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ウォーキンショー・アンドレッティ離脱のニック・パーカット、来季MSR移籍で複数年契約を締結/RSC

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ウォーキンショー・アンドレッティ離脱のニック・パーカット、来季MSR移籍で複数年契約を締結/RSC

 シリーズ3冠を誇る王者“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲン(トリプルエイト・レースエンジニアリング/シボレー・カマロZL1)のNASCAR移籍を受け、その確定前夜から移籍市場が活性化していたRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップだが、来季2024年に向けウォーキンショー・アンドレッティ・ユナテッド(WAU)からの離脱を発表していたニック・パーカットが、新たにマット・ストーン・レーシング(MSR)への移籍に合意し、複数年契約を結んだことが発表された。

 衝撃のデビューウインを端緒にNASCAR挑戦を表明したSVGの後任として、同国の初代TCR王者で今季はコカ・コーラ・バイ・エレバスのエントリー名でタイトル争いを演じるウィル・ブラウンが招聘されたことを受け、そのエレバス・モータースポーツは今季MSRにシリーズ初優勝をもたらしたジャック・ルブロークをヘッドハンティングした。

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 今回その空席に滑り込むかたちとなったパーカットは、先週にもチームとの契約更新をアナウンスしていたキャメロン・ヒルと並んで、2024年シーズンを戦うことが決まった。

「2024年と2025年シーズンのスーパーカーに向け、こうしてMSRに加入できることに本当に興奮している。間違いなく、本当に来季は楽しみになりそうだ」と移籍確定の喜びを語ったパーカット。

「僕はマット(・ストーン代表)のチーム運営の方法と、彼がそこに築いている家族的な雰囲気と文化がとても好きなんだ。ワークショップで彼に会って、チームを自分の目で見たときには、僕がここに参加したいと思っていることに気づくのに数分しか掛からなかったよ」

 そう新天地での抱負を述べたパーカットだが、自身にとってこの移籍は、今季からフォード陣営にスイッチしたWAUから、ふたたびGMシボレー(当時はホールデン)陣営へ復帰することも意味する。

「本当にポジティブで待ち切れないが、個人的にもGMファミリーとふたたび連携できるのは素晴らしいことさ。明らかに、それはファミリーとして僕の歴史の大きな部分を占めており、個人的なロードカーへの愛はホールデンのおかげで始まったからね。その旗の下でふたたびドライブできることは本当にクールだよ!」

■ 

 そして今季よりシリーズに導入された“Gen3”規定での“地殻変動”と戦力均衡の推移も、パーカットを楽観的にさせている。

「MSRが新しいGen3規定モデルで達成した成果は、本当に印象的だった。マットと何人かの選手のことをもう少しよく知るようになった今、彼らがなぜそれほど強いのか、そしてどのようにして強いのかがよくわかったような気がする」と続けたパーカット。

「その流れを継続することを楽しみにしているし、チーム自体は今後数年間でいくつかのゴールを決めることができる非常に良い位置にある。僕がその重要な役割を果たし、少しの経験を役立てることができれば、僕らは最前線に向かって前進し続けることができるはずさ」

 2023年の序盤戦にルブロークとともに勝利を収めたチーム代表のマット・ストーンは、このドライバーラインアップ更新が「さらなる成功に繋がることを期待している」と語った。

「ニック(・パーカット)が複数年契約でチームに加わることに興奮している。我々としても2024年に空席を埋めるドライバーを探していたし、レースでの優勝経験が証明されたドライバーを探している状況だったからね」

「レースで何度も勝利を収めただけでなく、バ​​サーストをも制覇し、BJR(ブラッド・ジョーンズ・レーシング)時代にこれほど安定したチャンピオンシップ成績を残したドライバーと契約できるのはエキサイティングだ」とパーカットに期待を寄せるストーン代表。

「バサースト1000はMSRのリストの最上位にある明確な目標だ。今季初めにダーウィンで初勝利を収めた後、来季ニックのような選手が加わることは、チームにとってまた大きなステップアップとなる」

「力を合わせて結果を出せることを楽しみにしているし、チームメイトのキャメロン・ヒルとは今後2シーズンにわたって強力なコンビとなるだろう」

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