■セージグリーンのフライングスパーV8
クルーにあるベントレーのデザイン部門が70周年を迎えたことを記念して2021年10月4日、マリナーチームは歴史を調査。その起源が1930年代にまで遡る、数多くのエクステリアカラーを復活させた。
●現在も選択可能なベントレーのヘリテージカラーとは?
その起源を1930年代に遡り、時代を超越した美しい色合いで、最新の現代的なベントレーにクラシックな雰囲気を与えているのは、ダブグレー、クラレット、オールドイングリッシュホワイト、オックスフォードブルーの4色である。
また、チームは50年以上も現役で活躍している15色以上のカラーがあることも突き止めた。カスタマーは、マリナー・パーソナル・コミッショニング・ガイドを通じて、それらのカラーを指定することができる。
これらのカラーのひとつは、クルーにあるベントレー本社で新たに広報車両として登録されたセージグリーンのフライングスパーV8に見ることができるという。
クルーでは、すべての塗装は熟練した手作業で塗布され、さらに最新のロボット技術を駆使して各車両に最高の仕上げが施されることになる。
●セージグリーンのフライングスパーV8ってどんなクルマ?
最新のフライングスパーは、パフォーマンス重視の俊敏性と4ドアのリムジンスタイルの高級感を完璧に融合させた、究極のラグジュアリー・グランドツーリングセダンである。
新型フライングスパーV8の広報車には、1950年代に使用されていたセージグリーンのエクステリアカラーを採用。ブラックラインスペシフィケーションとのコントラストが際立ち、繊細かつ個性的なエクステリアに仕上げられている。
レザーインテリアの色は、カンブリアングリーンとポートランドの2色に分かれているが、カーボンファイバー・テクニカル・フィニッシュを採用することで、よりモダンなインテリアに仕上げられた。
●時代を超えた美しい4色とは?
マリナーとエクステンデッドパレットを構成する4つのペイントカラーは、ベントレーをもっとも象徴するモデルのひとつである「Rタイプコンチネンタル」の時代から選ばれた色を含む、30年分をカバーしているという。
ダブグレーはベントレーでもっとも長い歴史を持つ色のひとつであり、エクステンデッドカラーパレットの一部として採用されたのは、1930年代の「ダービーベントレー」の時代にまで遡る。
エリザベス2世女王陛下のゴールデンジュビリーを祝うクルマに使用するために特別に作られたクラレットは、リッチなデュオトーンカラーだ。
このユニークな色合いは、1940年代以降のすべての王室用ベントレーに使用されているロイヤルクラレットからインスピレーションを得たものである。
クラシックなヘリテージカラーで、暖かみのあるソリッドな色調は、どんなクルマにも堅実な印象を与えてくれる。
マリナーの特別色であるオールドイングリッシュホワイトは、1950年代に遡るカラーだ。ソリッドなホワイト仕上げで、どんなクルマにも時代を超越した雰囲気を与えることができる。
ベントレーのカラーパレットのうち、もっとも深いブルーのひとつであるオックスフォードブルーは、ソリッドカラーで、1960年代に初めて作られ、1998年のダイアモンドシリーズで再度ローンチされたカラーだ。
さらにパーソナライズしたい人は、マリナーのパーソナルコミッショニングサービスをご利用出来、歴史的な意味を持つ色を追加することで、カスタマーは簡単に自分だけのヘリテージカラーを作ることが可能となっている。
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