もくじ
ー WLTP施行の影響大
ー VWが苦戦 ヴォグゾール台頭
VWに大打撃 WLTP導入、コスト1300億円以上 新燃費/排ガス基準で
WLTP施行の影響大
欧州自動車市場はこの9月、ここ10年間で最大の落ち込みを見せた。WLTP導入の影響によるものと見られ、前年同月比で23.4%の売り上げ減少だ。
JATOによれば、先月欧州全体で112万台が登録されている。これは2017年9月よりも34万3000台少ない。厳しいWLTPテストの導入により、以前から販売されている車両の57%のみが適合しているとのことだ。
9月1日のWLTP施行前に売り切ろうというメーカーの思惑により、8月の売り上げは昨年よりも2.3%増加していた。
JATOのアナリスト、フェリペ・ムノズによれば、この研究結果はWLTP適合車両数と登録台数の間に密接な関係があることを示しているという。「市場に流通する車両の大部分が新規制に適合できていないことから、引き続きその動向を調査します」とのことだ。
「最大の疑問はこの低迷がいつまで続くかということです。これはメーカーが新規制にどれだけ早く適合できるかにかかっているでしょう」
VWが苦戦 ヴォグゾール台頭
フォルクスワーゲングループは特にこの新規性対応に追われており、結果的にPSAグループが欧州での販売台数1位となっている。VWグループが欧州での販売ランキングに載らないのはほぼ8年ぶりのことだ。
ヴォグゾールやオペルは好調であった。8万920台という登録台数は昨年同月比で12%の減少だが、それでも8万813台のフォードを抑えて欧州1位となっている。これに対しフォルクスワーゲンは53%減少して7万4469台となった。アウディも苦戦し、60%の減少となった。
フォルクスワーゲン・ゴルフは2017年3月以降毎月欧州ベストセラーであったが、先月は71%の落ち込みを見せ1万4968台となった。ヴォグゾール・コルサが代わってマーケットリーダーとなり、2万4752台が登録された。
フォード・フィエスタも好調で、20%増加して2万2478台となり、欧州のセールスチャートで2位となった。
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