パナソニック・グループは2023年10月12日、東京ビッグサイト(東京都・江東区)で開催される「ジャパンモビリティショー 2023」に出展すると発表した。パナソニックは過去の東京モーターショーには事業部門で出展した実績はあるが、パナソニック・グループとして出展するのは初となる。
今回の出展では、パナソニック・グループが思い描く将来のくらしを、「笑顔が循環するくらしへ。」をテーマに表現し、モビリティが家・街・人をつなぎ、移動によって誰かを笑顔にする社会の実現に向けた取り組みを紹介する。
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■ プレゼンテーション・ステージ
パナソニック・グループが思い描く将来のくらしを大型スクリーンと展示を連動させ、一日の流れで体験できるようになっている。
■ 未来のモビリティ体験「Mobile Living Room」笑顔を運ぶ、くらしのクルマ
2035年の未来を想定し、より良いくらしのために快適・安心・エコな未来のMaaSタイプのモビリティを提案する。このモビリティは、電動、自動運転システムを搭載し、広い車内空間はリビングのように家族と一緒にくつろげるようなスペースとし移動時間を楽しむことができる。また、クルマ、自転車、歩行者がお互いに安心して移動できる機能、意識しなくても環境にも貢献できる走行技術を搭載し、安心で快適な未来の移動体験を実際に乗車して実感できるようになっている。
■ Automotive Devices & Solutions (EV普及のための車載デバイス・ソリューション)
EV普及の貢献につながるパナソニック・グループの広範な車載デバイス・ソリューションを一堂に集め、融合したモビリティとして紹介。製品・技術が車内の様々な場所で活用され、どのように環境課題解決や快適な車室と安心安全の実現(Well-Being)に貢献しているかを、光やタッチパネルを用いて直感的に理解いただく展示となっている。
■ Vehicle to Home(V2H蓄電システム「eneplat」)
太陽光がつくる電気を、蓄電池や電気自動車に蓄え、必要なときに自由に使う、クリーンエネルギーの活用の仕組みを映像で表現。家の中が実物大で見える大きな窓をスクリーンとして映像投影するとともに、平常時も停電時も効率よく電気を活用するクリーンエネルギーのプラットフォームとしてV2H蓄電システム「eneplat」を展示する。
■ITS搭載サイクル(自転車)モビリティ(B2X)
ITS(高度道路交通システム)を使用した自転車と自動車との車車間通信により、見通しの悪い交差点での出会い頭事故を回避するバーチャルデモンストレーションを行なう。
またこれ以外に、主催者プログラム「Tokyo Future Tour」では、モビリティサービスプラットフォーム「X-Area」を使用し、次世代モビリティの活用事例として、小型の自動搬送ロボット「ハコボ」にカプセルトイを搭載し、イベントオフィシャルグッズの移動販売を行なう。
パナソニック・グループ 公式サイト
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