『ロッキー』＆『クリード』サーガ史上、最大にして最後の死闘『クリード 過去の逆襲』

　伝説のボクシング映画『ロッキー』。そのDNAを継承した『クリード』。——数々の死闘や因縁と自身のアイデンティティを描き、世界中に興奮と感動を伝えてきました。そんな、映画史に燦然と輝くサーガの新たな“物語”の始まりを告げる『クリード 過去の逆襲』が、ついに日本上陸です。

　自身のルーツに向き合った『クリード チャンプを継ぐ男』（2015年）、父・子の2世代に渡る因縁を描いた『クリード 炎の宿敵』（2019年）と、ロッキーのサポートを受けながら、数々の激戦を繰り広げてきたボクサー、アドニス・クリード。ロッキーの魂を引き継ぎチャンプとなった彼の前に現れたのは、封印した“己の過去”でした。

　シルベスター・スタローンからサーガを託された主演のマイケル・B・ジョーダンは『クリード チャンプを継ぐ男』で全米映画批評家協会賞の主演男優賞など数々の賞を受賞し、マーベル作品『ブラックパンサー』では悪役エリック・キルモンガーが歴代ヴィランNo.1と絶賛され、一躍トップスターに上り詰めました。

　そんなマイケル・Bは主演最新作となる本作で初監督も務め、スポーツ映画初のIMAX撮影も敢行。ド迫力のファイトシーンは、更なる飛躍を遂げ、まるでリングサイドにいるかのような圧巻の臨場感を味わえます。

　日本のアニメ好きとしても知られるマイケル・Bには、あまりバイクのイメージはないかもしれません。しかし、スパイク・リー監督がメガホンを取った某ハイブランドのプロモーションムービーに登場した際には、クールなライダースジャケット姿でハーレーダビッドソンのストリート750を駆り、土埃が舞う荒野を疾走していました。

『クリード 過去の逆襲』は2023年5月26日（金）より全国ロードショーです。