フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1ベルギーGPをポールポジションからスタートしたものの、最終的に4番手でフィニッシュ。ジョージ・ラッセル(メルセデス)の失格で最終的に3位となったものの、この結果をポジティブに捉えていないようだ。
暫定表彰式には出られなかったものの、ルクレールのトップ3フィニッシュは優勝したモナコGP以来となった。
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ルクレールはウエットコンディションの予選をマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐ2番手で終え、フェルスタッペンのグリッド降格に伴い、決勝レースをポールからスタートした。
ルクレールはレース序盤をリードしていたが、3周目にルイス・ハミルトン(メルセデス)にオーバーテイクを許すと、1ストップ戦略のラッセルにも先を行かれ、3番手を走った。
最終スティントでは、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)にも抜かれ、表彰台圏外に落ちて4番手でチェッカーを受けることになった。
ルクレールはレース後、記者団に「何が起こったかは単純だ。僕たちはただ、十分な速さがなかった」と語った。
「僕たちは今日、4番目の速さのクルマだったと思う」
「マクラーレンとレッドブルは予想通りだった。メルセデスは予想より速かったよ」
「通常のレース、ドライコンディションでは、こういうコースで彼らを引き離すのはとても難しい。(ルクレールの後方5番手と6番手にいた)マックスとランド(ノリス)を最後まで引き離すことはできたけど、4位が今日のベストだった」
ルクレールは、スパで表彰台圏内を長く走ったことはポジティブなことだったかと尋ねられると、これを否定した。
「いいや、そうじゃない。もしレッドブルが前にいたら、ポジティブな週末になっていたと思う。でも今回、前にいたのはメルセデスだ。僕たちは彼らと互角に戦えると思っていたのに、彼らは僕たちも優位に立っていた」
「だから、この結果はあまりポジティブなものだとは思っていない」
「僕は4位がベストリザルトだと思っていた。マクラーレンが2台前に行って、レッドブル(セルジオ・ペレス)がもう1台だ」
「でも今日前にいたのはメルセデスが2台に、マクラーレンが1台だった。だからあまり嬉しくない。予想よりも悪かったね」
ルクレールのチームメイトであるカルロス・サインツJr.もまた、ベルギーGPの結果はフェラーリがライバルたちに比べてパフォーマンスで前進できていないことを示していると感じている。
「メルセデス、レッドブル、マクラーレンのペースを見ると、ポジティブには思えない。まだコンマ2秒か3秒(の差)があると思う」
「あのクルマではポールポジションからスタートしても4位だ。僕のクルマは表彰台を狙えるような気がしていたんだけど、みんながハードタイヤを履いた途端、どんなペースで走れるのかがわかるようになった」
「最終スティントはとても競争力があり、速いと感じていたのに、他のマシンのタイムを聞かされて、『いや、僕が望んでいたほど速くはない』という感じだった」
ルクレールは、スペインGP以来チームを悩ませているバウンシングの問題に、レース終盤に苦しめられたと語った。ただ、その振動は”クレイジー”なほどではなかったという。
「レース終盤はバウンドが多く、高速域でプッシュすればするほど苦しくなるのは明らかだった」
「最終スティントは少し増えたけど、クレイジーなほどではなかったよ」
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みんなのコメント
挙げ句の果てに 高速になると、そのリアが強すぎてポーパシングから リアを硬めバウンシングもしている
ベンチュリートンネルのポーパシングは、サイドエッジからのボルテックスでシールするのには 限界があり、リアタイヤには加重変化が常にある
詰まり バウンシングが起こる以上には使えない、それ以上を別の方法で ダウンフォースを補う必要がある
レッドブルは ビームウィングに活路を見付け、皆も 使いこなし出した
しかしマクラーレンは更に サイドポッドを薄く、それ自体をウィングにしている様に見える
メルセデスも追従して見え PUも同じメルセデス、ラジエーターもか?