プジョーの7シーターSUV、5008がビッグマイナーチェンジ。内外装を一新して先進安全性能を充実

2021年1月27日、グループPSAジャパンはプジョーブランドの7シーターSUV、5008のビッグマイナーチェンジを発表。従来プジョーのSUVモデルのモデル名は「SUV 5008」のようになっていたが、新世代デザインの顔つきに変わった新5008の登場を機に、今後はSUV表記がなくなる。

プジョー 5008の全グレードでシートを大幅に刷新
SUVでありながら7シーターで、ミニバンライクな使いかたもできると人気のプジョーSUV5008にビッグマイナーチェンジが行われた。ちなみに、これを機にプジョーSUVモデルラインアップの名称からSUVの文字が消え、「SUV 5008」は「5008」となることになった。

新生5008でまず目に付くのが、独創的なフェイスデザインだ。これまでも十分独創的だったが、それがいたって普通に見えてしまう。

フレームレスのグリルに、一体感を持ったヘッドライトとバンパーのデザイン。そして、プジョーのデザインコードであるセイバー（サーベル）と呼ばれる牙状のLEDデイタイムライトとが、新たなプジョーの世界観を創り出している。

ヘッドライトはGTがフルLEDとなり、リアフォグランプ点灯時に光度、角度を自動調整するフォグモードを備えるとともに、ヘッドライトユニット内側にスタティックコーナリングライトを内蔵。夜間のドライブの安全性の向上が図られている。

リアビューを印象付ける3つの赤いLEDとからなる3D LEDリアコンビランプには、ウインカー点灯時に光が流れるシーケンシャルインジケーターが採り入れられ、視認性が高められている。ちなみに、3つの赤いLEDリアコンビランプは、ライオンの爪あとから着想を得たという。

フラッグシップの508と同等のADASが装備される
プジョーのデザインコードを代表するi－コクピットを中心とするインテリアは従来通りだが、シートが全グレードで大幅に刷新された。キーワードは、「フランス車に期待されるあたりの柔らかさ、疲労の少なさ、快適性をさらに向上」。

GT（ディーゼルおよびガソリン）では、アルカンターラ＆テップレザーのダークグレー基調の表皮を使用。フロントシートヒーターや運転席メモリー付きパワーシートなどの快適装備が用意されている。

アリュール ブルーHDiおよびアリュールには、ファブリック＆テップレザーのダークグレー基調の表皮が使用される。GTに設定されるレザーパッケージオプションでは、人気のナッパレザーシートを継続するとともに、新たにウッドパネルにオープンポア（木材の持つ自然な導管の質感を生かした仕上げ）のダークライムウッド（アオイ科の樹木で日本ではシナノキに近似）が加わる。

ADAS（先進運転支援システム）も注目もポイントだ。「アクティブセーフティブレーキ」や「アクティブクルーズコントロール（ストップ＆ゴー機能付き）」、「レーンポジショニングアシスト」、「レーンキープアシスト」、「アクティブブラインドスポットモニターシステム」、「インテリジェントハイビーム」など、プジョーのフラッグシップモデル508と同等のADASが標準で装備される。

ボディカラーは、パールホワイト、メタリックコッパー、プラチナグレー、ペルラネラブラック、セレブスブルーの全5色の展開となる。

プジョー 5008　ラインアップ
・アリュール ブルーHDi：460万円（2L直4ディーゼルターボ＜177ps／400Nm＞＋8速AT）
・GT：467万2000円（1.6L直4ターボ＜180ps／250Nm＞＋8速AT）
・GTブルーHDi：501万6000円（2L直4ディーゼルターボ＜177ps／400Nm＞＋8速AT）

プジョー5008 アリュール GT／GTブルーHDi　主要装備
LEDヘッドライト
プジョー i－コクピット
電動パーキングブレーキ
ブラックダイヤモンドルーフ
パドルシフト
プジョー ミラースクリーン
ファブリック＆テップレザーシート
フルLEDヘッドライト
スポーティフロントグリル
18インチアロイホイール「LOS ANGELS」
ブラックルーフライニング
クロームエキゾーストエンド＆サイドウインドウモール
クロームサイドウインドウモール
アドバンスドグリップコントロール
電動パワーシート＆フロントシートヒーター
アルカンタラ＆テップレザーシート（ダークグレー）

[ アルバム : プジョー5008 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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東京だけど、一度も見たことないよこれ！