■あったらいいな、トランポ……
『もてぎロードレース選手権』第3戦に初挑戦した筆者(伊藤英里)ですが、ふと、パドックを歩きつつトランポ(トランスポーター)ウォッチしていると、やはりと言うべきかワンボックスタイプが多く、とくにトヨタのハイエースが圧倒的多数ということに気が付きました。
「トランポ」づくりのはじめの一歩 ベース車にはどのようなタイプがある?
なかにはバイクが積めるとして発売当初注目を集めたホンダ「N-VAN」などを含む軽自動車もちらほらと見かけましたが、ここでは少数派です。ということで、今回は数あるハイエースの中から、気になる2台を見せていただきました。
■オンもオフも楽しむために
まず見せていただいたのが「NEO STANDARD G310R」クラス参戦ライダー所有のハイエースで、スーパーGLというタイプです。
オンロードだけではなく、オフロードも楽しむというオーナーさんのハイエースは、横幅が少しワイドでルーフも少し高くなっているタイプだとか。ハイエースのカスタムショップでトランポ仕様車を購入したとのこと。
床には絨毯が敷かれ、後部から見て左側にはご家庭でも見られるようなパイプ棚が設置されています。「動かすものはバイクだけにした」と、パイプ棚は固定され、ゴムバンドで置かれた物が散乱しないよう固定にも工夫がなされています。
さらにセカンドシート(後部座席)の天井部にはポールが設置され、レーシングスーツやオフロード用のプロテクターを吊り下げることができるようになっています。
■リフト付きハイエース!
こちらも同じくトヨタのハイエース、スーパーGLです。特長は何と言っても、搭載された電動リフト(!)でバイクの積み降ろしが可能なところでしょう。
積み込みの際はリフトを降ろし、バイクを載せてサイドスタンドをかけ、リフトのボタンを押せば地面と平行のままハイエースの床の高さまで持ち上げます。バイクを降ろすときにはその反対の作業を行います。
一般的にはラダーレールと呼ばれる、主にアルミ製の“渡し板”を使い、荷室の後端部に掛けて地面との坂を作って積み降ろしするものですが、これはなかなかのハイテク装備、作業はかなり楽そうです。
車内にはACコンバーターやエアコンプレッサー、工具、ガソリンの携行缶や予備のタイヤが積まれています。バイクを降ろした状態では、車内は着替える部屋としても使えますね。
オーナーさんがバイクライフを楽しむために、さまざまな装備や工夫、こだわりが込められたトランポには、奥の深い世界を感じさせます。レース参戦や観戦のほかにも、パドックを歩いていろいろなトランポを見せてもらうのも、レースビギナーにとっては興味深いものでした。
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みんなのコメント
その分バイク(レーサー)に金かけろと。
特にフルエキゾーストマフラーは、軽さが違う
通っても同じクラスの車両にバンバン抜かれるから楽しくない
そのうち、移動用のバンを買い、バイクはナンバープレート、ミラー、タンデムステップ、ライト、場合によってはサイドスタンド、を外して軽量化
フルカウルも市販されているライトが使えない状態の軽い物に変え、エンジンの回転数やサスの硬さをコースによって変えてくると、課金の泥沼へようこそ、になる