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WRX STI レクサスIS F ホンダ&ダイハツの完全新規ミニバン… アルファードだけじゃないぞ! 2022年秋冬の超注目モデルたち

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WRX STI レクサスIS F ホンダ&ダイハツの完全新規ミニバン… アルファードだけじゃないぞ!  2022年秋冬の超注目モデルたち

 1月11日公開の記事「ノア&ヴォクシーが来る! エクストレイルが来る!! フェアレディZが来る!!! 2022年上半期登場の新型車たち」、18日公開の記事「ノア&ヴォクシーが来る! エクストレイルが来る!! フェアレディZが来る!!! 2022年上半期登場の新型車たち」に続き、今回は2022年秋冬に登場が見込まれるニューモデルたちをお届け。

 2022年はミニバン新抗争勃発の年とも名付けたくなるくらい新型の登場予定が目白押しだが、「オレが本命!」と言わんばかり、冬にはアルファードの登場が控えている。

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 だがそれだけではない。ダイハツ・ホンダからは完全新規となるミニバンの情報が入ってきているし、スポーツモデルに目をむければWRX STI、インテグラ、レクサスIS F。SUVもXV、レクサスRZ&RXと、アルファードに引けをとらないくらい話題になりそうなモデルがひしめいている!

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※本稿は2021年12月のものです
文・予想CG/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年1月26日号

[gallink]

■RZ インテグラ WRX STI…ニューモデル豊穣の秋がくる!

●レクサス RZ…レクサス新機軸の新次元BEV、誕生!

 2021年12月14日トヨタが衝撃発表した「2030年までにBEVの販売台数350万台(うちレクサス100万台)を目指す!」。モデル数としては30車種を投入すると明言し、2022年以降、トヨタの物凄いBEV攻勢が始まるわけだ。

 発表の場でお披露目されたレクサス4モデルのなかで、ひと際強いオーラを放っていたのが「レクサスRZ」だ。

 レクサスRXクラスのサイズ感のSUVで、10月、レクサス新機軸のBEVモデルとして誕生する!

 すでにレクサス側が公表しているように、長年にわたりハイブリッドで培ってきたモーター、インバーター、バッテリーなどの電動化技術を活かし、レクサスならではの新しい価値観を約束するモデルとなる。

 新たな4輪駆動制御技術「ダイレクト4」による高精度な駆動力コントロールなどにより、新次元のドライバビリティを生み出すことは確実。

 開発も最終段階に入っており、豊田章男社長も試乗。別世界の加速フィールと4輪の接地感に感動を覚えているという。

 下山テストコースで鍛え上げられたRZの走りには期待しかない。

2021年12月14日にお披露目されたRZ。新たな方向のグリルデザインとなっている。

●ホンダ インテグラ…魅力的な武装で日本でも復活!

 2021年11月、ホンダはアキュラブランドの新型「インテグラ」を世界初公開した。15年ぶりの復活となり、北米を中心にグローバルで販売される。

 そして、ここにきてホンダの日本国内ラインナップにスポーツモデルが希薄という現状を踏まえ、日本に導入されることが有力視されている、という。

 写真を見てもおわかりのように、新型インテグラは傾斜の強いクーペ風のルーフラインが大きな特徴の、5ドアハッチバックモデルだ。プレミアムスポーツコンパクトとして展開、販売される。

 パワーユニットは1.5L、直4VTECターボエンジンを搭載。トランスミッションは6速MTの設定があることも公表されている。

 写真のプロトタイプのスタイルから醸し出される雰囲気と、19インチホイール&ブレンボ製ブレーキから、アグレッシブな走りを堪能できるのは間違いない。そう断言できるスポーティモデルだ。

ホンダ インテグラ。ワイド&ローで“攻めのスタイル”に

●スバル WRX STI…スバル渾身の純内燃機関スポーツ

 WRX STIと言えば、長年スバルのスポーツカーの代名詞として語られ世界中に多くのファンを抱える注目モデルの一つだ。

 先代のVA型の販売が終了して以降、STIモデルの発売は途絶えているが、2021年に新型WRX S4(VB型)が登場していることからも察しがつくとおり、新型WRX STIの研究・開発が現在進行中だ。

 新型STIの開発目標には「打倒メルセデス・ベンツA45S AMG」。トータルの性能もそれに勝ることが前提とされているようだ。

 エンジンはEJではなくFA型2.4L水平対向4気筒直噴ターボを搭載。400ps、50kgmという怪力を誰でも操れるよう、ターボラグを極力排した設計とセッティングを施している。駆動はもちろんシンメトリカルAWDを採用する。

 スバルのフィロソフィーが際立つスポーツカーとして登場が待たれるモデルだ。デビューは2022年10月が有力だ。

一部ではWRX STI開発中止説が流れているが、カタログモデルから落ちてもSシリーズといったSTI限定モデルで登場する可能性は高い

●ダイハツ 新型コンパクトミニバン…DNGAプラットフォーム採用のコンパクトミニバン

 ロッキーe-SMARTの登場など話題に事欠かないダイハツから、注目のニューモデルが矢継ぎ早に登場する予定だ。

 2022年10月、長らく日本国内でラインナップになかったコンパクトミニバンが復活すると見られる。

 すでに海外では3列シート搭載ミニバンが複数発売されるなか、この新型はそれとは関連しないモデルだ。

 取り扱いやすい車体サイズで、家族が快適に過ごせる広々空間、燃費とキビキビとした走りを両立するパワートレーン搭載予定とされ、期待が高まるモデルだ!

ダイハツの新型コンパクトミニバン。スライドドアを装備し乗降性も抜群。これをベースとしたSUV仕様も展開予定だという(画像はベストカー編集部による予想CG)

■IS FにXV… 冬直前に登場予定のニューモデルは超激アツ!

●レクサス IS F…大排気量NA+FRの官能、再び

 ビッグマイナーチェンジ後も好調な販売を維持してきたISだが、よりスパルタンな「F」を復活させる日が近づいている。

 先代が終売してから7年が経過しており、復活の兆しは時々見られたのだが、2021年2月に実質IS Fと呼べるIS500が北米でデビュー。

 5L V8NAを搭載する当モデルは、まさしく日本で「IS F復活」の序章となるモデルであるはずだ。

 そんなIS F予想スペックだが、エンジンは前述のとおり5L V8NAの2UR-GSEをフロントに搭載、481ps/54.6kgmという多大なパワーをリアで駆動する。

 公道ではジェントルマンに、サーキットではダイナミックな走りを発揮してくれる一台に違いない。

レクサス IS F。開発を通じて得た知見をもとに、レクサスのアイデンティティを残しつつ冷却や空力にも配慮したエクステリアデザイン(画像はベストカー編集部による予想CG)

■レクサス 新型IS F 予想スペック
・全長×全幅×全高:4710×1845×1430mm
・ホイールベース:2800mm
・車重:1700kg
・エンジン:5L V型8気筒DOHC
・最高出力:481ps/7100rpm
・最大トルク:54.6kgm/4800rpm
・トランスミッション:8速AT

●スバル XV…スバルイチオシのスモールSUVも刷新!

 スバルは2022年8月に新型インプレッサを発売する予定だが、それと併せて人気モデルのXVも刷新される見込みである。

 ただし、インプレッサ登場から少し間を空けて発売されると見られ、e-BOXERなどの技術も投入されていく。

写真は現行型のスバル XV。最新版SGPの採用、俊敏な加速を可能とするe-BOXERも用意される

■アルファード、出る! 2022年を締めくくるのはこのクルマたち!

●トヨタ アルファード…ミニバンの王者、さらに豪華に!

 ミニバンの王者、アルファードの新型は基本的にはキープコンセプトで、存在感をアピールするフロントマスクはよりいっそう押し出し感を増し、アルファードらしさを主張する。

 プラットフォームはトヨタFF系のGA-Kをベースとする。RAV4やハリアーのみならず、北米向け大型SUVのハイランダーにも採用される主力プラットフォームで、ホイールベース3000mm級に対応する。

 低重心プラットフォームの利を生かした低いフロアにより、ラージミニバンながら全高1940mm程度まで低くしながら室内高を確保でき、高い操安性能に寄与する。

 パワーユニットは現行型にも搭載される直列4気筒2.5Lハイブリッドと、V6、3.5Lターボをリプレイスする280ps/43.8kgmを発揮する2.4Lガソリンターボだ。

 登場は2022年冬、もしくは2023年春にずれ込む可能性もある。

新型アルファードはGA-Kプラットフォームで低重心(画像はベストカー編集部による予想CG)

●レクサス RX…世界基準の3列シート旗艦SUV

 レクサスが展開するラインナップのなかでも今一番社内リソースを割いているといっても過言ではない分野の一つであるSUV。そのSUVのなかでもフラッグシップを担うRXの新型登場が2022年10月に控えている。

 各部の作りに古さが目立ってきた現行モデルだが、新型では根本から開発し直されている。なかでもシートだが、現行では3列目シートを備えるも、実用面を考慮すると実質2列シートのクルマだった。しかし、新型では3列目シートの作りにこだわり、より快適性を高めている。

 搭載されるテクノロジーの話をすると、プラットフォームにはRAV4などで実績のあるGA-Kプラットフォームを採用。そこに走りのキレ味と快適性を両立するサスペンションが与えられる。

 エンジンは299psを発生させる3.5L V6とモーターを組み合わせる。ハイパワーなエンジンと豊富なトルクを生み出すモーターのコンビネーションで街乗り、高速を問わず高い動力性能と燃費を両立させている。

 レクサスの新たな旗艦SUVとして、世界に衝撃を与える期待大のモデルだ!

レクサス RX。レクサスだと一目でわかるスピンドルグリルデザインはそのままに、彫りを深くし見た目の厳つさを強調。旗艦SUVの名に恥じない力強さが感じられる(画像はベストカー編集部による予想CG)

●ホンダ 大型ミニバン…オデッセイ後継モデルがこれ!

 2021年12月に生産を終了したオデッセイだが、ホンダ販売店からオデッセイクラスのミニバンのラインナップを切望する声が上がっている。

 オデッセイ生産終了の大きな理由に狭山工場の閉鎖がある。もちろんホンダ本社も需要は認識しており、すでにオデッセイよりひと回り大きいミニバンの開発を進めており、2022年12月の投入を目指している。

 サイズ的には現在のオデッセイよりひと回り大きく、以前のエリシオンのような存在感だという。もちろん3列シートで、特に3列目の居住性を追求する。パワーユニットは2Lエンジンを発電に使うe:HEVとなる。

オデッセイよりもワンサイズ大きな3列シートミニバンを投入する計画が進行中。ステップワゴンは「原点回帰」とも言える「脱オラオラ」なフロントフェイスが話題を読んでいるが、この新型はどうなる?(画像はベストカー編集部による予想CG)

【番外コラム】2023年に向けて!

 ここまで一気に2022年に登場するニューモデルをカレンダー形式で紹介してきたが、カーボンニュートラルへの動きから、電動化へとシフトするニューモデルが増えることになる傾向が見て取れる。

 その一方で、必ずしも電動化、EV化一辺倒ではなく、内燃機関の効率化によるカーボンニュートラルへの取り組みも進みそうだ。

 トヨタは2021年12月14日に今後のBEV戦略を発表したが、内燃機関の可能性を否定するものではなかった。

 自動車業界は2023年に向けてさらにそのダイナミックな動きを加速させるだろう。さらなる魅力的なニューモデルたちの登場に期待したい!

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