■「インテグラ」復活でこれまで以上にカッコ良く進化した!
ホンダが海外で展開する高級ブランドに「アキュラ」がありますが、同ブランドの5ドアハッチバックセダンとして「インテグラ」が復活することになり、2021年11月11日(現地時間)に新型モデル(プロトタイプ)がアメリカで世界公開されました。
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2007年の生産終了から15年ぶりに復活するインテグラですが、ユーザーはどう感じたのでしょうか。SNSでアンケートを実施しました。
「新型インテグラのデザインについてどう思いますか?」という質問では、「とても良い」が38.9%、「まあまあ良い」が33.3%、「それほど良いと思わない」が14.1%、「まったく良いと思わない」が13.7%と、7割以上の回答者が好印象を抱いています。
良いと回答した人の意見として、「スパルタンな雰囲気」「高級感があり、また流線形がとても美しいと感じた」「フロントはアキュラのデザインだが、リアに歴代インテグラの面影を感じる」など、ラグジュアリーでスポーティなスタイルが好評のようです。
一方、「インテグラらしくない。ヘッドライトのデザインを変えるとかしないとただのシビックに見える」「また同じようなデザイン」など、過去のインテグラとは大きく印象を変えたデザインが評価を分けているとのコメントもありました。
また、多くの回答者が指摘したのがホンダ「レジェンド」に似ているということです。
かつてアキュラのフラッグシップセダンだった「RLX」は北米版のレジェンドといえる存在で、両車はアキュラのフロントグリル「ダイヤモンドペンタゴン」を採用しています。
そして新型インテグラも同様のフロントグリルを持つことから、レジェンドと似たデザインになったように見えるという訳です。
次に、「日本導入については明らかになっていませんが、もし発売されたら購入したいと思いますか?」という質問では、「購入したい」が47.2%、「購入したいと思わない」が52.8%と、ほぼ同数でした。
購入したいと回答した人からは「インテグラという名前とデザインに惹かれた」「セダンのなかで1位を争うプロポーションだと思う」「新型シビックと基本は同じになるとは思うが、さらに大きなブレーキが装備されていたり6速MTの設定があったりと走りの良さを予感させる」などという意見が聞かれ、デザインの良さと6速MT搭載という点に魅力を感じるという意見があがっています。
また、セダンボディではなく「クーペがあったら」「3ドアハッチバックが設定されるならぜひ購入したい」といった声もあるなど、かつてのインテグラの人気が健在なことがうかがえます。
新型インテグラについて気になることとしてあげられたのは、「シビックとのすみ分け」という点です。
2021年にフルモデルチェンジして11代目となったシビックですが、日本ではハッチバックのみが導入されましたが、北米ではセダンボディも存在。
そして、新型シビックと新型インテグラはどちらも1.5リッターターボエンジンを搭載しており、両車がどのような違いを打ち出すのかも注目されます。
※ ※ ※
インテグラといえば、マイケル.J.フォックスがCMに出演した「かっこインテグラ」(1989年に登場した2代目)を思い出すという人もいました。
また、「初めてのクルマがインテグラだったので、技術も進歩したこの世の中でもう一度新しいインテグラと対面したい」という回答者もいるなど、いまでもインテグラに思い入れがある人は多いようです。
現代風の最先端モデルに生まれ変わった新型インテグラですが、北米での価格は3万ドル前後(約340万円前後)に設定され、2022年前半に発売される予定となっています。
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