富士通 スマート工場でローカル５Ｇ検証システム構築

　富士通と富士通ネットワークソリューションズ（志真哲夫社長、横浜市西区）は、ケーブルメディアワイワイ（濱井研史社長、宮崎県延岡市）が、スマート工場の実現および地域課題解決の実証実験で活用するローカル５Ｇ検証システムを構築すると発表した。１０月から稼働を開始する。

　ケーブルメディアワイワイにコア設備、実証実験先にエッジコア設備とローカル５Ｇ基地局を設置する。本検証システムを工場や農地に展開することで、別途準備するカメラや各種センサーなどを組み合わせ、高精細映像のリアルタイム伝送による遠隔監視やセンシング、リモート作業支援などを検証する。

　３社は今後、各種実証実験で得られた知見をもとに、スマート工場やスマート農場、防災減災、地域振興など、地域が抱える課題解決に取り組む。