2023年F1第2戦サウジアラビアGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはセルジオ・ペレス(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。
なお2番手のルクレールは10グリッド降格ペナルティを科されているため、暫定12番グリッドとなっている。
2023年F1第2戦サウジアラビアGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
予選 5番手
僕にとってベストの予選ではなかった。最初の数コーナーでタイヤに苦しみ、タイムを失った。ラップのその後の部分は問題なかったが、セクター1での遅れを取り戻せるほど良くはなかった。皆に申し訳ない。
それでもまだこの週末が終わったわけではない。僕たちには表彰台争いができるだけのペースがある。今夜リセットして、明日の決勝で挽回する。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 4番手
アストンマーティン1台とフェラーリ1台の前に出ることができた。ポテンシャルを超えた、予想以上の結果だと思う。素晴らしい仕事ができた。昨夜、たくさんの作業に取り組んだ成果だ。ブラックリーのチームはシミュレーターで頑張ってくれたし、僕たちも今朝トラックサイドで、パッケージからより多くのことを引き出そうと努力した。
今はまだポールを争うレベルではないことは分かっているけれど、持っているものを最大限に生かさなければならない。今日の僕たちは確実にそれをやり遂げたと思う。
明日はおそらくアストンマーティンやフェラーリとの厳しい戦いになる。ポディウムに乗るためにハードにプッシュして、何ができるかを見極めるつもりだ。
僕たちのチームは、トップ3でフィニッシュするだけでなく、それより高い基準と期待を自分たちに課している。でもまずは日曜日にトップ3に入るために全力を尽くすよ。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
予選 3番手
フロントロウからスタートすることに満足していいだろう。バーレーンとは全く異なる特性のサーキットで、今回もQ3で戦えたことはポジティブな兆候だと思う。僕たちのパッケージの強みはロングランだ。明日はそれを最適化して戦いたい。
(予選後の会見で、レースではペレスに挑めると思うかと聞かれ)そうは思わない。悲観的に取られたくはないけれど、週末を通してのフリープラクティスでのペースを見て、バーレーン決勝でのペースを見て、自分自身に正直になる必要がある。レッドブルは他の全員よりも前にいる。だから明日の目標は、チェコと優勝を争うことだとは言えない。
ただ、これは前にも言ったことだけど、F1は必ずしも計算どおりにいくものではない。何かが起こり得るんだ。たとえば、今日はフェルスタッペンが15番手に沈んだ。そういうことが起こり得る。僕たちにとって一番大事なのは、ポイントを稼ぐことだ。2台でトップ5以内からスタートするのだから、2台揃ってトップ5内でフィニッシュしたい。そうしてポイントを積み重ねていく。それが僕たちにとっての今年の一番の目標だ。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
予選 2番手
自分のラップには満足だよ。最大限のラップだったと思うし、今回予想していたよりもかなり上の順位を獲得することができた。でもライバルたちは強力だ。僕たちはまだまだ頑張らなければならないね。
今週末のレースペースはまずまずだ。このトラックはオーバーテイクが簡単ではないけれど、全力を尽くして上位までポジションを上げていきたい。
(予選後の会見で語り)レッドブルは別の惑星にいるみたいだ。この手のサーキットでも僕たちよりずっと速いのだから、僕たちとしては追いつくためにかなり努力する必要がある。レースペースでもレッドブルだけが別レベルだ。それ以外は皆がほぼ同じなので、(12番グリッドからでは)困難なレースになるだろう。でも全力を尽くすつもりだよ。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 ポールポジション
ジェッダのこのコースは本当に楽しい。高速でマシンが生き生きとしてきて、限界までプッシュすることができ、ポールをつかめた。
とはいえ簡単な一日ではなかった。ローダウンフォース仕様で走っていることもあり、コーナーが続く序盤のセクションでは、慎重にいかなければ0.2秒失う可能性があった。最終的にポールを獲得できてすごくうれしいよ。
明日のレースがどういう展開になるのか、とても楽しみだ。ハイダウンフォースで走っているマシンもあるからね。
去年を振り返れば分かるように、ここでは何が起きてもおかしくない。僕たちのマシンはレースで強いはずだ。金曜のレースペースが強力だったからね。マックスがポジションを上げてきて、ふたりでチームのために最大限のポイントを獲得できるといいね。
(予選後の会見で、フェルスタッペンが追い上げてきた時のことを心配しているかと聞かれ)マックスのことを考えながら走るというアプローチをとるつもりはない。まずは、レースの序盤でしっかりリードを守る必要がある。このライオン(フェルナンド・アロンソ/2番グリッド)の前の位置を維持してトップを走り続けることができれば、うまくいくだろう。
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