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バイクタレントのトライアンフ工場見学+ライダースカフェ巡り【前編】

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バイクタレントのトライアンフ工場見学+ライダースカフェ巡り【前編】

 こんにちは。バイクタレントの岸田彩美です。今回は、私がイギリス・ロンドンで訪れた場所をお届けしていきます。

 降り立ったのはロンドンの中心地。交通は日本と同じ左側通行ですので、なんとなくホッとしますね。念願叶って2階建ての赤いロンドンバスにも乗車できました! 二階席からの眺めも最高。市内を通行するバスで、あちこちで見ることができるのですが、特別料金は無いので、市民の足として使われています。お洒落だなあ。

【画像】岸田彩美さんが訪れたトライアンフ工場・ミュージアムを画像で見る(16枚)

 さらに市内を走るタクシー1台1台もコロンとした車両で、街中に可愛い乗り物が溢れているんです。調べてみると、ロンドンタクシーとして中国のメーカーが生産しており、現在日本でも購入できるそうですよ!

 バイクに関してですが、やはり無料路上駐車場がありました。大通りから一本入った場所にありましたね。

 現地には日本にはない、バイクの初心者マーク“L”をつけた車両(サイズが大きくて目立つ!)や、自分の駐車場スペースにしているのか、勝手にチェーンロックも置いてありました。

 イギリスと言えば、最も歴史が古いとされる“トライアンフ・モーターサイクル”発祥の地。このロンドン旅の一大イベントである、トライアンフの工場見学ツアー“THE TRIUMPH FACTORY TOUR”に参加してきました!

 料金は1人25ユーロ、日本円で約4000円。事前予約制ですが、ホームページから日程を選び、支払えばOKです。

 ロンドンからトライアンフ工場のあるヒンクリーまで電車とバスを乗り継いで約2時間位で到着できるのですが、なぜか電車が急にキャンセルになり、駅員さんにヘルプを求めて、別の電車に飛び乗り。一件落着かと思いきやその電車も途中で40分位停止し、乗客大ブーイング……。

 工場見学は、変更やキャンセルが出来ないと記載があったので本当に焦りましたが、なんとか着くことができました。公共交通機関は予告なく変更されるので、早めに行動することが大切ですね。(私は受付の2時間前に着くように出発していました)。私、何かしらトラブルに巻き込まれていませんか……もうそういう星に産まれたのだと思うようにしています(笑)。

 無事に受付を済ませて、各自黄色のベストを着用して見学開始。約2時間くらいかけて説明していただきましたが、残念ながら工場内写真NG!! 社外秘がたくさんあるから仕方ないですね。

 工場稼働日の平日にも見学は行われているのですが、私が行ったのは日曜日の非稼働日。ですが工場が稼働していないからこその3Dプリンターを使って作業するスペースを見学できました。車両の塗装の事や過去に製造した車両の保管もされており、しっかり目に焼きつけてきましたよ。一緒に見学した方々は、だいたいがイギリスからの訪問者でした。日本人だっていうと超驚かれました、当たり前ですね(笑)。

 最後に映画「007/ノータイム トゥ ダイ」で実際に使われた車両が入り口に展示されており、特別にまたがって写真を撮らせてもらいました! よく見ると、タンクが凹んでいます。

 見学が終わると解散となるのですが、工場にはトライアンフのエンジンがずらりと展示されたカフェ“Triumph 1902 Café”が併設されているのでそこで一休み。もちろんこちらは工場見学しなくても利用可能です。毎月様々なイベントが行われているそうで、このカフェに集合してのツーリングイベントや、夜ライダーが集まって、お互いのバイクを披露しながら食事を楽しむイベントもあるそうです。楽しそうだな~。

 イギリスと言えばの黄金コンビメニュー“スコーン×クロテッドクリーム”をつけていただきました。どうやらコーヒー類を飲むとTriumphのロゴ入りアートを入れてくれるみたいです。コーヒー飲めない族にとってはちょっと残念(涙)。

 その代わりに? ではないけれど、オリジナルのキーホルダーを作りました。工場見学のアテンドをしてくれた方が作業してくれまして、当時1個15ユーロ。文字は好きなように入れることができるので、いい思い出になりました。

 さらに、バイクミュージアムも併設されており、1902年、一番最初に作られたと言われている“オートバイナンバー1”の車両の展示をはじめ、トライアンフ社の歴史を車両と共に見学できます。こちらも入場無料で入ることが出来ますよ!!

 2018年にオープンしたばかりのこの工場、見学者を考えて作られているのが素晴らしい。訪れるタイミングで見られる車両も変わってくると思うので、一期一会にはなりますがトライアンフユーザーの方、バイク好きの方は一度行ってみて下さい♪

 次回は後編を配信しますのでお楽しみに。最後までご覧いただきありがとうございました。

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