ジャガー・ランドローバーは2016年11月16日、ロサンゼルス・モーターショー2016において、ジャガー初の電気自動車「i-PACE(アイ・ペイス)コンセプト」とランドローバーの新型「DISCOVERY」を発表した。
[編集部からのひと言]
ジャガー・ランドローバーは80%以上の利益を海外への輸出で得ている、英国最大の輸出メーカーのひとつ。急激な電化への施策は必須の条件になってきているのがわかる。
その発表会見でジャガー・ランドローバーのCEOであるラルフ・スペッツ博士は「当社は責任ある企業として、デザイン面におけるリーダシップ、技術革新、そして卓越したエンジニアリングをビジネスの中核に置いています。ジャガーの『I-PACE コンセプト』とランドローバーの新型『DISCOVERY』は、ともに当社の特徴であるブリティッシュ・デザインと創造性に富んだエンジニアリングを兼ね備えており、それぞれのカテゴリーにおいて画期的な存在となるでしょう。私たちは未来に向けて、独自のアプローチで自動運転やコネクティビティ、電気自動車の開発を推し進め、お客様にさらなる選択肢を提供していきます」とのコメントを出している。
具体的にはクリーン・ディーゼルやガソリンエンジン、BEV(バッテリー式電気自動車)、PHEV(プラグイン・ハイブリッド式電気自動車)、MHEV(マイルド・ハイブリッド式電気自動車)のすべてを今後の製品戦略計画に盛り込みつつ、2020年までに今後製造するジャガー・ランドローバーの車両の半分を電化し、ユーザーが選択できるようにする、とのこと。その歩みを進めるためにジャガー・ランドローバーは、過去5年間で電気工学への投資を9900万ポンド(約139億5900万円)から3億100万ポンド(約424億4100万円)へと増額している。
問い合わせ
ジャガーコール TEL0120-050-689
ランドローバーコール TEL0120-18-5568(9:00~18:00、土日祝日を除く)
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