2024年ダカールラリーのステージ2(アル・ヘナキヤ-アル・ドゥワディミ間:464km)が行なわれた。ステージ優勝を飾ったのは、アウディのステファン・ペテランセルだった。
ダカールラリー優勝14回を誇る伝説的存在のペテランセルは、今回が35回目の出場。しかしステージ1では相次ぐパンクに見舞われる苦しいスタートとなり、トップとは早くも30分の差がついてしまっていた。
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ただステージ2は石の数が少なかったこともあってか、ペテランセルは順調に走行し、41km地点での最初のチェックポイントで首位に立った。その後はヤジード・アル-ラジ(オーバードライブ)やセス・キンテロ(トヨタ)がトップに立つ場面もあったが、続くチェックポイントでペテランセルが再びリードを奪い返した。
ペテランセルはステージ後半、セバスチャン・ローブ(BAHRAIN RAID XTREME)にプレッシャーをかけられ、342km地点ではその差が5秒まで縮まった。しかしペテランセルは最終的に29秒の差をローブにつけ、2022年以来となるステージ優勝を飾った。これにより総合順位も、トップから13分差の9番手まで盛り返している。
ローブは最後の100kmのペースでペテランセルに及ばなかった形だが、それでも3位のキンテロに3分近い差をつけた。4位は2022年、2023年のダカールラリー覇者で今年はプロドライブのマシンを駆り、自チームでエントリーしているナッサー・アル-アティヤ(ナッサーレーシング)で、5位は地元の人気選手、アル-ラジだった。
その他の選手に目を向けると、プロローグでトップだったマティアス・エクストローム(アウディ)はステージ7位。アウディ勢ではペテランセルに次ぐ順位だ。またステージ1を制して前日まで総合首位につけていたギヨーム・ド・メビウス(オーバードライブ)はステージ2でライバルに対して20分以上遅れて19位。総合順位も落とす形となった。
代わって総合首位となったのが、カルロス・サインツSr.(アウディ)。ステージ2は8位だったが、オーバードライブ・トヨタのアル-ラジに1分51秒の差をつけて総合トップにつけた。3番手にはプロドライブのローブ、4番手にはトヨタのキンテロが続き、ド・メビウスは5番手となった。
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