アスファルトに映えるアーバンシックなディオール──夏がくる前に押さえておくべき、2025年のサングラス&アイウェア

シャープなウェリントンタイプを中心に、ストイックで都会的なデザインで仕上げたサングラスを展開。ディオールならではのアイコニックなディテールにも注目したい。

ヒンジのデザインに宿る繊細な意匠

今季のディオールは、丸みのあるシェイプやピンクやベージュなどポップな色味でエレガントかつ高貴なコレクションを作り上げた。サングラスは、シャープでモダンなデザインが多く、装いをピリッと引き締めてくれるデザインが多い印象。注目は、スーツのステッチからインスピレーションを得たヒンジを採用したウェリントンタイプのもの。どんな装いにもマッチしモダンさを加味してくれる。

“DiorBlackSuit” SUNGLASSESスクエアなウェリントンタイプで、「ディオールブラックスーツ」と銘打ったサングラス。ディオールのメンズスーツのステッチディテールを彷彿とさせるヒンジを採用。テンプル部分にはさりげなく“CD”シグネチャーの刻印があしらわれている。スタイリングを選ばず活用できそうなフレームだ。

“DiorOblique” SUNGLASSESシックなブラックとボリュームのあるテンプル部分が特徴的な一本。テンプルにはメゾンを象徴する「ディオール オブリーク」ロゴをシルバートーンのメタルであしらった。レンズはグレーで、センシュアルなイメージを付与。モードな装いに合わせたい逸品だ。

“DiorBlackSuit” BIOACETATE SUNGLASSESボストンフレームに、フロントをメタルのブリッジで繋いだ手の込んだデザイン。フレームはバイオアセテート製で、メタルとのコンビネーションがモダンな洗練を与えている。丸いレンズと、上部の直線的なバーブリッジの対比が美しさを助長している。

“DiorTag” SUNGLASSES細身のクリアフレームにシルバートーンのメタルテンプルを配し、都会的なイメージで仕上げたサングラス。シルバーミラーのレンズがカジュアルな印象をプラス。ストイックなカラーリングゆえ、ジャケット合わせも決まって見える1本だ。

クリスチャン ディオール TEL:0120-02-1947写真・高橋絵里奈　文・オオサワ系、森下隆太　スタイリング・安倍拓志　編集・岩田桂視（GQ）