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トヨタ新型クラウン クロスオーバー 最新メカ&装備を解説!

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トヨタ新型クラウン クロスオーバー 最新メカ&装備を解説!

車種別・最新情報 [2022.11.05 UP]


トヨタ新型クラウン クロスオーバー 最新メカ&装備を解説!
日本人なら知らぬ者のないトヨタの上級セダンだったクラウンが、度肝を抜く大変革を敢行。
憶測はもう終わり。これが新クラウンの正体だ!

2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーの「10ベストカー」が決定

●文:川島茂夫 ●写真:澤田和久


TOYOTA 新型クラウン クロスオーバー
●発表日:'22年7月15日 ●車両本体価格:435万~640万円


新型クラウン クロスオーバー メカニズム&装備
最新の安全&運転支援や
新開発機能が設定される
 クラウン クロスオーバーは全車ハイブリッド・E-Fourを採用。今回試乗したスプリット式の2.5ℓ以外に2.4ℓターボのパラレル式をベースにしたデュアルブーストハイブリッドを用意。これが上級パワートレーンとなり、スポーティ設定のRS系に搭載する。
 トヨタセーフティセンスは当然最新仕様となり、衝突回避や運転支援の基本機能は全グレードで標準。また、車体下の路面まで表示するパノラミックビューモニターを全車に設定。さらにRSにはスマホによって車外からリモート操作が可能なアドバンストパークを含むトヨタチームメイトがOP設定される。安全&運転支援機能は国産車ではトップクラスだ。
 一般的な利便快適装備が充実しているのはもちろんだが、パワーシート設定が少々気になる。X以外は運転席に標準、RS系及びレザーパッケージでは助手席にも採用されるが、ドラポジのメモリー機能はRS系とレザーパッケージに限定される。乗降時のシート後退機能も同様である。また、スポーツ系のRSは装備面でも最も充実したグレードとなり、乗り換えユーザーはグレードと装備の関係の再確認が必須だ。


電子制御を駆使して走りを構築

■TNGA(GA-K)プラットフォーム

TNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャー)に基づくFFプラットフォームを採用。高出力なeAxleを用いた4WDや後輪操舵のDRSも特徴だ。

■DRS(ダイナミックリアステアリング)

速度域に応じて後輪を逆位相/同位相に操舵。中低速の軽快感や小回り性能(最小回転半径5.4m)、高速域の安定走行をもたらす。

電気式4WDシステムや操舵システムなどを組み込んだリヤサスユニットを新開発した。

■ACA(アクティブコーナリングアシスト)

コーナーで内側のホイールにブレーキを掛けることによって車体を内向させる。コーナリング中のアウト側へのはらみを抑制する。

■高剛性ボディ

結合剛性を高める溶接方法・LSW(レーザースクリューウェルディング)や構造用接着剤を採用。重量を抑えつつ、高い剛性を達成した。

■2.5ℓハイブリッドシステム

シリーズ・パラレル式と呼ばれるようになった、定評のあるTHS II(動力分割機構からスプリット式とも)を改良。バッテリーはバイポーラ型ニッケル水素電池で、従来以上のレスポンスや加速性能を実現している。

■2.5ℓエンジン

RAV4等でもおなじみのダイナミックフォース直4エンジンは動力性能と好燃費を両立。

■2.4ℓデュアルブーストハイブリッドシステム

ターボエンジンとeAxle(モーター、インバーター、トランスアクスル一体型電動駆動モジュール)を組み合わせた、新型クラウンが初搭載となるパワフルなパワートレーン。

■ダイレクトシフト-6AT

コンパクトな6速ユニットは、エンジンとモーターのトルクをきめこまやかに制御する。

■パノラミックビューモニター

周囲の映像を12.3インチHDディスプレイに映す。全車で選択可能で、床下透過表示機能付きだ。

■PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

状況に応じたリスクの先読みを行い、歩行者やカーブ等を認識して操舵や減速を支援。

新型クラウン クロスオーバー 主要装備一覧

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みんなのコメント

16件
  • クラウンクロスオーバーはカムリベースで作ったので価格を抑えることが出来たのだが、これってかつてマークⅡ/マークXがあったころ、クオリスやZIOなどのステーションワゴン/ミニバンでやった手法そのものだよね。
  • クラウンの記事はもうお腹一杯です
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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