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日産ジューク新型 急進的デザインのコンパクトSUVに 2019年発売へ

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日産ジューク新型 急進的デザインのコンパクトSUVに 2019年発売へ

もくじ

ー 新型ジューク AUTOCAR予想イメージ
ー 「2代目は、まもなく発表」
ー ルーテシア、新型マーチのプラットフォーム

スズキ・ビターラ(日本名:エスクード) 海外向けに1.0ℓエンジン車

新型ジューク AUTOCAR予想イメージ

日産は、人気のあるコンパクトクロスオーバー、ジュークをフルモデルチェンジする。デザインには現行モデルと同じぐらいの大胆さと独自性を持たせている。

ロンドンにある日産のデザインスタジオで設計された次期型は、ひと月以内にモーターショーでお披露目され、2019年から生産開始予定だ。

AUTOCARは、日産のグローバル・デザイン・ディレクターを務めるアルフォンソ・アルバイサに独占インタビューを行った。その内容をもとに描いた予想イラストが冒頭のイメージ画像である。

アルバイサは2代目となる新型ジュークについて、「先代とは違う見た目をしていますし、昨年東京で披露されたEVのクロスオーバーである日産IMxや、新型リーフともまた違います。都会的な華やかさとやんちゃっぽさを備えています」と話している。

続いてアルバイサは、2代目ジュークをロンドンに戻してデザインをやり直すことになった、という噂を否定した。




「2代目は、まもなく発表」

「2代目はもうまもなく発表されます。ですから、ロンドンに戻すことになった、という話しがどこからきているのかわかりません。とてもクールで、初代のジュークらしさも継承しています」

初代ジュークは2010年のジュネーブ・モーターショーで発表され、コンパクトクロスオーバーの人気を押し上げた。同クラスのヨーロッパにおける販売台数は2010年から2016年にかけて10倍に増加。さらに、2022年までに2016年の113万台から倍増すると見込まれている。

ジュークのヨーロッパでの販売台数はというと、現行モデルの発売当初から4倍増加し、年間10万台を超えるようになった。これには、イギリスでデザインしたスタイリングが大きく貢献しているようだ。

「初代を作った頃の方が、似たようなクルマがなかったので簡単でした」とアルバイサは教えてくれた。

「好き嫌いのわかれるデザインでしたが、初代は大きな成功を収めました。2代目は、初代の派生車種に見えてもいけませんし、革新的過ぎてもいけません。でもジュークらしさを持たせなければなりませんでした。さもなければ車名を『ナンシー』にでも変えなくてはなりませんからね」




ルーテシア、新型マーチのプラットフォーム

新型ジュークは、ルノー・日産・三菱アライアンスのVプラットフォームを改良してベースにするようだ。これは、ルノー・クリオ(日本名:ルーテシア)や日産マーチに使われているプラットフォームである。そして、これまで大半のモデルに搭載してきた自然吸気型ガソリンエンジンは使用しない見込みである。

代わりに、次期型ジュークには現行のマーチとデュアリスが搭載する3気筒898ccと4気筒1197ccターボが採用される。

さらに、111psを発揮する1.5ℓのディーゼルもラインナップに加わる。また、上位グレードには部分自動運転機能付き4WDも用意。

ジュークの量産モデルを出す前に世の反応を見るため、2009年のジュネーブ・モーターショーでコンセプトカーのカザーナが展示されたわけだが、今回も同様に2代目ジュークのショー・カーを先にお披露目するのかどうか、アルバイサは言及しなかった。

ただ、初代ジュークが奇抜でリスクの高いデザインながら今やその人気を確立しているので、2代目は発表時に人々をあっと言わせるため、ギリギリまでそのデザインを公開しない可能性が高い。

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