■全世界のメーカーがお手本にする「神の領域」!?
アメリカの「REZVANI MOTORS」(レズヴァニモーターズ)が販売する「RR1」は、往年の「ポルシェ」ル・マンカーを思わせるクーペモデルです。
全世界限定50台のみの生産だというRR1は、どのような「超・高性能」を誇るのでしょうか。
【画像】めちゃカッコいい! 新型「スポーツ“クーペ”」を画像で見る(30枚以上)
「改造車」という言葉をめっきり聞かなくなりました。
代わりに使用されているのが、「チューニングカー」や「カスタムカー」という言葉です。
ベース車種をいじり倒すという意味では広義の改造車で、一時期はメーカー自体もそれは御法度の雰囲気がありました。
クルマに新たなパーツを付加したり性能をあげたりすることは、メーカーではなく「アフターパーツメーカー」の役割となり、独自の業界を作っていきました。
しかし2000年代が進むにつれ、その雰囲気が徐々に変わっていきます。
改造車とはうたいませんが「カスタム仕様」としてメーカーがカタログモデルを用意するようになり、自動車業界全体としてカスタム文化が栄えてきたのです。
それを象徴するような例がトヨタの「GR」や日産の「NISMO(ニスモ)」でしょう。
基準車以外に、GRやNISMOの名を冠しスポーツ指向の装備・味付けを行ったカスタムグレードを公式にラインアップしています。
一方、カスタム業界の下地を作り上げてきたメーカーもあぐらを書いているわけではありません。
メーカーとタッグを組んで開発を行ったり、より高性能・高品質化した独自のカスタムカーを製作したりと、メーカーが手を出せない過激なカスタムに磨きをかけています。
むしろ、そのクルマの潜在能力を引き出すノウハウを持つアフターメーカーさえあります。
ただ、あまりの完成度の高さに、アフターメーカーがなかなか手を出せないメーカー・モデルが存在するのも事実です。
そのひとつがポルシェといえるでしょう。
特にフラッグシップの「911」シリーズは、世界中のメーカー・アフターメーカーがお手本とするスポーツカーです。
しかも、基準車以外にも「911ターボ」や「911 GT3」といったポルシェ自身によるチューニングカーがあります。
しかも完成度が非常に高いため、911に手を出すということは、ある意味神の領域に触れるといっても過言ではありません。
そのため、911をチューニングするアフターメーカーは、存在はしますが、圧倒的に少数となります。
■最新型「911」でも違和感を感じない「レトロ」なスタイリング
しかし海外には、神の領域に踏み込むアフターメーカーが存在します。それがアメリカの「REZVANI MOTORS」(レズヴァニモーターズ)です。
レズヴァニ「RR1」を見ると、どこか懐かしさを覚えるでしょう。
公式には「1970年代のレースカーにインスピレーションを得た」とうたっていますが、そのモチーフは、ポルシェ「935」とみて間違いありません。
935は、ポルシェが製作したレーシングカー。伝統の耐久レース「ル・マン24時間レース」において、1976年・77年・81年に総合優勝を飾ったマシンです。
911をベースに仕立て上げ、「911ターボRSR」の2.1リッター水平対向6気筒ツインターボエンジン(最高出力540PS)を搭載していました。
ホワイトをベースに、赤・青・黒を帯にしたトリコロールラインのカラーリングも印象的なマシンです。
RR1は、935の雰囲気を現代の911で再現しています。
現行型の911(992型)をベースに、カーボンでボディを935風に再構築しています。
グレードは、「RR1 550」「RR1 565」「RR1 750」の3種類が用意されています。3桁の数字は、そのまま馬力(HP)を表しています。
ベースモデルも公表されています。
550は「911 カレラS」、565は「911 GT3/GT3 RS」、750は「911 ターボS」がベースです。
購入する際には、この3グレードのほかにもオプションを選択できます。
トランスミッションは、PDK(AT)かMTかを選択可能。ただベースモデルに準ずるため、750はPDKのみのラインアップです。
ショックアブソーバーも、注文者の要望に応じて選択・チューニングが可能とのこと。
そのほか、ロールケージ/レーシングハーネス/ブレンボの高性能ブレーキ/ポリカーボネートのウインドウ/カスタムグラフィックのオーダーができるようです。
そもそも前提として「サーキット専用車」の成り立ちですが、一般道の走行も可能な仕様に変更するオプションも設定されているといいます。
※ ※ ※
神の領域に手を入れ神を再現したRR1は、全世界限定50台のみの生産と公表しています。
往年の……とはいっても、現在でも非常に魅力的なボディスタイルではないでしょうか。
しかも元は最新型の911なので、信頼性は担保できるでしょう。このマシンで湾岸道路を流してみたいものです。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
首都高出口から「逆走車がきた!」 衝撃の映像公開 「怖い思いしただろうなあ…」
スズキ「“2階建て”軽バン!?」公開! “大人4人”寝られて「対面席」もあるなんて最高! 東和モータース「クライン108 Pop」名古屋で実車展示
常磐道に土浦スマートIC新設決定! 土浦駅・つくば駅の渋滞を回避して高速道路のアクセス向上に期待。【道路のニュース】
違反じゃないけど最低限これぐらいはできてくれ! まわりをイラつかせるマナー違反の運転5つ
“22年ぶり復活”な日産の新型「“本格派”SUV!?」に反響多数!? 「カクカクボディ」が「カッコイイ」と話題に! 斬新「段差付きルーフ」引き継ぐ「テラノ2024型」予想CGに称賛の声
スゴい「有名国会議員」の「ハコ乗り」行為が話題に! 「違反じゃないの?」SNSで賛否両論… シートベルト未着用は問題ナシ? 元警察官が解説
ヤバい! 新型[CX-60]が売れてない! なぜ設計の古い[CX-5]よりも売れていないのか? 近々行われる起死回生のマイナーチェンジで爆上がり?
「黄信号で止まったら追突されました。私が悪いんですか?」投稿に回答殺到!? 「止まるな」「いや追突車が悪い」大議論に! 実際「悪い」のはどちらなのか
ほぼ「JOY抜き」でも9月単月でN-BOXは2万5000台を販売! 圧倒的No.1キープの裏に見える不安要素とは
ホンダが「運転の楽しいクルマ」26年に発売へ! 超ロングノーズの「新型スポーツカー」登場に期待の声! ホンダの名車「S800」風モデル復活はあり得るのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント