レクサスの「和製スーパーマシン」！ 600馬力超えエンジン＆全長5mボディ採用！ 「後輪駆動」でめちゃ楽しそうな「LF-LC GT VGT」とは

■600馬力超えの爆速マシン！

　ソニーが展開するレースゲームシリーズ「グランツーリスモ」には、世界各国の自動車メーカーと協力して作成されたレーシングカーシリーズがあります。それが「ビジョン グランツーリスモ」です。

　今回紹介するレーシングカーは、レクサス「LF-LC GT “Vision Gran Turismo”」です。

　レーシングシミュレーションゲームのグランツーリスモ最新作は2022年に登場した「グランツーリスモ7」。直近では、2023年には実写版の映画にもなっています。

　そんなグランツーリスモに登場する架空のレーシングカーシリーズがビジョン グランツーリスモ。今回紹介するのは、レクサス協力のもと作られたLF-LC GT “Vision Gran Turismo”です。

　ベースとなったのはレクサスのコンセプトカー「LF-LC」。2012年のデトロイトショーで発表されたラグジュアリークーペです。

　ボディサイズは全長5040mm×全幅2103mm×全高1216mm。

　外観に目を向けると、レクサスらしいスピンドルグリルを備えたフロントフェイスや肉厚なボンネット、それに巨大なリアウィング、迫力あるワイドボディなどが印象的です。

　また、後部のテールランプはジェット機のアフターバーナーからインスパイアされているといいます。

　パワートレインの最大出力は621馬力、最大トルクは47kgf-m。駆動方式はFRを採用しています。車両重量は1075キロです。

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　LF-LC GT “Vision Gran Turismo”のベースになったLF-LCは、その後レクサス「LC」のモチーフとなりました。それだけに本車とLCには、かなり「近しい」印象があります。

　また、LCはその後SUPER GTにも参戦しています。このグランツーリスモもスーパーGTやニュルブルクリンク24時間レースの参戦を想定した開発がされており、LCに対するレクサスの意識がうかがえます。