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ホンダ フィットがマイナーチェンジ。「RS」がe:HEVで復活し、今後ガソリン仕様にも追加! エンジンは全グレードで1.5Lに

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ホンダ フィットがマイナーチェンジ。「RS」がe:HEVで復活し、今後ガソリン仕様にも追加! エンジンは全グレードで1.5Lに

2022年10月6日、本田技研工業はホンダ フィットのマイナーモデルチェンジを発表し、翌7日から販売を開始する。マイナーチェンジで走りの質重視のグレード「RS」が復活したほか、エンジン排気量がガソリンエンジン仕様含めた全モデルで1.5Lに統一された。

グレードラインアップは5つ
今回のマイナーチェンジにより、「NESS」が消えて「RS」が追加された形になる。

ホンダ フィットに「RS」が復活!専用スタイルにe:HEV×MT仕様はあるのか!?

[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]

ガソリンモデルが1.5L化、ハイブリッドもモーター出力向上でパワーアップ!
マイナーチェンジしたフィットのパワートレーンは、従来どおりハイブリッドとガソリンの2種類から選択できる。

ハイブリッド仕様のモーター最高出力は10kW(14ps)引き上げられて90kW(123ps)に向上したことで、電動車ならではの発進加速フィールをより強く感じられるようになった。しかも燃費も向上し、FF仕様を例に見ると、マイナーチェンジ前の27.2~29.4km/Lから27.1~30.2km/Lへと向上している。

ガソリン仕様は、搭載エンジンを従来の1.3Lから1.5Lに排気量アップして最高出力も72kW (98ps)から87kW(118ps)に、最大トルクは118Nmから142Nmに向上している。加速や高速巡航でゆとりある走りを楽しめるようになった一方、排気量アップにともなって燃費は若干悪化。FF仕様は、マイナーチェンジ前の19.4~20.4km/Lから17.6~18.7km/Lとなっている。

安心・安全機能も充実
従来から全モデルに標準装備されていた先進運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」はさらに進化している。従来の機能に加えて、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)、急アクセル抑制機能が追加されている。またブラインドスポットインフォメーション、後退出庫サポートも新たに設定される。

1)衝突軽減ブレーキ<CMBS>
2)誤発進抑制機能
3)後方誤発進抑制機能
4)近距離衝突軽減ブレーキ
5)歩行者事故低減ステアリング
6)路外逸脱抑制機能
7)渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール<ACC>
8)車線維持支援システム<LKAS>
9)先行車発進お知らせ機能
10)標識認識機能
11)オートハイビーム
12)ブラインドスポットインフォメーション ※新機能
13)トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)※新機能
14)急アクセル抑制機能 ※新機能
15)パーキングセンサーシステム
16)後退出庫サポート ※新機能

「RS」がついに復活、ガソリンモデルは11月10日に発表予定
「RS」は「ロードセイリング」の略で、スポーティな走りにこだわったグレードとして先代モデルまで設定されていたのだが、現行4代目では今まで設定されてこなかった。そんな中、今回のマイナーチェンジで、フィットに2年半ぶりに「RS」グレードが帰ってくることとなり、心待ちにしていたユーザーにとっては嬉しいニュースとなったであろう。

気になる装備内容は専用のフロントグリル、フロントバンパー、サイドシルガーニッシュ、リアバンパー、リアスポイラー、アルミホイールが採用され、スポーティなイメージが強調されている。

また、ドライバーの操作とクルマの挙動がさまざまなシーンで気持ちよくつながる操る楽しさと、質感の高い爽快な乗り味を両立することが「RS」グレードのコンセプトとされ、荒れた路面で車体の揺れを抑えるために、徹底的に性能を突き詰めた「RS」専用のサスペンションを採用している。

なお、復活した「RS」グレードはハイブリッド仕様の「e:HEV RS」だけではなく、ガソリンエンジン仕様にもラインナップされるという。こちらは11月10日に発表予定なので、もう1カ月ほど待つ必要がある。

気になるのはMTの設定があるかどうかだが、今のところアナウンスされていない。ただし、現行型シビック(1.5Lガソリンターボ仕様)に設定されている6速MTが好評で、販売比率も想定以上に高いという話もあるので期待してしまうが・・・どうだろう。

一方でハイブリッドモデル「e:HEV RS」の詳細は公表されており、アクセルオフ時の減速力をステアリングホイールのパドル操作によって4段階調節できる減速セレクターや、3つのドライブモードスイッチ(NORMAL/SPORT/ECON)が専用装備とされている。

そのほかに、ダンパーやスタビライザーなどの足回りも専用にチューニングされているので、走りにとことんこだわったグレードに仕上げられていることだろう。

ホンダ フィット ラインナップ
ベーシック(1.5L直4/FF):159万2800円
ベーシック(1.5L直4/4WD):179万0800円
ホーム(1.5L直4/FF):182万6000円
ホーム(1.5L直4/4WD):202万4000円
クロスター(1.5L直4/FF):207万2400円
クロスター(1.5L直4/4WD):227万0400円
リュクス(1.5L直4/FF):214万9400円
リュクス(1.5L直4/4WD):231万4400円
e:HEV ベーシック(1.5L直4+モーター/FF):199万7600円
e:HEV ベーシック(1.5L直4+モーター/4WD):219万5600円
e:HEV ホーム(1.5L直4+モーター/FF):217万5800円
e:HEV ホーム(1.5L直4+モーター/4WD):237万3800円
e:HEV RS(1.5L直4+モーター/FF):234万6300円
e:HEV クロスター(1.5L直4+モーター/FF):242万2200円
e:HEV クロスター(1.5L直4+モーター/4WD):262万0200円
e:HEV リュクス(1.5L直4+モーター/FF):249万9200円
e:HEV リュクス(1.5L直4+モーター/4WD):266万4200円

■ホンダ フィット e:HEV RS 主要諸元
●全長×全幅×全高:4080×1695×1540mm
●ホイールベース:2530mm
●車両重量:1210kg
●エンジン:直4 DOHCターボ+モーター
●総排気量:1496cc
●最高出力:78kW(106ps)/6000-6400rpm
●最大トルク:127Nm/4500−5000rpm
●モーター最高出力:90kW(123ps)/3500-8000rpm
●モーター最大トルク:253Nm/0−3000rpm
●トランスミッション:電気式無段変速機
●駆動方式:FF
●燃料・タンク容量:レギュラー・40L
●WLTCモード燃費:27.2km/L
●タイヤサイズ:185/55R16
●車両価格(税込):234万6300円

[ アルバム : ホンダ フィット はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

15件
  • 鼻ぺちゃ顔も嫌いじゃなかったけれどな。でもこっちの方が一般ウケするだろう。個人的にはヤリスのウザ過ぎるサイドのキャラクターラインよりフィットのスッキリしたボディの方が好き。
  • クルマに拘る人が少なくなった(らしい)とはいえ、デザインは重要なんだな…
    点検にだしてる待ち時間に試乗したら、良く出来たコンパクトカーだと思ったけど売れ行きが物語ってるね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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