現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > レクサスISの高性能バージョン「IS 500 Fスポーツ パフォーマンス」が北米でデビュー

ここから本文です

レクサスISの高性能バージョン「IS 500 Fスポーツ パフォーマンス」が北米でデビュー

掲載 更新 22
レクサスISの高性能バージョン「IS 500 Fスポーツ パフォーマンス」が北米でデビュー

レクサスが5リットルV8エンジンを搭載した「IS 500 Fスポーツ パフォーマンス」を北米で発表。2022年モデルとして本年第3四半期に発売予定。日本仕様の設定は現時点で未定

 トヨタ自動車が展開する高級車ブランドのレクサスの北米部門は2021年2月22日、コンパクトFRスポーツセダン「IS」の高性能モデルとなる「IS 500 Fスポーツ パフォーマンス(IS 500 F SPORT Performance)」を世界初公開した。北米市場では2022年モデルとして本年第3四半期の発売を予定する。

「最新モデル試乗」ぐっとダイナミックに大変身したレクサスIS。刷新された中身の本気度はどのくらいなのか

 レクサスISは2020年11月に大がかりな商品改良を実施。内外装デザインの刷新や機能装備のバージョンアップのほか、あらゆる走行シーンで減速、操舵、加速がシームレスに繋がる気持ちよさなどドライバーの意図に忠実でリニアな応答の追求、すなわち“Lexus Driving Signature”をより高い次元に昇華させている。
 今回発表されたIS 500 Fスポーツ パフォーマンスは、従来設定していた「IS F」の実質的な後継を担うことが予想される現行ISの高性能バージョンで、パワーユニットには改良版の自然吸気5リットルV型8気筒DOHCエンジンを搭載。排気システムには左右4本出しのクワッドエキゾーストシステムを組み合わせ、最高出力は472hp/7100rpm、最大トルクは395lb.ft.(54.6kg・m)/4800rpmを発生する。トランスミッションには専用セッティングの8速スポーツダイレクトシフトATを採用して後輪を駆動。ドライブモードとしてはSport SとSport S+を設定し、エンジンとトランスミッションのマッピングをそれぞれ最適化してパフォーマンスを向上させる。また、パワートレイン(Normal/Eco/Power)やシャシー(Normal/Sport)、エアコン(Normal/Eco)をユーザーの好みに合わせて調整できるカスタムモードも用意した。性能面では、0→60mph(約97km/h)加速が4.5秒、ハイウェイモード燃費が24mpg(約10.2km/l)を実現している。

 シャシー面に関しては、ダイナミックハンドリングパッケージ(DHP)やアダプティブバリアブルサスペンション(AVS)、そしてヤマハが開発したリアパフォーマンスダンパーを装備。駆動系にはトルセン式リミテッドスリップディファレンシャル(LSD)を組み込む。また、制動機構には前Φ14.0インチ/後Φ12.7インチの大径ローターを装着し、同時に冷却性能もレベルアップさせた。

 エクステリアについては、5リットルV8エンジンを搭載するためにボンネットを50mmほど高めたうえで、中央部のキャラクターラインを強調したことが特徴。また、専用デザインのバンパーやワイド化されたフェンダー、ダーククローム仕上げのウィンドウトリム、4本出しエキゾーストエンドを強調するディフューザー、ブラック塗装のリップスポイラーなども装備する。一方、足もとには軽量タイプのエンケイ製19インチアロイホイールを採用。標準モデル用の19インチアロイホイールと比べて、フロントで1ポンド(約454g)、リアで2ポンド(約907g)の軽量化を成し遂げた。

 内包するインテリアは、F SPORT Performanceバッジを配した本革巻きステアリングホイールやドアシルのスカッフプレート、F SPORTペダルなどを標準装備。また、コンビネーションメーターにはIS500専用の起動時アニメーションを採用する。フロントシートにはレザー表皮のバケットタイプを装着した。一方、先進安全運転支援システムについては、最新バージョンのLexus Safety System+2.5を設定。単眼カメラとミリ波レーダーの性能を強化し、各種機能での反応範囲を拡大している。

こんな記事も読まれています

昭和世代じゃなくてもグッとくる!?  ちょい[イケてるクルマ]にまつわる言葉8選
昭和世代じゃなくてもグッとくる!?  ちょい[イケてるクルマ]にまつわる言葉8選
ベストカーWeb
新型エルグランド大胆妄想!! アルファードに勝つために必要な性能と価格とは?
新型エルグランド大胆妄想!! アルファードに勝つために必要な性能と価格とは?
ベストカーWeb
なぜ「SLS AMG」は比類なきスポーツカーだったのか? メルセデス・ベンツとAMGが注いだコスト度外視の革新的技術とは
なぜ「SLS AMG」は比類なきスポーツカーだったのか? メルセデス・ベンツとAMGが注いだコスト度外視の革新的技術とは
Auto Messe Web
MotoGPスペインGPプラクティス|王者バニャイヤ、レコード更新し初日最速。マルク・マルケス3番手
MotoGPスペインGPプラクティス|王者バニャイヤ、レコード更新し初日最速。マルク・マルケス3番手
motorsport.com 日本版
トヨタ・ランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズが発売。特別仕様車のZX“First Edition”とVX“First Edition”も設定
トヨタ・ランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズが発売。特別仕様車のZX“First Edition”とVX“First Edition”も設定
カー・アンド・ドライバー
ボルボ「XC40」仕様変更&プレミアムな装備を採用した特別限定車を発売
ボルボ「XC40」仕様変更&プレミアムな装備を採用した特別限定車を発売
グーネット
日産 新エネルギー車のコンセプトカー4車種をお披露目 北京モーターショー【動画あり】
日産 新エネルギー車のコンセプトカー4車種をお披露目 北京モーターショー【動画あり】
グーネット
ホンダ 新EVシリーズ第2弾 新型「e:NP2」「e:NS2」発表 北京モーターショー
ホンダ 新EVシリーズ第2弾 新型「e:NP2」「e:NS2」発表 北京モーターショー
グーネット
エンジン版と共有部品ナシ! ポルシェ・マカン・エレクトリックへ試乗 ちゃんと「らしい」 航続500km以上
エンジン版と共有部品ナシ! ポルシェ・マカン・エレクトリックへ試乗 ちゃんと「らしい」 航続500km以上
AUTOCAR JAPAN
3時間で争われるスーパーGT第2戦富士の持ち込みタイヤ数と義務ピット回数が発表。モラルハザードは1名が適用
3時間で争われるスーパーGT第2戦富士の持ち込みタイヤ数と義務ピット回数が発表。モラルハザードは1名が適用
AUTOSPORT web
F1、2025年に向けてポイントシステム変更を検討。12位まで対象を拡大か
F1、2025年に向けてポイントシステム変更を検討。12位まで対象を拡大か
AUTOSPORT web
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
くるまのニュース
急拡大! BYDの高級車ブランド「方程豹」 無骨SUV&華麗スポーツカー発表
急拡大! BYDの高級車ブランド「方程豹」 無骨SUV&華麗スポーツカー発表
AUTOCAR JAPAN
約20年ぶりのBTCCフル参戦に臨む元世界王者ロブ・ハフ「カローラはかなり快適だ。でも忙しいね!」
約20年ぶりのBTCCフル参戦に臨む元世界王者ロブ・ハフ「カローラはかなり快適だ。でも忙しいね!」
AUTOSPORT web
アウディの電動SUV『Q6 e-tron』に105mm長い「L」
アウディの電動SUV『Q6 e-tron』に105mm長い「L」
レスポンス
においを出すSUVだと…? ホンダの新SUVは至れり尽くせり? 中国でEV攻勢へ
においを出すSUVだと…? ホンダの新SUVは至れり尽くせり? 中国でEV攻勢へ
乗りものニュース
「市販します」トヨタのEV“bZ”シリーズ新型2車種 Z世代向け&ファミリー向け スタイルはっきり分ける
「市販します」トヨタのEV“bZ”シリーズ新型2車種 Z世代向け&ファミリー向け スタイルはっきり分ける
乗りものニュース
三菱「新型“精悍”コンパクトSUV」発表! 斬新マスクがカッコイイ! 新型「ASX」マイチェン版 欧州で発売へ
三菱「新型“精悍”コンパクトSUV」発表! 斬新マスクがカッコイイ! 新型「ASX」マイチェン版 欧州で発売へ
くるまのニュース

みんなのコメント

22件
  • 外装はリアフェンダー前の不要なプレスラインがいまいち。内装も、最新の欧州勢の内装見てると、時代遅れでいまいち。でもこういうクルマ作ってくれる心意気は素敵。やっぱFRだ、パワーが大事だ、車は信頼性だ、というそこの住人のあなた、買ってあげて下さい。
  • しいて言えば6MTが無いのが唯一残念なところ。
    シフトノブから伝わる感覚って8ATでは感じられないから。あの振動と言うか、シフトが決まった瞬間の独特な快感はMTでしか味わえない。
    8ATはスムーズ過ぎるし、操ってる感覚が希薄。
    せっかくの自然吸気、6MTで味合わないともったいない。
    …が出ても買える身分では無いのが一番の残念なところ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

833.11050.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

139.9335.0万円

中古車を検索
IS Fの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

833.11050.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

139.9335.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村