ビー・エム・ダブリューは、プレミアム・スモール・コンパクト・セグメントにおける高性能Mモデル「M2(エム・ツー)クーペ」の新型モデル(全面改良)の注文受付を開始した。なお納車は、本年4月からを予定している。
高性能モデルを手掛けるBMW Mが開発した新型M2は、1985年に登場し高性能スポーツカーのベンチマークを確立した「初代M3(エム・スリー)」と、1973年に誕生しそのスポーティで美しいデザインと卓越した運動性能により名を馳せた「BMW 2002(ニー・マル・マル・ニー)ターボ」の伝統を引き継ぐ、最もコンパクトなMモデルであり、初代M2は2016年に発表となり、今回は2世代目となる。
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新型M2は、コンパクトなボディに、自然吸気エンジンのような官能的な吹けあがりと、ターボテクノロジーによる圧倒的なパワーを併せ持つ直列6気筒Mツインパワー・ターボエンジンを搭載。
さらにセグメント唯一の後輪駆動コンセプトと約50:50の理想的な前後重量配分により、俊敏なハンドリングと卓越したロード・ホールディング性能を実現。
Mモデルらしいパワフルなスタイリングと共に高いコーナリング性能を発揮し、アドレナリンがほとばしる究極の「駆けぬける歓び」を実現している。また、よりダイレクトに車両を操れるマニュアルトランスミッション搭載モデルも、ラインアップする。
さらに、BMW M2は、衝突回避・被害軽減ブレーキ等の先進安全機能である「ドライビング・アシスト」、車載通信モジュールによりITネットワークを活用する「BMWコネクテッド・ドライブ」、AI技術の活用により音声会話で車両操作が可能な「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービスAlexaの機能を搭載する等、最先端技術を搭載したモデルである。
スポーツクーペにふさわしいグラマラスなデザイン
新型M2のフロント・デザインは、2シリーズクーペをベースとしながらも、大きく左右に張り出した四角型基調のエアインテーク、ヘッドライト周りのデザイン、横バーを採用した直線的なデザインのフレームレスのキドニーグリル、横方向にワイドにしたフロント・ホィール・ハウス等により、より存在感を強調し、大きく違う印象を与えるものになっている。
リアデザインは、LED技術を取り入れスモーク処理されたコンパクトなテールライト、後部をキックアップさせた厚みのあるトランク形状、Mハイ・パフォーマンス・モデル伝統の存在感のある4本出しエキゾーストパイプ、空力特性の改善に寄与する立体的なリアディフューザー等の採用により、シンプルながらスポーツクーペにふさわしいグラマラスで存在感を与えている。
サイドデザインは、2シリーズクーペの伸びやかなサイドデザインと居住性はそのままに、特に、フロントおよびリアのバンパーデザインを力強く大きくすることで、パワフルな走りを表現している。
サイドスポイラーは、2シリーズクーペに対して大型化し、ボディ同色とする事で、安定感を表現。さらに、全高を低くすることで、低重心化と共に、大径ホイールと相まって、レーシング・カーのような迫力をもたらしている。
インテリアにおいては、上級モデルとなるM3、M4と共通のコンポーネントを多く採用している。iドライブ・コントローラー、および、タッチ操作が可能な視認性に優れたカーブド・ディスプレイ、全席乗員の身体をしっかりと支えるMスポーツシート、フロントシートに内蔵されたイルミネーション付きのM2ロゴ、コンパクトながら大人2名乗車が可能な後席が、特徴的である。
また、サーキット走行に適した、M3、M4同様のMカーボン・バケット・シートをオプション設定している。多点式シートベルトにも対応し、横方向のGを強力にサポートするMカーボン・バケット・シートは、前席2脚で約10kgの軽量化も実現。
サーキットで培われた多くの技術を採用
先代のM2に搭載の直列6気筒エンジンを更に進化させたM3、M4にも搭載される、高効率な3.0L直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、最高出力460PS(338kW)/6,250rpm、最大トルク550Nm/2,650-5,870rpmを発揮する。
圧力損失を最小限にし流体抵抗も極めて低く抑えることでレスポンスを最適化し、高効率を実現する吸気ダクト、重量を最適化し高回転まで最大限かつ安定したパワー供給を実現する鍛造ピストン、最適化されたブースト圧で迅速かつダイナミックなレスポンスを発揮し低回転時でも高いトルクを実現するツイン・ターボ・チャージャーを採用するなど、サーキットで培われた多くの技術を、余すことなく採用している。
トランスミッションには、ドライブロジック付きの8速Mステップトロニック・オートマチック・トランスミッションを採用し、サーキット走行から、快適な街中での走行まで、あらゆる場面に対応する。さらに、ドライバーの意のままにシフト・アップ、ダウンが可能な、6速マニュアル・トランスミッション搭載モデルも用意している。
またドライバーの好みに併せて2パターンのセッティングか可能なM Driveを標準装備。エンジン、サスペンション、ステアリングやブレーキ等、好みのセッティングをステアリングに装備されるM1/M2ボタンにメモリーが可能であり、ボタンを押すことで瞬時に好みのセッティングを呼び出す事が可能である。
M Modeでは、Road、Sport、Trackのモードを選択でき、アシストや横滑り防止装置の介入度合い、メーターパネルやヘッドアップ・ディスプレイ、メーターパネルの表示を変更する事が可能である。
さらに、Mアダプティブ・サスペンションの標準装備により、スポーツ・ドライビングのみならず、街中走行時の乗り心地向上も実現している。
ボディ含め、ドライブ・トレーンを構成する各種パーツには、アルミニウムを多用することで、軽量化をはかり、運動性能を高めている。
また、Mハイ・パフォーマンス・モデルに相応しく、2シリーズクーペをベースに、エンジンルーム内のストラットブレースの追加、フロント・アクスルおよびリア・アクスルへの補強を施し、車体強化を実現し、サーキットでの走行性能を高めている。
さらに、よりハードなサーキットでの走行を可能とするため、耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキディスク、軽量化された6ポッドMコンパウンド・ブレーキを標準装備している。
【メーカー希望小売価格】
M2(MT/AT搭載モデル)9,580,000円(税込)
※右ハンドル仕様
【主要諸元】
サイズ:全長4,580mm、全幅1,885mm、全高1,410mm
ホイールベース:2,745mm
車両重量:1,730kg[1,710kg]
車両総重量:1,950kg[1,930kg]
排気量:2,992cc
エンジン:直列6気筒ガソリン
最高出力:460PS(338kW)/6,250rpm
最大トルク:550Nm/2,650rpm-5,870rpm
WLTC燃料消費率:10.1km/L[9.9km/L]
※[ ]内はMT搭載モデル
関連情報:https://www.bmw.co.jp/
構成/土屋嘉久
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みんなのコメント
でも、右ハンドルだと、輸出できないから、値下がりが気になるね
最近のドイツ車は、電装系の故障が多いようなので、保証が切れる5年を過ぎると
残価保証のローンを組んで、5年経ったら乗り換えを