唯一無二の大人スタイルを追求!
エアロミックスとワンオフパーツで実現したワイドスタイル
「オーナーが新車から大切に育て上げたランエボ6トミマキ」20年かけて辿り着いたフルチューン仕様
86の前には、S15シルビアスペックRを駆り、サーキット走行を楽しんでいたというオーナー。やがて子供が生まれて母親になり、S15に不便さを感じて手放したものの、やはりスポーツカーに乗りたいということで86を新車購入したそうだ。
コンセプトは「女性にもシンプルにカッコ良いと思ってもらえて、通勤にも使える大人仕様」。さらに彼女が拘ったのは、バーディクラブのLEDテールが似合うスタイルにすることと、ホイールカラーはインペリアルゴールドにすること。クルマ屋を営む旦那さんとパーツを選び、カスタムがスタートした。
エクステリアはエイムゲインのワイドボディキットをメインに使用するが、リヤバンパーはクールレーシング製をチョイス。繋ぎ目の加工も見事で、まるでフルキットの様な仕上がりを見せる。この車高でステアリングをフルに切っても、タイヤハウスに一切干渉しないホイール&タイヤサイズ選択も見事だ。フューエルリッドはJEEPラングラー用を流用し埋め込んでいる。
ホイールは前後ともに18インチのワークのXSA05Cで、フロントが10Jのマイナス3、リヤが11Jのマイナス10という組み合わせ。サスペンションはテインのFLEX Z車高調で、KTSの調整式ロワアームフルキットと組み合わせてこの極低フォルムを実現している。
インテリアは、カスタムオーダーしたクラッツィオのシートカバーをベースに、オーナーが得意としている裁縫技術を使ってトータルコーディネイト。シートカバーと同じ生地やPVCを取り寄せ、メーターフード、ドアスピーカーパネルを始めとしたシートカバー以外の全てのパーツを自作している。ステアリングとシフトノブは、純正のまま白の本革で巻き直し、手縫いで縫製した力作だ。
エンジンは基本ノーマルまま、ZERO-1000パワーチャンバーTYPE2とクールレーシングのヒートブルー4テールスラッシュマフラーで吸排気環境をブラッシュアップ。以前はターボ車に乗っていたオーナーだが、現状でも十分にMT車を操る楽しさを味わえていて不満はないとのこと。
ボディは日の当たり方によって、ゴールド×ブラウン、パールブラウン、ソリッドブラウン、グリーンパールと変化する、オリジナルゴールドブラウンでオールペン。所々にZ33のガンメタとマッドブラックをプラスし、ボンネットとルーフ、トランクにはラッピングを施すことでアクセントとしている。
「この86はこれでほぼ完成形ですね。私が思う理想のスタイルを作ることが出来ました。次は別のクルマでまた一からカスタムしていくのも面白いかも…」と語るオーナー。そのカスタム意欲は、まだまだとどまるところを知らない。
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みんなのコメント
86なのに86じゃなくなっている…ただのL社の車に憧れているヤン車にしか見えない!