ダイハツは10月1日、2020年9月生産分実績をもって、ダイハツブランド車両の国内生産累計3000万台を達成したと発表した。
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ダイハツは、内燃機関の国産化を目的に、1907(明治40)年に発動機製造株式会社として産学協同で設立。1931年に500ccのエンジンを搭載した三輪自動車「ダイハツ号」を発売し、自動車製造業を開始した。戦後は1957年に発売した軽三輪自動車「ミゼット」が小売業者などの顧客に好評を得た。1958年にはダイハツ初の四輪自動車として小型トラック「ベスタ」を発売。その後、1960年に初の軽四林自動車として商用車「ハイゼット」、1977年には小型乗用車「シャレード」、1980年には軽乗用車「ミラ」(軽乗用車「クオーレ」の商用車版「ミラ クオーレ」として発売。1982年より「ミラ」として販売)など、軽自動車から小型車までユーザーの暮らしに寄り添い、日常の生活や仕事を支える多様なスモールカーを生産してきた。
現在ダイハツは、ユーザーのさまざまなニーズに応え、求めやすい価格で提供できるスモールカーづくりを目指し、低コスト・高品質な生産を実現する「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)」をコンセプトとした、ダイハツ3拠点「滋賀(竜王)工場」、「京都工場」、「本社(池田)工場」および「ダイハツ九州株式会社大分(中津)工場」の合計4拠点で完成車の生産を行っている。
2019年からは、ダイハツらしい軽自動車を基点とした新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」による新商品を発売。引き続きトヨタグループにおけるスモールカーメーカーとして発展すべく多様なニーズに応えるクルマづくりを推進していくとしている。
●ダイハツ初の三輪自動車「ダイハツ号」(HA型)
●ダイハツ初の軽三輪自動車「ミゼット」(DKA型)
●ダイハツ初の小型四輪自動車「ベスタ」
〈文=ドライバーWeb編集部〉
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