2019年5月の『GQ CAR'S アクセスランキング』は、連載記事「29歳、フェラーリを買う」がトップ10に複数ランクインした。
筆者としては嬉しい限りだ。と、同時に、こんなにも多くの人に読まれていたのか! と、驚くばかりである。なんせ、当初は連載化をまったく考えていなかったからだ。
29歳、フェラーリを買う──Vol.13 女優・夏樹陽子が語る! フェラーリの魅力とは?(後編)
第1話を執筆したきっかけも、「フェラーリを買うなんて2度とないだろうから、思い出づくりとして、ちょっと書いてみよう」と、ほんの軽い気持ちだった。ゆえに、アクセスが殺到したと聞いて、「え、ホント!?」と、ただただ驚くばかりだった。
そのあと、「これは連載化しよう!」と、決めたのであった。とはいえ、フェラーリ・ビギナーの筆者である。右も左もわからないなか、連載をはじめたばっかりに、Yahoo!ニュースのコメントなどで、よく“お叱り”を受けた。
そんなお叱りも、ひとつの知識として吸収され「あぁ、そうなんだ!」と、フェラーリを維持するうえで大いに役立っているのは言うまでもない。
とはいえ、思うように我がフェラーリに乗れていない。仕事が忙しいのもさることながら、乗りに行く場所を選ぶのがもっとも大きな理由である。
原因は駐車場だ。入り口が狭かったり、傾斜が急だったりする場所は、最低地上高が低いうえ、フロントに社外リップ・スポイラーが装着されているため入出庫が憚られる。アンダーボディなどを擦ってしまう可能性が高いからだ。なお、一般的な車止めも要注意である。
したがって、安心して駐車出来る場所といったら、パーキングメーターが設置されている時間制限駐車区間か、広い平置き駐車場ぐらいしかない。後者は都心部にあまりないため、必然的にパーキングメーターを探すことが多い。
が、最大で60分しか駐車できないのは困る。短い用事ならともかく、乗りたい! と、思う休日ほどあれやこれやしたいことが山積みであるゆえ、60分ではとても足りない。
というわけで、駐車場が見つからなかったときを恐れるあまり、乗る機会は少ない。したがって走行距離も伸びない。
そういえば、中古市場で売られているフェラーリの多くは、年式の割に走行距離は少ない。長年、「どうしてこんなに低走行距離の個体が多いのか!?」と、疑問に思っていたが、なるほど、実用性はそれなりにある(少なくとも筆者の360モデナは)と言っても、駐車場所がこれほどまでに限られていたら、“そりゃ乗らなくなるな”と、所有して気づくのであった。
とはいえ、連載である以上、乗らなければ&距離を走らなければ、読者が望むような事象は起こらないかもしれない。
そういえば最近、「イナガキさんのフェラーリを見たよ!」と、複数人から言われた。が、それら“目撃車”はすべて筆者の360モデナではなく別のオーナーが所有しているクルマのよう。ボディカラーが一緒だから間違えたのだろう。
ちなみに、もう1台の360モデナ・オーナーは、風の噂によると、なんと筆者よりさらに若いそうで……購入する決断力に感服するばかりである。しかも、筆者が「駐車場が……」「故障が……」「下取りが……」と、あれやこれや考えているあいだにも360モデナをとことん乗っているとは尊敬する。
「乗らずに連載をどう続けるんだ!」と、またお叱りを受けてしまうかもしれないが、ご安心を。今後の予定として、オーディオ・システムの総交換を控えている。さらに、2019年7月には「車検」という大イベントが! はたして、19年落ちフェラーリの車検整備費用はいくら要するのか……。
連載としては、このうえなく“美味しいネタ”かもしれないが、所有者としては心落ち着かない複雑な心境である。
でも、フェラーリを手放すつもりはあるのか? と、問われれば「ノー」だ。気づけばすっかり360モデナの虜になってしまっている。ハイブリッド・カーのフェラーリも登場した今、貴重なV8自然吸気フェラーリを頑張って維持しよう! と、あらためて心に誓うのであった。
【1位】
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