英国ジャガー・ランドローバー(JLR)は2024年4月25日(現地時間)、ランドローバー・ブランドの本格オフローダーに位置するディフェンダーの新たな旗艦ハイパフォーマンスオールテレインモデル「ディフェンダー・オクタ(DEFENDER OCTA)」のワールドプレミアを本年7月3日に実施すると発表。合わせて、過酷な走行テストおよび開発プラグラムの画像と動画を披露した。
ダイヤモンドの八面体形状(octahedron)から着想を得た車名を冠し、力強さ、耐久性、そしてタフさとラグジュアリーさを主張するオクタは、ディフェンダー・シリーズのフラッグシップモデルとして企画。パワートレインにはマイルドハイブリッドシステムを組み込んだV8ツインターボガソリンエンジンを搭載し、「史上最もパワフルなディフェンダー」と謳う。また、足回りにはオンロードでもオフロードでも比類ない走破能力、快適性、操縦安定性を実現した、ディフェンダー初採用の6Dダイナミクスエアサスペンションをセット。油圧連動型の6Dダイナミクステクノロジーは革新的なピッチ&ロールコントロールシステムを組み込み、オンロードでの加速およびブレーキングとコーナリング時には車体を水平に近い姿勢で保ち、一方でオフロード走行時には4輪それぞれのホイールトラベルとアーディキュレーションを最大化して優れたトラクション性能を発揮する。さらに、シューズには新造形のアロイホイールと専用開発のタイヤを装着。そして、制動機構には専用セッティングのブレンボ製ブレーキシステムを配備した。
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内外装の演出については、随所に専用デザインのパーツを配するとともに、ダイヤモンドからインスピレーションを受けた新しいシグネチャーグラフィックを導入したことがトピック。各シグネチャーグラフィックのパネルには、機械加工とサンドブラスト仕上げを行ったチタニウムディスクに、グロスブラックのダイヤモンドを刻印する。チタニウム材を採用したのは、自然の状態での強度と耐食性に優れているからだという。また、DEFENDERロゴやシート座面の一部などには、岩石の中に入った状態のダイヤモンドのような表面処理を施し、他グレードとの差異化を図っている。
今回公開された走行テスト画像では、過去3年間にエンジニアが訪れたさまざまな場所や過酷な地形が登場。実際はドイツのニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)でのハイパフォーマンスハンドリングと耐久性テスト、フランスのラドゥーのウェットなアスファルト、スウェーデンの氷上、フランスのラストゥールでの過酷なラリーレイドステージ、ドバイの砂漠、米国ユタ州モアブの岩場でのテストを含め、1万3960回以上の追加テストを実施したという。また、英国イースナーにあるJLRの伝説的なテスト施設でも、あらゆる過酷な走行テストを行って、そのすべてをクリアした。
なお、JLRはディフェンダー・オクタのワールドプレミアに先駆けて、英国、ドイツ、イタリア、米国、ドバイ、日本という主要マーケットで将来のユーザーを対象とした招待制の特別プレビューイベント「DEFENDER ELEMENTS」を開催すると発表。日本では、そのイベントを2024年6月下旬に催す予定である。また、ジャガー・ランドローバー・ジャパンはディフェンダー・オクタを初年度に220台限定で日本に導入するとアナウンス。その予約受注は全国のジャガー・ランド ローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークにてすでに開始している。
ディフェンダー担当のマネージングディレクターであるマーク・キャメロン氏は、「ディフェンダー・オクタはラグジュアリーさを極めた壮大なアドベンチャーの代名詞となるでしょう。そのアドベンチャーは、『DEFENDER ELEMENTS』のイベントから始まります。それぞれの会場やエクスペリエンスは、アイコニックなディフェンダーのDNAを本格的かつ独創的な方法で反映しており、私たちはフェンダー・オクタの旅をともにする最初のユーザーを迎えることをとても心待ちにしております」とコメントしている。
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