現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「えっ!? もしかしてパンクしてる?」 外から見てもわからない“意外なパンク”の原因は?

ここから本文です

「えっ!? もしかしてパンクしてる?」 外から見てもわからない“意外なパンク”の原因は?

掲載 10
「えっ!? もしかしてパンクしてる?」 外から見てもわからない“意外なパンク”の原因は?

■見た目だけではわかりにくいパンクがある!?

 タイヤは重要な役割を担っており、安全に走行するためにタイヤの空気圧や状態を定期的にチェックすることが必要です。
 
 ただし、定期的にチェックをしていても突然パンクしてしまうことがあります。一体どのようなことが原因となってタイヤはパンクするのでしょうか。

【画像】「ダメェェェェ!」これが使ってはいけない「危険」なタイヤです!

 パンクで一番多いのは、釘やガラス片、金属片など鋭利なものがタイヤのトレッド部に刺さって空気が抜けてしまうというものです。

 この場合、タイヤ本体の交換に加え、ガソリンスタンドなどでパンクした原因物を除去して、漏れ止めゴムで穴をふさぐ処置が一般的です。

 高速道路などの走行も可能ですが、あくまでも応急処置となり、空気圧点検の回数を増やしたり、修理跡から空気漏れがないか日常的に確認することが必須です。

 次に多いパンク箇所は「バルブチューブ」です。

 バルブチューブとは、タイヤに空気を入れる時にキャップを開けて空気を出し入れするバルブですが、ゴム製のため経年劣化でひび割れや亀裂が生じます。

 バルブの根本付近が割れて空気が漏れたり、バルブ内の「ムシ」と呼ばれる、空気を入れるときに外部に空気が漏れないようにするストッパーの劣化も数多くあります。

 そのため、タイヤを交換する時にバルブチューブも一緒に交換するのがオススメです。

 そのほか、意外にも「ホイール」が原因となってパンクすることがあります。

 通常、ホイールから空気が漏れる場合は、タイヤサイズの一致不足やホイールリム(ふち)が傷ついてタイヤビートとの接触が悪くなり、空気が抜けるケースがほとんどです。

 稀なケースとして、ホイールの裏側のリムである「インナーリム」に傷がつき、そこから微量の空気が抜けて、スローパンク(スローパンクチャー)と呼ばれる状態になることがあります。

 ホイールを外してタイヤの全周を確認しても問題なく、パンク修理専用の大きな水プールに沈めてみたところ、ホイールに原因があることが初めてわかるなど、外から原因を特定することが難しいものです。

 この状況では修理はできず、タイヤではなくホイールそのものの交換となるのですが、4本のうち1本だけが空気の量が少し減っていると感じた時にはスローパンクチャーの疑いがあるといえるでしょう。

 では、走行中にパンクした場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。

 一般道では、ハザードランプを点灯して徐々にスピードを落とし、停車できたらクルマに備えられている緊急時の三角表示板をセットし、ほかのクルマへの注意を払います。

 その後スペアタイヤへ交換するか「パンク修理キット」を使って応急処置をします。

 自分での交換や修理が難しいという場合は、近くのガソリンスタンドやカー用品店、ロードサービスへ相談しましょう。

 高速道路でパンクした際はより一層の注意が必要です。

 まず、タイヤがパンクしてから、いきなりスピードを落とすことはやめましょう。他のクルマの巡航速度も速く、追突の危険性があるためです。

 パンクした場合はまずハザードランプを点灯し、非常待避帯や路肩スペースにクルマを寄せます。その後、発炎筒などを使用して、故障したことを周囲のクルマへ明示します。

 高速道路でのスペアタイヤの交換などは危険です。一般道でも同じことが言えますが、特に右側のタイヤがパンクした時は走行レーンに近接して作業をおこなうことになります。

 高速道路は、一般道よりさらに危険性が上昇することから、ロードサービスなどを利用したほうが良いでしょう。

関連タグ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

まさかの急展開! タナクのクラッシュでヌービル戴冠確定。トヨタにビッグチャンス到来|WRCラリージャパンDAY4午前
まさかの急展開! タナクのクラッシュでヌービル戴冠確定。トヨタにビッグチャンス到来|WRCラリージャパンDAY4午前
motorsport.com 日本版
マナー違反?それとも法令違反? バイクでのすり抜けの法的扱いとは
マナー違反?それとも法令違反? バイクでのすり抜けの法的扱いとは
バイクのニュース
日産の「新型スポーティセダン」公開に反響多数!?「ほしい」「格好いいよね」 迫力エアロ採用の「ラティオ」後継車! VLでスポーツな「アルメーラ」比国に登場
日産の「新型スポーティセダン」公開に反響多数!?「ほしい」「格好いいよね」 迫力エアロ採用の「ラティオ」後継車! VLでスポーツな「アルメーラ」比国に登場
くるまのニュース
フォルクスワーゲン、2026年にEVモデル全面刷新へ エンジン車縮小と「ポロ」改良を明言
フォルクスワーゲン、2026年にEVモデル全面刷新へ エンジン車縮小と「ポロ」改良を明言
AUTOCAR JAPAN
『レンジローバー』がオーバーヒート、リコール
『レンジローバー』がオーバーヒート、リコール
レスポンス
衝撃50Gの大クラッシュも、コラピント決勝出場へ。再検査受け問題なし……マシンもなんとか修復
衝撃50Gの大クラッシュも、コラピント決勝出場へ。再検査受け問題なし……マシンもなんとか修復
motorsport.com 日本版
VW ティグアン 新型発表、米国はひと回り大きい『タイロン』ベースに…ロサンゼルスモーターショー2024
VW ティグアン 新型発表、米国はひと回り大きい『タイロン』ベースに…ロサンゼルスモーターショー2024
レスポンス
さらば50cc…手に入れるなら今!? 50cc人気3選、今はまだ買えるの?
さらば50cc…手に入れるなら今!? 50cc人気3選、今はまだ買えるの?
バイクのニュース
「首都高の“ETC”」利用率が98%!? それでも「料金所」に”係員“なぜ存在? 料金所スタッフの勤務実態とは
「首都高の“ETC”」利用率が98%!? それでも「料金所」に”係員“なぜ存在? 料金所スタッフの勤務実態とは
くるまのニュース
コメリ、オリジナルのヘッドライトコーティング剤発売 最長1年間黄ばみ・劣化から守る
コメリ、オリジナルのヘッドライトコーティング剤発売 最長1年間黄ばみ・劣化から守る
レスポンス
最後の非電動・非ターボの水平対向6気筒…ポルシェ『911 GT3 RS』をスクープ!
最後の非電動・非ターボの水平対向6気筒…ポルシェ『911 GT3 RS』をスクープ!
レスポンス
半世紀前の名車バイクの走行距離がなんと“60km”!? 極上のホンダ「CB500Four」をイタリアで発見 気になる価格とは
半世紀前の名車バイクの走行距離がなんと“60km”!? 極上のホンダ「CB500Four」をイタリアで発見 気になる価格とは
VAGUE
全長3.9m! ダイハツの「コンパクトSUV」は“一文字テール”が未来的! パワフルな「1200cc×ハイブリッド」やターボ搭載した「トレック」とは!
全長3.9m! ダイハツの「コンパクトSUV」は“一文字テール”が未来的! パワフルな「1200cc×ハイブリッド」やターボ搭載した「トレック」とは!
くるまのニュース
 専用品がない旧車や緊急時の味方!!「液体ガスケット」とは?【バイク用語辞典】
専用品がない旧車や緊急時の味方!!「液体ガスケット」とは?【バイク用語辞典】
バイクのニュース
「支払は今度で……」なんていまだ人情話もある日本の路線バスもシッカリ経営に! キャッシュレス化がもたらすメリットとは
「支払は今度で……」なんていまだ人情話もある日本の路線バスもシッカリ経営に! キャッシュレス化がもたらすメリットとは
WEB CARTOP
【KTM 990RC R発表】RC8シリーズ以来の大排気量スーパースポーツRC・公道へ再降臨!デビューは2025年春以降
【KTM 990RC R発表】RC8シリーズ以来の大排気量スーパースポーツRC・公道へ再降臨!デビューは2025年春以降
モーサイ
悔しい予選に終わったノリス。王者争いには悟りの境地「最初の6戦で決着していた」今は打倒フェラーリに集中
悔しい予選に終わったノリス。王者争いには悟りの境地「最初の6戦で決着していた」今は打倒フェラーリに集中
motorsport.com 日本版
【カブリオレ対決】BMW対メルセデス 6気筒エンジンを搭載するオープントップのM440i xDriveとCLE450のガチンコ勝負!
【カブリオレ対決】BMW対メルセデス 6気筒エンジンを搭載するオープントップのM440i xDriveとCLE450のガチンコ勝負!
AutoBild Japan

みんなのコメント

10件
  • min********
    デタラメな記事しか書かない最低最悪な低レベルの価値の無いライターによるくるまのニュースは消え失せろ。
  • オーバーQ
    >定期的にチェックをしていても突然パンクしてしまうことがあります

    パンクは突然起きるに決まっている。予告してパンクする事って???
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村