■あえて楽しみたいマニュアルシフト! 令和の時代でも新車で買えるMT車 3選
昭和の時代にはごくありふれていた「FR(後輪駆動)」と「MT(マニュアルトランスミッション)」も、すっかり希少な存在になってしまいました。
新車で買える国産車では、いくつかのスポーツカーなどに残されるのみです。
令和のいま、絶滅危惧種となったFRとMTの組み合わせが選べるクルマを探してみましょう。
【画像】「ペダルが3つある!?」いまや希少なレイアウトが楽しいFRスポーツカー3モデルの写真を見る(52枚)
FRはフロントエンジン/リア駆動の略称です。現在主流のFF(前輪駆動)よりも重量バランスが良く、駆動力の伝達にも優れているので、スポーツカーに向いたレイアウトといえます。
3ペダル操作とともにエンジン回転に合わせシフトし、ドライバーの意思通りに自在な走りを味わえるMTと組み合わせれば、運転という行為をさらに楽しむことができます。
古い時代の技術かもしれませんが、自動運転技術の普及が期待される令和の時代だからこそ、そんな“汗臭い”行為をしてみるのもまた面白いものです。
いまこそあえて選びたい、FR+MTの組み合わせが選べる楽しい国産車 3選をご紹介します。
●MT+FRしかもオープン! マツダ「ロードスター」
マツダ「ロードスター」はFRでオープンのスポーツカーで、もちろんマニュアルシフトの設定があります。
車両重量1トン前後の軽量かつコンパクトなボディサイズと、1.5リッターで程よいパワーのエンジンの組み合わせをオープンにして走れば、たとえ街中を軽く流すだけでも楽しさ満点!
流行りの大柄なミニバンやSUVではけっして味わえないこの軽快さがロードスターの魅力。多くのクルマ好きにとって、いつかは手に入れたいあこがれの1台といえます。
ただ乗車定員2人乗りのためこれ1台ですべてをまかなうのは厳しく、また人口が集中する首都圏などの駐車場事情が厳しいエリアでは、セカンドカーという選択肢でもハードルは高いかもしれません。
とはいえ現行「ND」型は2015年のデビューから7年が経過しています。
次期型登場は未定ですが、避けられない電動化により重量増も予想されます。軽快なロードスターを味わうなら、今がラストチャンスかもしれません。
●水平対向エンジンをマニュアルで楽しむ! トヨタ「GR86」&スバル「BRZ」
スポーツカーのラインナップが少なかったトヨタが2012年、スバルとの共同開発という手法で誕生させたスポーツカーが初代トヨタ「86」/スバル「BRZ」でした。
若者でも手に入れられる価格設定を狙ったもので、86(ハチロク)の名称も、昭和の安価なFRスポーツカー「カローラレビン/スプリンタートレノ」の型式「AE86」に由来します。
低重心なレイアウトを特徴とするスバルの水平対向型2リッターノンターボエンジンを後輪駆動と組み合わせ、軽快な走りを実現させ、6速ATのほかに6速MTの設定も用意されました。
マツダ ロードスターなどとは異なり、小さいながらも+2の後席が用意されているのも特徴です。
初代デビューから9年後の2021年、2代目となる現行型へフルモデルチェンジしています。
トヨタ版は「GR86」に改名。初代のプラットフォームを流用しながらもボディ剛性を強化し、エンジンを2.4リッターに拡大したことで中速域でのトルク特性を改善するなど、多岐に渡る改良が施され、MTも引き続き設定されています。
●日産「フェアレディZ」
1969年に登場した初代モデルから、50年以上の長い歴史を誇る老舗のスポーツカーブランドが日産「フェアレディZ」です。
2022年1月には新型「RZ34型」が国内初披露。4月25日には、524万1500円から用意される各グレードの販売価格なども明らかにされています。
フロントに搭載されるのは、3リッターのV型6気筒「VR30DDTT」型ツインターボエンジンで、駆動方式はもちろんFR。最高出力405ps、最大トルク475Nmの高性能を誇ります。
新開発の9速ATのほか、先代Z34型に続き6速MTの設定が残されているのもうれしいところ。
初代「S30型」などの歴代モデルをオマージュしながら現代的に仕立てたスポーティなスタイリングや、全面カラー液晶の12.3インチメーターディスプレイを備えた未来的なインテリアなど、見どころも豊富です。
新型フェアレディZの正式な発売は、2022年夏ころとなる見込みです。
※ ※ ※
MT車の絶滅が危惧される中、うれしいニュースも入っています。
トヨタはスポーツカー「GRスープラ」の一部改良にあわせ、3リッターターボエンジンを搭載するハイパワーモデル「RZ」グレードに、6速MT仕様を追加すると発表したのです。
新型スープラ RZの6速MT車は2022年夏頃より商談を開始し、2022年秋頃以降の納車を予定します。
価格などの詳細はまだ明らかにされていませんが、日産からライバル車のフェアレディZがデビューするタイミングとあって、にわかにハイパワーMT車の市場が盛り上がりをみせそうです。
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