中古車購入 [2025.10.14 UP]
その個性にグッとくる。デザインで魅せる名車5選
秋といえば芸術の秋。そして芸術といえば、カーデザイン。古今東西、クルマのデザインはさまざまなアプローチで進化し続けてきた。デザインはクルマの売り上げを左右するほど重要なファクターであり、どんなに中身がよくてもスタイルが悪ければ不人気に終わってしまうのだ。そんなわけで、今回はデザインにこだわった名車を5台ピックアップして紹介しよう。
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No.1【アウディ TT(初代/8N)】コンセプトカーそのままの革新的デザイン
1990年代のアウディといえば、ちょっと野暮ったいイメージがあった。そんなイメージを覆し、その後のカーデザイナーに多大な影響を与えたのが1998年に発表された初代TTである。デザインを手がけたのはアメリカのカーデザイナーであるフリーマン・トーマス氏。1995年9月のフランクフルトショーで発表されたスタディモデルをほぼ踏襲したデザインは非常に斬新で、全てのボディラインには意味があり、形状には機能があると謳われた。1998年には市販型が登場し、翌年に日本でも発売。当初は1.8Lターボ+4WDを搭載し、走りも非常にスポーティだった。現在でも手頃なミドルスポーツとして高く評価されている。
中古車価格帯:50万円~280万円
中古車平均価格:104万円(2025年10月3日現在)
以前は物件が揃っていた初代TTだが、生産終了から20年近くも経っておりさすがに物件数は少なくなっている。価格はピンキリで100万円以下の個体もあれば、200万円台後半のものもある。フルノーマルの良質な個体は減少しており、走行距離も10万km前後が中心。コンディションのよい車両があれば迷わず決めたい。
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メーカー:アウディ/車種:TTクーペ/【絞り込み条件】モデル・グレード:8N
No.2【ルノー アヴァンタイム】ミニバン風クーペ!? 前代未聞のスペシャルティカー
ルノーは今も昔もデザインに一家言あるメーカー。美しさと奇抜さを備えたスタイルは、多くのファンを魅了してきた。そんなルノーのなかでも最大級の個性派モデルといえば2002年11月に導入されたアヴァンタイムだろう。一見するとミドルサイズのミニバンに見えるが、ドアの枚数は2枚。つまりミニバンとクーペのクロスオーバーとなっている。エッジを効かせた彫刻的なフォルムに広大なパノラミックサンルーフを備え、クーペでありながら広々と快適な室内空間を実現。パワートレインは3.0L V6のみが搭載され、最高出力は207馬力を発揮。高速道路でもゆとりあるクルージングが楽しめる。
中古車価格帯:100万円~200万円
中古車平均価格:算出不可
日本に導入されたものの販売台数は非常に少なく、中古車市場では極めてレアな存在。とはいえ現時点でもグーネットに在庫は確認できるので、根気よく探せば入手も不可能ではない。しかし価格は応談となっていることが多いので、ほしい人は販売店に問い合わせてみよう。実際の市場価格は概ね100万円~200万円程度となっており、極端なプレミアは付いていないようだ。
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メーカー:ルノー/車種:アヴァンタイム
No.3【フィアット ムルティプラ】一度見たら忘れられない!超個性派3+3ミニバン
1998年に発表され、日本には2003年に導入されたフィアット ムルティプラ。愛らしい丸目のヘッドライトを持つミニバンだが、ハイビームのライトがAピラーの付け根にあるという、これまた超個性的なデザインなのが見どころ。ボンネットの上にもうひとつ車体が置かれたようなフォルムは何にも似ていない造形で、多くのひとを驚かせた。ボディサイズは全長4005mm、全幅1875mm、全高1670mmと、全長が短くてワイドなプロポーション。シートレイアウトは3+3の6名乗車であることも珍しい。なお、このシートレイアウトは後にホンダ エディックスが採用することになった。パワートレインは1.6L 直4を搭載し、トランスミッションは5速MTのみ。2004年にはマイナーチェンジを受けて一般的なデザインに改められたのがやや残念だ。
中古車価格帯:80万円~110万円
中古車平均価格:84万円(2025年10月3日現在)
日本に導入された台数が少なく、また発売から20年以上も経っているため中古車市場に残る物件は少ない。とはいえ相場は底値となっており、ほとんどが100万円以下の低予算でもねらえる。走行距離は10万km以上が基本となり、低走行な物件はほぼ皆無。メンテの行き届いた車両を探したいところだ。なお、2004年以降の後期型は若干相場が高めとなっている。デザインは平凡になってしまったが、どうしてもほしいならこちらも併せて検討するとよい。
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メーカー:フィアット/車種:ムルティプラ
No.4【トヨタ ヴェロッサ】イタリアンサルーンのようなパッションを感じよう
国産車にもデザインにこだわったクルマはある。今回紹介するのは、2001年に発売されたトヨタ ヴェロッサ。9代目マークII(X110系)と共通のプラットフォームを採用しつつ、エクステリアはまるでラテン系の刺激的なデザインが与えられた。特別仕様車には「セレチオーネ」というイタリア語が与えらたことからも、イタリア車を強く意識していたことが伺える。マークIIのメカニズムを持つため、駆動方式はFR。パワートレインは2.0L 直6と2.5L 直6、さらに2.5L 直6ターボを用意。最もハイパフォーマンスの直6ターボ(VR25グレード)は280馬力を発揮し、5速MTも選べた。ただし見た目に反し走りはトヨタのセダンらしいマイルドなもので、当時は多くのスポーツセダンの影に隠れた存在だった。しかし、ここ最近のネオクラシックブームにより、再び注目を浴びつつある。
中古車価格帯:80万円~400万円
中古車平均価格:240万円(2025年10月3日現在)
発売から時間が経っており、状態のよい車両はかなり少なめ。しかし、ここ最近はネオクラシックブームで、さらにFRのセダンということもあり相場は高騰。発売時の新車価格帯は240万円~337万円だったが、24年経った現在の平均価格はなんと240万円。人気のターボモデルならば400万円前後で取引されている。特に5速MTは高値で販売されることが多いようだ。デザインを楽しむなら手頃な自然吸気モデルをねらうのもあり。
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メーカー:トヨタ/車種:ヴェロッサ/【絞り込み条件】モデル・グレード:110系
No.5【オートザム AZ-1】ガルウイングを採用した小さなスーパーカー
最後に個性的な軽スポーツカーを紹介しよう。それは1992年10月に発売されたオートザム AZ-1。軽自動車ながらも、ミッドシップレイアウトを採用した本格的なシャシーを持ったモデルで、注目なのはエクステリア。ガルウイングドアを採用し、全高はわずか1150mmという低さ。丸型のヘッドライトやリアコンビランプも斬新で、スーパーカーのミニチュアのような佇まいは、スポーツカーファンを大いに沸かせた。エンジンは64馬力を発揮する3気筒ターボ。トランスミッションは5速MTのみで、スポーツカーらしいハンドリングも高評価。同時期のホンダ ビートやスズキ カプチーノと並び、今でも高い人気のモデルである。
中古車価格帯:250万円~300万円
中古車平均価格:267万円(2025年10月3日現在)
発売当時の新車価格は149万8000円だったが、カルト的な人気ゆえ相場は徐々に高騰。現在では中古車平均価格が267万円という高値になっている。かつては100万円以下の物件が豊富にあったが、現在は250万円が最低ライン。コンディションのよい個体は応相談となっており、300万円以上のプライスタグが付けられる可能性がある。本当にほしい人だけが手をだすクルマとなってしまった。
📝 検索条件
メーカー:マツダ/車種:オートザムAZ-1/【絞り込み条件】モデル・グレード:PG系
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みんなのコメント
あと、ヴェロッサのディティールは謎のフロントマスクを除けば、ローバー75の強い影響下にあると思います。イタリア車風を謳いながら、CMソングがキング・クリムゾンというのが象徴的。