2022年5月31日(英・現地時間)、ランドローバーはオフローダーの世界を席巻する「ディフェンダー」のラインナップ「90」と「110」に加え、フルサイズの3列シート8人乗りとなる「130」を新たに導入した。「130」は、エリザベス女王の在位70年を祝し、女王陛下と英国赤十字社へ献上される。
車体後部を340mm拡張し、3列目シート搭載スペースを拡大
ランドローバーのラインナップにおいてもオフロードの頂点に立つ「ディフェンダー」。5人乗り3ドアのショートホイールベース「90」と、5/7人乗りの「110」に加え、8人乗りの「130」が新たなファミリーとなった。ラインナップの中では頂点となるモデルで、5人乗りも用意される。グレード展開は「SE」、「HSE」、「Xダイナミック」、「X」、「ファーストエディション」の4つとなる。
【動画】竹岡圭の今日もクルマと「ランドローバー ディフェンダー」(2020年9月放映)
「130」のエクステリアはタフな走破能力を損なうことなく、ボディ後部を340mm延長されている。3列すべてのシートに、広々とした室内空間を提供するためだ。また、リアオーバーハングが延長され、3列目シートとラゲッジスペースのさらならう拡大も図られている。
パノラミックガラスルーフに加え、3列目の頭上には2つ目のサンルーフが付くのも特長だ。ボディカラーは、「130」限定のセドナレッドが用意される。他には、ボートテールスタイルのアップリフトや、リアのLEDライト周りのデザインの見直しも行われている。
サイドのデザインは、3本のラインがリアに向かってわずかに上昇する従来のパターンが踏襲されている。ボディ同色のハードシェルスペアホイールカバーとナルヴィックブラックのルーフレールは標準装備。「ディフェンダー」の4つのエクステリアアクセサリーパック(エクスプローラーパック、アドベンチャーパック、カントリーパック、アーバンパック)の選択もできる。
そして、130の洗練されたプロポーションを強調するのが、オプションの「エクステンデッドブライトパック」。ロアーボディパネルをすべてセレスシルバーサテンフィニッシュにし、ハクバシルバー、フジホワイト、ユーロンホワイトのボディカラーとのコントラストを楽しめる。ボンネットルーバーとサイドフェンダーのセレスシルバーのディテールは全モデルに採用され、足元は20インチのルナアロイホイールが装着される。アロイホイールはブライトシルバーの選択もできる。
ブライトパックを拡張した、ノーブルクロームのフロント&リアスキッドプレート、グロスブラックのロアバンパーとホイールアーチエクステンションを装備た仕様もある。
徹底的に快適性が追求されたインテリア
インテリアは、そのタフさと裏腹の落ち着いたムードが漂う。2列目と3列目は、それぞれ大人3人が快適に座れる十分な幅を確保するとともに、「ディフェンダー」ならではのアウトラインにより、3列すべてのシートにゆったりとしたヘッドルームが確保されている。
さらに、シートヒーターやパッド入りアームレスト、効率的な収納スペース、移動中もデバイスを充電できるUSB-Cポートなど、3列目の快適な乗り心地を叶える様々な工夫が施されている。「130」限定オプションの4ゾーンクライメートコントロールも用意されている。
2列目と3列目は少しずつ高くなるスタジアムシートが採用されている。これにより後部座席の乗客はより良い視界を得ることができるのだ。また、2列目シートは前方にスライドして倒すことができ3列目への乗り降りも便利だ。ラゲッジスペース内のボタンで電子制御エアサスペンションを下げ、楽に荷物を積み込むこともできる。ラゲッジスペースは、3列目シートを使用した状態でも最大389リットルの容量を確保。3列目シートは40:20:40の3分割可倒式となる。
エアベントコントロールと電動シートのスイッチにノーブルクロームディテールが採用されているのもポイントだ。ブライトセレスシルバースピーカーのエレメントやアトラスで仕上げアームレストとともに、エクステリアのエクステンデッドブライトパックとのハーモニーを奏でている。
流木からインスピレーションを得た新素材のナチュラルライトオークウッドパネルもいい味だ。ナチュラルでモダンな雰囲気を醸し出し、ライトオイスターパーフォレイテッドウィンザーレザーシートとマッチするオプションとなる。トップロールとダッシュボードフープはルナで仕上げ、ホワイトパウダーコートのクロスカービームと相まって深みとコントラストが生み出される。
「130」は、「90」や「110」と同様、11.4インチの大型タッチスクリーンを備えたインフォテインメント「Pivi Pro」が標準装備される。鮮明で直感的なディスプレイを介して車両の主要機能を簡単に操作することができる。空気清浄システムプラス(ナノイーX、PM2.5フィルター付)が「130」で「ディフェンダー」として初採用されるのも話題のひとつだ。もちろん、標準で装備される。
パワートレーンは、マイルドハイブリッド(MHEV)テクノロジーを採用した3L 直6ガソリンターボ(P300、P400)と、3L 直6ディーゼルターボ(D250、D300)から選択できる。トランスミッションは、すべて8速AT。
駆動は、ランドローバー独自のインテリジェントオールホイールドライブ(iAWD)システム。iAWDテクノロジーは効果的/効率的にパワートレインとフロントアクスル/リアアクスル間のトルク配分を制御することで、必要に応じてオンロードでの効率性とオールテレイン走破性を最適化してくれる。
サスペンションは、電子制御エアサスペンションに加えてアダプティブ ダイナミクスとランドローバー独自の高度なテレインレスポンスシステムを装備し、あらゆる環境下での卓越した走破能力を期待できるという。
電子制御エアサスペンションシステムは最大430mmのアーティキュレーションを誇り、オフロードモードではフロントは71.5mm(リアは73.5mm)上がり、障害物の乗り越えや水中走行(最大渡河水深900mm)をアシストする。
ディフェンダー130搭載パワートレイン ラインアップ
■3L直列6気筒ターボ(MHEV)
・P300:300ps/470Nm、0-100km/h加速8.0秒
・P400:400ps/550Nm、0-100km/h加速6.6秒
■3L直列6気筒ディーゼルターボ(MHEV)
・D250:250ps/600Nm、0-100km/h加速8.9秒
・D300:300ps/650Nm、0-100km/h加速7.5秒
ランドローバー ディフェンダー130 主要諸元
●全長×全幅×全高:5358×2008×1970mm
●ホイールベース:3022mm
●最小回転半径(タイヤ外縁):1284mm
●フロントオーバーハング:845mm
●リアオーバーハング:1491mm(オフロードモード設定時)
●アプローチアングル:37.5度(オフロードモード設定時)
●デパーチャーアングル:28.5度(オフロードモード設定時)
プレークオーバーアングル:27.8度(オフロードモード設定時)
最低地上高:290mm(オフロードモード設定時)
●アーティキュレーション:430mm
最大渡河水深:900mm
●ルーフ最大積載量:静荷重300kg/動荷重168kg
●最大けん引重量:3000kg
●最大積載重量:750kg(8人乗り)/800kg(5人乗り)
[ アルバム : ディフェンダー130 はオリジナルサイトでご覧ください ]
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