに分類されるにもかかわらずカツカツ走らなくても楽しめる、国産車では唯一無二の2シーターライトウェイトオープンスポーツモデル。

 その人気の高さは昔も今も変わることなく、2000年5月に樹立した2人乗り小型オープンスポーツカー生産累計世界一や、2016年4月に樹立した累計生産100万台などの偉業達成はロードスターの勲章ともいえる。

 現行モデルはマツダのスカイアクティブ技術とデザインテーマの魂動を採用した新世代商品第6弾として2015年4月に登場したが、その大きな魅力として真っ先にクローズアップさせていただきたいのはエクステリアデザイン。

 低くて短いフロントのオーバーハングと人を中心に配置したコンパクトなキャビンがつくり出す乗る人の姿が引き立つ美しいプロポーションは、デビューから8年以上が経過した今なお色褪せることはない。

 ロードスターといえば人馬一体を体感できる走りの良さも特筆点だが、今回のテーマにおける注目点は走り一辺倒ではない“大人のためのスポーツカー”を意識したグレードや特別仕様車の展開にある。

 レザーシートを採用したカタログモデルのSレザーパッケージやエレガントなピュアホワイトを採用したレザーシートを装備するSレザーパッケージ ホワイトに加え、Sレザーパッケージをベースに温かみのあるブラウン幌とテラコッタ内装で仕上げた特別仕様車のブラウントップなど、所有欲を高める多彩なラインナップもまたロードスターのロードスターたる所以なのだ。

自動車業界の桜前線は今なお日本列島を席巻中!? 日産のサクラは年中満開です!

サクラは軽自動車初となるプロジェクタータイプの3眼ヘッドランプを採用したエレガントな薄型ヘッドライトも先進性をアピール

 国内のあらゆる賞を総なめにして、“国産車市場2022年の顔”となったといっても過言ではないサクラ。その最大の特徴は、EV(電気自動車)でありながら200万円代のプライスを実現したことにある。

 というのも、各社から矢継ぎ早に発売され始めたEVではあったが、車両本体価格はまだまだ高いのが実情だったことからEVをまったく身近に感じられない……という人が大半だった。

 しかし、サクラは軽自動車としては高価ながらも、EVらしからぬ254万8700円~304万400円という価格帯で登場。しかも、国や自治体の補助金やエコカー減税などを活用すれば120万円弱(東京都在住の場合)の優遇を受けることもできるため、イマドキの軽自動車と価格的に大差なしといった状況にあるのだ。

 とはいうものの軽自動車規格のサクラはバッテリー容量が小さく、1回のフル充電で走行可能な距離も180km(WLTCモード)と短め。普段のアシとして使うのであればさほど心配ないが、遠出の際には不安を覚えるという人は多いはず。

 しかし、これを逆手にとって頻繁に行わなければならない充電時間をティータイムなどに充てるなどすれば、それこそまったり・ゆったりでき、これまでとは違ったのんびりドライブを楽しむことができるハズ!

 EVならではの静粛性、大人が乗っても快適な広い室内空間、プロパイロットによる運転支援、駐車時の操作を自動で制御するプロパイロットパーキングなど魅力的な装備も満載のサクラ。

 いざとなれば、軽ガソリンターボ車の約2倍という最大トルクによる鋭い加速性能で爽快な走りも披露してくれるのだから、サクラって頼もしい相棒だと思わない?

トヨタのシエンタは見てヨシ、乗ってヨシ、燃費もヨシの三拍子揃った万能選手

日本車離れしたエクステリアデザイン好評を博しているシエンタ。運転する人はもちろん、同乗する人にもやさしいクルマとして愛される理由がこのデザインにも宿っている

 先行予約の段階において、約3週間の間に2万台超の受注を記録した2022年8月デビューの現行シエンタ。その魅力のひとつはまったり、ゆったり過ごせる快適な居住空間にある。

 すべてのグレードで7人乗りと5人乗りが選べて、なおかつ最大1000mmという前後カップルディスタンスを確保した広い室内空間は高い室内高に加え、低いベルトラインやサイドガラスを立てたデザインにより、広くて開放感のある室内空間を実現しており、まさに“まったり、ゆったり”という今回のテーマにぴったり! 

 シンプルでかつ統一感をもたせたデザインを追求したというインテリアも、水平基調のインパネが室内空間の広がりと車両感覚のつかみやすさの提供に大きく貢献している。

 いっぽう、エクステリアはコーナー部を丸くしてコンパクトに見せるシカクマルシルエットに欧州車テイストの洗練されたデザインが見事にマッチ。

 財布にやさしい低燃費性能も特筆すべきポイントで、ハイブリッド車・ガソリンエンジン車の両モデルに採用した1.5リッターのダイナミックフォースエンジン(M15A-FXE)はいずれもクラストップレベルの燃費性能を実現している。

 なかでもハイブリッド車はクラストップレベルのWLTCモード走行燃費28.8km/Lを達成。

 先代モデルの特徴でもあった扱いやすい5ナンバーサイズはそのままに居住性、安全性、デザイン性、経済性を進化させた現行シエンタを“ゆるゆるカー”を呼ばずしてどうする!?

ダイハツのコペンはファッション感覚で楽しめちゃうのが今でも斬新だね!

写真は2022年6月19日に公表し1000台限定で先行受注が行われたコペン20周年記念特別仕様車。6月24日には受注台数が1000台に達する即完売の人気ぶりだった

 2022年6月に発売20周年を迎えたコペンは、今や貴重な国産車唯一の軽オープンスポーツカー。2014年に登場した2代目は“走り”だけではない、ダイハツの個性が爆発したこだわりが何とも楽しい一台ではないだろうか。

 その象徴ともいえる電動式開閉ルーフは初代を継承しつつもオープンスポーツカーらしい本格的な走りを支えるべく、高剛性を誇る新骨格構造のD-Frameを採用して高い走行性能を実現した現行のコペン。

 ラインナップ展開も実にユニークでCero、Robe、XPLAY、さらにはGR SPORTという4つの異なるスタイルから選べることもコペンならではの個性のひとつ。

 また、いずれのスタイルにも5速のマニュアルトランスミッションと7速のスーパーアクティブシフト付CVTが設定されているため、まったり・ゆったり派は7速CVTをチョイスするのもいいだろう。

 だが、しかし……それ以上に注目したいのは、内外装着脱構造のDRESS-FORMATIONの採用にある。

 外板を13個の樹脂パーツの集合体ととらえることで実現したDRESS-FORMATIONは“クルマは購入後のデザイン変更が難しい”という固定概念を覆し、購入後でもオーナーの嗜好に合わせたデザイン変更を可能にした画期的なシステム。

 樹脂外板を着せ替えることで、まるでファッションを楽しむかのような感覚で自由にクルマの形や柄、空力特性が変えられるからオーナーにとっては飽きがくることもない。

 それだけに、コペンは走りを身上とした軽オープンスポーツカーではあるものの、所有するだけでカーライフを一気に豊かにしてくれる存在であることは間違いない。

 人によって“まったり・ゆったり”の定義は異なるだろうが、ここで紹介した5モデルはいずれも何かしらの要素でまったり・ゆったりできる魅力を秘めている。

 昔も今もスピードを出しすぎる運転をしてしまうという人がいたら、今こそ「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」を受け入れて、のんびりドライブを楽しんでみてはいかがだろうか?

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みんなのコメント

13件
  • 残りの人生を考えると次の車が「終のクルマ」になりそう
    軽キャンピングカーを買って 行きたいときに 行きたいところに行くのが夢
  • デリカミニを入れた記事を書きたいからテーマを決めたような無理やり感。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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