2024年3月11日(現地時間)、ダイムラーAMGは欧州で新型「メルセデス-AMG E53 ハイブリッド 4マティック+」を発表した。新型EクラスのAMGモデルで、セダンとステーションワゴンに設定される。「メルセデス-AMG E53 4マティック+」は先代Eクラスにも設定されていたが、ベースのフルモデルチェンジに伴いアップデートされただけでなく、パワーユニットも大きく進化している。
待ち望まれていた新型EクラスのAMGモデル
1985年に初代モデルが「ミディアムクラス」として登場したEクラスは、プレミアムセダンの世界的ベンチマークとなっているメルセデス・ベンツの中核モデル。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
2024年1月に日本でも発表された最新型の214シリーズは、初代から数えて6代目にあたるが、デザインを一新するとともにパワートレーンをすべて電動化したことで大きな注目を集めている。
新型Eクラスのボディサイズは全長×全幅×全高=4960×1880×1470mm(E200アバンギャルド・日本仕様)で、ホイールベースを先代より20mm伸ばして2960mmとし、グリーンハウスを後退させた伝統的な「キャブバックワード」フォルムとしている。
日本市場にはセダンとステーションワゴンが同時に導入されたが、パワートレーンは2L直列4気筒ターボ+マイルドハイブリッドの「E200」、2L直列4気筒ディーゼルターボ+マイルドハイブリッドの「E220d」、2L直列4気筒ターボに最高出力129psのモータを組み合わせたプラグインハイブリッドモデルの「E350e」(セダンのみ)の設定)で、ハイパフォーマンスなメルセデス-AMGモデルの登場が待たれていた。
システム最高出力は585ps、0→100km/h加速は3.8秒
今回欧州で発表された「メルセデス-AMG E53 ハイブリッド 4マティック+」は、最高出力330kW(449ps)の3L直列6気筒ターボエンジンに、最高出力120kWの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドユニットを搭載。システム最高出力は430kW(585ps)、最大トルクは750Nmを誇り、0→100km/hの加速タイムは3.8秒、最高速度は280km/h(リミッター)に達する。
先代Eクラスに設定されていた「メルセデス-AMG E53 4マティック+」と比べて、さらにパワーアップ(エンジンで10kW/14ps、モーターは104kW向上)。プラグインハイブリッドとなったこともポイントだ。ちなみに、電気モーターは9速AT「AMG SPEEDSHIFT TCT 9G」のトランスミッションに内蔵され、駆動力はFRモデルのような走りも味わえる「AMG パフォーマンス 4MATIC+」によって4輪に可変トルク配分される。
ラゲッジルームのフロア下に積載されるリチウムイオンバッテリー容量は28.6kWhで、満充電時のEV航続可能距離は100kmを超える。EV走行時の最高速度は140km/hで、普通充電に加えて急速充電にも対応する。
足まわりでは、電子制御式サスペンション「AMG RIDE CONTROL」や後輪操舵システム「アクティブリアアクスルステアリング」、電気回生と油圧ブレーキを効率的に組み合わせた「AMGスポーツブレーキシステム」を搭載する
また新しいAMGドライビングプログラムには、「Comfort」「Sport」「Sport+」「Smoothness」「Individual」の5つのドライブモードに加え、2つのハイブリッド専用モード「Electric」「Battery Hold」が設けられている。
典型的なAMGのドライビングプレジャーを提供
メルセデスAMGのマイケル・シーベCEOは、今回のメルセデス-AMG E53 ハイブリッド 4マティック+発表にあたり、「Eクラスは長年にわたってメルセデス・ベンツの最も人気のあるモデルのひとつであり、新しいE53 ハイブリッド 4マティック+でこれをさらに発展させたいと考えています。このモデルは、優れた応答性、優れたドライビングダイナミクス、スポーティなデザインにより、典型的なAMGドライビングプレジャーを提供します。プラグインハイブリッドとして、E53 ハイブリッドは強力なパフォーマンスと効率性を兼ね備えています。電気走行距離が長いため、日常の移動の多くを電気のみで行うことができます。同時に、このモデルには、完全可変全輪駆動やアクティブリアアクスルステアリングなど標準装備されています。私たちはお客様の高い要求にぴったりの車両を提供します」とコメントしている。
なお、現時点では、4L V8ツインターボエンジンを搭載する「E63 4マティック+」の後継となる新型についてのアナウンスはない。
メルセデス-AMG E53 ハイブリッド 4マティック+ セダン(欧州仕様)主要諸元
●パワートレーン:直6 DOHCターボ+モーター(PHEV)
●エンジン総排気量:2999cc
●エンジン最高出力:330kW(449ps)/5800-6100rpm
●エンジン最大トルク:560Nm/2200-5000rpm
●モーター最高出力:120kW
●モーター最大トルク:480Nm
●システム最高出力:430kW(585ps)
●システム最高出力レーススタートモード:450kW(612ps)
●システム最大トルク:750Nm
●駆動バッテリー容量:28.6kWh
●トランスミッション:9速AT
●最高速:280km/h(リミッター)
●モーターでの最高速:140km/h
●0→100km/h加速:3.8秒
●駆動方式:4WD
[ アルバム : メルセデス-AMG E53 ハイブリッド 4マティック+ はオリジナルサイトでご覧ください ]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
中国人の女が「無免許で衝突事故」して“逃走”… まさかの「バレるので逃げました。」衝撃の発言に「免許与えるな」「簡単に取得できるせい」の声も!? 何が問題なのか
「外国人の大群が家の周りを……」 香川県の小さな島にインバウンド殺到! 町営バス積み残し続出で、地元民もうんざり 是正策はあるのか?
「中古の空母」で保有国の仲間入り!? アジアの大国が白羽の矢を立てた“40年モノ”一体どう使うの?
歴史的一枚撮った!! もがみ型護衛艦に「VLS」初搭載 これで”大幅レベルアップ”する能力とは?
理不尽orしょうがない?「自衛隊パイロットになりたい願望」打ち砕く“制限”とは 米軍は撤廃、日本でも動きが
中国人の女が「無免許で衝突事故」して“逃走”… まさかの「バレるので逃げました。」衝撃の発言に「免許与えるな」「簡単に取得できるせい」の声も!? 何が問題なのか
中国BYD、日本市場に低価格の軽EVを投入へ[新聞ウォッチ]
「普通二種免許」教習時間の“大幅削減”で取りやすく! 運転手不足に対応 大型・中型からも消えた項目が
「ごみ出しに1万5000円」 町内会の退会者に命じられた利用料! 福井地裁の判決が突きつけた“地域崩壊”の危機とは
日産が「新型エルグランド」初公開! 15年ぶり全面刷新でライバル「アルファード」に“反撃”! 元祖「キングオブミニバン」4代目は史上初の「ハイブリッド」搭載で2025年度後半デビューへ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
配達に使う。