アウディが第4世代のA3をベースとする高性能モデルのRS3スポーツバック/RS3セダンを日本で発表。発売は2022年4月下旬に開始。導入を記念したRS3スポーツバック1stエディションをオンラインのみで予約販売
アウディ・ジャパンは2021年11月27日、第4世代のA3をベースとする高性能モデルの新型RS3スポーツバックと新型RS3セダンを発表した。車両価格はRS3スポーツバックが799万円、RS3セダンが818万円の設定で、発売は2022年4月下旬に開始する。また、日本導入を記念したRS3スポーツバック1stエディションをアウディ・ジャパンで初めてオンラインのみで予約販売。車両価格は907万円、販売台数は50台限定で、11月27日から12月13日10時までの期間中にウェブサイトにて応募申し込みを受け付け、最初の抽選は12月15日に実施するという。
「最新モデル試乗」クールと高評価。アウディS3スポーツバックの上質パフォーマンス
改めて新型RS3スポーツバック/RS3セダンの特徴を見ていこう。
今回の全面改良で第3世代に移行する新型RS3スポーツバックと、第2世代となる新型RS3セダンは、エンジンの性能アップやドライブモードの変更、内外装デザインの刷新などを行って、コンパクトセグメントにおけるプレミアムスポーツとしてのキャラクターをいっそう際立たせたことが特徴である。
まずパワーユニットには、進化版2.5 TFSIの2480cc直列5気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンを搭載。最高出力は400ps/5600~7000rpm、最大トルクは500Nm/2250~5600rpmを発生する。トランスミッションには専用セッティングの7速Sトロニック(7速デュアルクラッチトランスミッション)をセット。性能面では0→100km/h加速が3.8秒、最高速度がリミッター制限で250km/h(オプションで280km/hリミッターも選択可)を実現し、さらにニュルブルクリンク北コースのラップレコードはコンパクトクラス最速の7分40秒748を記録した。
駆動機構には従来型と同様にクワトロ(4WD)システムを採用するが、従来のリアアクスルディファレンシャルに代わって、RSトルクスプリッターを新たに標準装備する。電子制御式のマルチプレートクラッチによって左右のドライブシャフトに駆動力を最適配分するトルクスプリットは、より大きな負荷がかかる外側リアホイールの駆動トルクを増加させてアンダーステアを軽減し、俊敏かつ安定したコーナリング性能を具現化した。また、新モードとしてドリフト専用の「RSトルクリア」を設定。このモードを選択すると、トルクスプリッターのトルク配分曲線が専用のセットアップに切り替わる。一方、サーキット専用設計の「RSパフォーマンス」では、RS3に初めてオプション設定されるセミスリックタイヤに合わせて、トルクスプリッターがアンダーおよびオーバーステアを可能な限り抑え込むようにセッティング。極めてダイナミックでスポーティな走りを達成した。
懸架機構については、専用開発のショックアブソーバーとバルブシステムを組み込んだRSスポーツサスペンションを採用。オプションとして、アダプティブダンパーコントロール付きRSスポーツサスペンションプラスも用意する。一方、ホイールキャンバー角も変更し、A3比でフロントが約1度、リアが約0.5度ネガティブ側にキャンバー角を拡大。合わせて、フロントアクスルにはサブフレームやスタビライザーを装着し、さらにリアアクスルは別体式のスプリング/ダンパー、サブフレーム、チューブラースタビライザーバーを備える4リンクタイプで仕立てた。
エクステリアについては、従来モデルよりもいっそうダイナミックで、かつパワフルなスタイリングに仕立てたことが訴求点だ。フロント部はよりワイドになったRSバンパーやハニカムグリルを組み込んだシングルフレーム、大型のエアインテーク、フラットなウェッジシェイプLEDヘッドライトなどによって、印象的なマスクを創出。一方、サイドセクションはエアアウトレットを配したフロントホイールアーチ後方やブラックトリムのロワーサイドシル、拡大したフロントトレッド(従来比+30mm。スポーツバックはリアトレッドも10mm拡大)などでスポーティ感を際立たせる。足もとには10スポークYデザイン19インチアルミホイール(プラチナグレー)+前265/30R19/後245/35R19タイヤを標準で、RSロゴを施した5スポークYデザイン19インチアルミホイール(マットブラック)をオプションで採用した。そしてリアビューは、ディフューザーが統合されたRS専用バンパーに、2 つの大きな楕円形テールパイプを備えたRSエキゾーストシステム、シャープにアレンジしたLEDコンビネーションランプなどを配備して、存在感あふれる後ろ姿を演出する。ボディカラーに関しては、キャラミグリーン/タンゴレッドメタリック/ターボブルー/パイソンイエローメタリック/グレイシアホワイトメタリック/デイトナグレーパールエフェクト/ミストブラックメタリックのほか、Audi exclusiveのスペシャルボディカラーをオプションでラインアップした。
内包するインテリアも、スポーツ性を強調した数多くのRS専用コンポーネントを採用する。まず、12.3インチディスプレイを配したアウディバーチャルコクピットプラスを標準で装備。また、RS専用のシフトインジケーター(マニュアルモードで作動)は、グリーン、イエロー、レッドと色を変えながらレーシングカーのように点滅して、理想的なシフトアップタイミングをドライバーに知らせる。さらに、10.1インチタッチディスプレイにはクーラント温度、エンジン温度、トランスミッションオイル温度、Gメーターを表示。ほかにも、RSモードボタンを配置した3スポークのRSスポーツマルチファンクションレザーステアリングをはじめ、カーボンアトラスのデコラティブパネルやRSロゴのエンボス加工が施されたRSスポーツシートなどを標準で組み込んだ。
最後に、日本導入記念モデルのRS3スポーツバック1stエディションの装備内容を紹介しよう。ベース車は通常モデルのRS3スポーツバックで、エクステリアにはマトリクスLEDヘッドライトダイナミックターンインディケーター(フロント/リア)、ブラックAudi rings&ブラックスタイリングパッケージ、カラードブレーキキャリパー・レッド、パノラマサンルーフ、プライバシーガラス、カーボンエンジンカバーなどを特別装備。インテリアには、アクセントサーフェスマットカーボンアトラス、ファインナッパレザー・ハニカムステッチング、ドライバーズシート/エクステリアミラーメモリー機能、リアシートUSB、Bang&Olufsen 3Dサウンドシステムなどを採用する。さらに、RSスポーツエキゾーストシステムやRSダンピングコントロールサスペンションといった機能装備に加えて、5スポークYデザイン・ブラックグラフィックプリント19インチアルミホイール、RSデザインパッケージエクステンデッドレッド、3ゾーンオートマチックコンディショナーを設定。ボディカラーには、通常モデルには設定のないメタリックカラーのケモラグレーを纏った。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
「財布を忘れて帰ろうとしたら、免許不携帯で捕まりました。今取りに帰るんですよ。私が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「事実でしょ」「非常識」の声も…「うっかり」でも許されない理由とは
高速道路を使わないユーザーには無駄? 「三角表示板」がなぜか標準装備にならないワケ
「ヘッドライトが“まぶしい”んですけど、どうにかならないですか?」 困惑の声多数! あなたの行為「違反」かも? 「ハイビーム」の“落とし穴”とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント