12月のミニバン市場、好調だったアルファードも大幅減で軒並み前月比マイナス

12月のミニバン市場は計4万2500台が登録され、登録車の合計に対するシェアは23.3％と前月に比べて1.8ポイント縮小した。販売上位を占めるトヨタ車やホンダ車も1-2割ほど台数を減らしている。販売をけん引する目立った新型車がなかったことが、シェアの低下に繋がった。

首位は7962台を登録した「トヨタ アルファード」。前月から21.2％登録を減らしつつも、2位以下に1800台以上の差をつけ、8ヶ月連続で首位の座を守った。背景には全店全車種販売後に「ヴェルファイア」の台数が大幅に減少し、需要がアルファードに集中しているという事情があるが、価格帯が352万円からの高級ミニバンが首位に君臨するというのは特筆に値するだろう。

2位は「トヨタ シエンタ」。現行モデルのデビューから4年半が経過したが、マイナーチェンジを含む販売のテコ入れにより、人気を保っている。

3位「トヨタ ヴォクシー」は、コンスタントにTOP5入りを果たしており、セールスは堅調。ちなみに兄弟車の「ノア」はTOP5からは外れたが、6位につけている。

4位は「ホンダ フリード」。6月から10月にかけてはシエンタを上回るセールスを達成していたが、過去2ヶ月はライバルの後塵を拝すことに。ライバルとの約600台差を詰めることができるか次月以降の動向に注目だ。

5位は「日産 セレナ」。セレナは8月に一部改良を実施し台数を伸ばしたものの、10月と11月は後退していた。だが12月は前月比17.6％増と大きく伸張し、3ヶ月ぶりにTOP5入を果たした。

Comments

ヴェルファイアハイブリッドを購入した時に全方向カメラ付きのメーカーナビを装着しましたが６０万位しました。
某軽自動車メーカーでは１２万位で装着できることを知りショックでしたね。
最近の車はカーナビ、バックカメラ、ETCやらで見積額がドンと高くなります。
似たよな部品なので同じ位の額になりませんかね。

前月比でマイナスって当たり前なんだけど。
暮れの忙しい時期に買うなんて人は少ないからな。