町で唯一の漁港、朝獲れの鮮魚を味わいに
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が愛車のホンダ「XR250」で走ってきたのは、神奈川県の湯河原町です。真鶴町と静岡県熱海市の間にある町で、湯河原と言えば温泉のイメージですが、漁港もあるのです。
湯河原町『福浦漁港 みなと食堂』のアジフライを画像で見る(18枚)
国道135号で小田原から熱海方面に向かい、JR「真鶴駅」を過ぎて300mほど先の路地を左に入っていきます。海へ向かってどんどん下っていくと、湯河原で唯一の漁港である福浦漁港に突き当たります。漁港に沿って左の奥に進むと、今回の目的の店「福浦漁港 みなと食堂」に到着です。
店の前には駐車スペースがあり、向かいの海側には漁協の駐車場があります。漁協の駐車場には「車1日1000円、バイク1日200円」と張り紙がしてあります。
バイクをどこに停めようかとキョロキョロしていると、駐車場を管理しているらしき人から「食事するの? 店の前に停めていいよ」ということで、端の車1台分のスペースに停めさせてもらいました。
店に入ると平日だというのに待っている人がいます。順番待ちの紙に名前を書いて呼ばれるのを待ちます。
10分ほどで呼ばれると、海が一望できるテラス席が満席なのは残念ですが、奥の席へ向かいます。その途中、テラス席の端にメニューが貼ってあり、ここでオーダーするようです。と、いうことは、じっくり悩む時間は無く即決しなければいけません。
筆者的には、エビフライにサバフライ、アジフライとイカフライ、刺身がセットになった「MIXフライ定食」を狙っていたのですが、この日はすでに売り切れ。昼過ぎだというのに売り切れが多いことで「みなと食堂」の人気が伺えます。
福浦漁協直営ということもあって、朝獲れ鮮魚を使った美味しそうでバラエティに富んだメニューがいろいろあって悩みます。見ているうちに今まで見たことの無い「青アジフライ」なるものを発見してしまいました。これは気になる~と思いつつオススメを訊くと「全部オススメだけど刺身定食にもアジフライ付けられる」とのこと。
初めての来店でアジフライが食べたいなら、地あじフライが3枚入った「地あじまつり」が良いのでは、という店のお姉さんの言葉でオーダー決定です。
気になる青アジは、真鯵と同じ仲間ではあるものの、断面が丸い真鯵と違って平たいアジだそうです。次回来たら食べようと思います。
さらにお姉さんのオススメで、卵かけご飯用に湯河原の養鶏場「山恵園」の産みたて卵を追加注文しました。
まさに、地アジのお祭り状態!!
席に着いて周りを見回すと、客の前には皿がたくさん並んでいます。どの定食を頼んでもかなりのボリュームで、食べきれずに持ち帰る人も多いようです。
それほど待たずに料理が出来上がってきました。トレイからはみ出すほど料理が並んでいます。「地あじまつり定食」は、アジフライが3枚、煮、焼、唐揚げから選べる地アジ料理は煮魚をチョイスし、アジの干物に小アジの刺身という地アジ三昧です。それにご飯と味噌汁がセットです。正に福浦漁港で揚がった地アジのお祭り的メニューです。煮を選んだのは、煮たアジを食べた覚えが無かったからです。
まずはアジフライからいただきます。大きさは普通サイズで厚みも普通でしょうか。3枚あることと、他の料理のボリュームを考えると十分な大きさです。揚げ具合はサクサクとザクザクの中間くらいで、身は脂が乗っているという感じでは無いのですが、締まっていてアジそのものの味がしっかり出ています。
うまく表現できませんが、東京湾で水揚げされるアジとはまた違った味がします。これはこれで美味しいのです。地方色と言うか海の違いと言うか、それがあるのも『アジフライ旅』としては楽しいです。
初体験の煮アジです。アジそのものも美味しく感じるのですが「みなと食堂」の煮汁が美味しい。キンメなどの煮魚メニューもあるので、また食べてみたい味です。
干物も同様に美味しい……アジばかりですが、それぞれに違った味わいでほぼ完食です。最後に半分ほど残しておいたご飯に産みたて卵をかけていただきます。これまた味が濃くて美味しい。すっかりお腹いっぱい、大満足の昼ごはんでした
店を出ると、空が暗くなってきました。天気予報では夕方から崩れる模様で、降り出さないうちにのんびり帰ろうと、福浦漁港を後にしました。
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